剪定の時にでる枝…
捨てちゃうのは、もったいないなと思ったことは
ありませんか??
それ、挿し木にできるんですよ!
しかも、とっても簡単なんです!
この機会にぜひチャレンジして下さい。
(ちなみに我が家でも成功し、すくすく成長しています。)
目次
ガジュマルの挿し木:時期
!5月がベストシーズン!
ガジュマルはとても丈夫な植物なので、
4月~9月の間なら、いつでもOK。
ですが、
一番活発に成長する時期は5月なので、
ベストシーズンとなるわけです。
剪定のベストシーズンも、
5月なので一石二鳥ですね。
ガジュマルの挿し木:方法
今回は、
我が家で成功率100%の挿し木方法を
ご紹介していきます!
方法1.挿し穂を用意する
①剪定したあとの枝の
下の葉を取り除いておく。
②白い樹液は、
水でよく洗い流しておく。
こんなやり方も…
・挿し穂の長さは、
先端から10cmの長さにする。
・葉を全て半分に切っておく。
※余計な水分・栄養分を使わないため。
しかし、
これを守らなくても全然OKです。
「やったらもっと良い」くらいに
思っておいて下さい!
方法2.水につけて発根を待つ
①容器に少し多めに水を入れ、
挿し穂を入れる
②日向は避けて、
室内・屋外の明るい場所に置く。
→日向だと、
水がお湯になり成長を妨げるからです。
③2日に1回は新しい水に変える。
容器と茎がヌメヌメしていたら
洗うことも忘れずに。
発根するまでの期間は、
おおよそ、1週間~1カ月です。
個体差があるので、焦らず待ちましょう!
ちなみに、こんな方法も…
・根が出るまで、栄養分の少ない土に
挿して発根させる。
→根を生やすの時は、栄養分の少ない土。
根が生えてからは、栄養のある土。
栄養分の少ない土が家にない人は、
ぜひ、水での挿し木にチャレンジして下さいね。
方法3.土に植える
①挿し穂の大きさにあった鉢を
用意する。
→あまり大きすぎると、
入る土の量が多すぎて乾ききらず、
根腐れの原因になるため注意します。
②観葉植物の土を入れる。
→自分で配合する時は、
培養土 4:赤玉土 3:鹿沼土 3
がオススメです!
③割りばしや指で、
あらかじめ穴をあけて、挿し穂を植えつける。
→穴をあけないと、
せっかく生やした根が
折れてしまうので注意します。
④お水を与えて、
屋外の半日陰→日向…
という順に段々と太陽に慣れさせる。
→急に日向に移すと、
太陽に慣れていないため、
葉が焼けて枯れてしまいます。
徐々に慣れさせていくことが大事です。
こんな方法も…
・根がしっかり付くまでは、
日陰で管理する。
株へのダメージを少なくするために、
このような管理方法をする場合もあります。
しかし、
発根まで1カ月+根付くまで1カ月
太陽に当たっていないと、日に慣らすのが
やや大変になります。
今回初めて挿し木を行う人は、
来年試してみるといいかもしれませんね。
気根を太くする方法
気根を太くしたいなら、種から育てる!
挿し木から育てると…
気根が太くなるまでは相当の年月が
かかります。
種子から育てると…
フィカス系の植物(ガジュマル)は、
ぷっくりとした幹に育つ特徴があります。
盆栽にされているガジュマルは、
ほとんどが種から育てられたものです。
しかし、種から育てることは難易度が
やや高めだと言われていますが、
経験者に聞いたところ、簡単なんだそうです!
気根:挿し木編
挿し木の株からも、気根はでます!
「挿し木の株からは気根がでない」
という証言も耳にしますが…
我が家の挿し木したガジュマルは、
1年で30cm弱成長し、
沢山の気根が出ているので安心して下さい。
<気根を育てる方法>
・毎朝霧吹きをかける!
→ガジュマルは空気中の湿気が
好物なので、気根も良く育ち
ます。
気温が下がる夜よりも、
午前中に与える方が効果が
あるように思います。
・太陽に良くあてる
→ガジュマルは日光が好物なので、
春~秋に良く日に当てると丈夫
な株になり、気根も成長します。
気根:種編
種は知人や花屋や園芸店でもらう!?
上の写真はガジュマルの実です。
この中に、花があり、種ができます。
この実がはじけることはないため、
花を拝見することはできません…。
ガジュマルの花は、
1mほどに成長した株に良く見られます。
花を見つけたら、持ち主に2・3粒
頂けないかと聞いてみてはいかがでしょうか?
稀にネットで販売されていることもありますよ!
<ガジュマルの種まき>
・5月~7月までに行いましょう!
①赤くなった実を割り、
指でこすって種を取り出す。
→大きさは米粒半分程です。
②水につけて、
軽くこすって洗う。
③赤玉土など、栄養分の少ない土に
パラパラとまく。
④土はかぶせずに、
ジョロなどで優しく水やりをする。
→発芽までは鉢皿に水をためて、
土が乾かないようにすると良いです。
また、湿度が高くなければ、
ラップなどをかけて加湿状態に
してあげると良いです。
⑤日陰で管理し、
1週間~1カ月程度で発芽したら、
明るい日陰に移動する。
→発芽直後に日に当てると、
日差しに耐えられずに葉焼けを
おこして、枯れてしまいます。
⑥土を根元に寄せる。
→この作業をすること
⑦ややしっかりとした葉がでてきたら
観葉植物用の土で植え替えをし、
徐々に太陽に当てていく。
→発芽後は、栄養分を必要とするため、
栄養分のある土に植え替える必要が
あるのです。
ガジュマルは日光が好きなので、
半日陰…日向と徐々に日に慣らして
あげましょう。
1年ほどで、幹の元がぷっくりとしてきたことを
確認できますよ!
まとめ
★挿し木も種まきも5月がベストシーズン!
☆挿し穂は樹液を必ず洗う!
★根を生やすのは、水か栄養分の少ない土!
☆根が生えたら、観葉植物の土に植え替える!
★気根を太くするなら種から育てる!
☆空気中の湿度を高くすると、気根が良く育つ!