アベリアの花言葉!剪定時期や方法、種類・品種は?

アベリア白花

アベリアは白やピンクの小さくて可愛いお花を咲かせます。

可愛くて、清楚な雰囲気のお花とは違い、とても強くて育てやすい低木です。

その強さから、道路沿いや公園などによく植えられていますね。

そんな可愛いお花を咲かせるアベリアの花言葉はどんなものがあるのでしょう。

贈り物に向くお花なんでしょうか?

では、アベリアの花言葉を見てみましょう。

アベリアの花言葉

アベリア白花

アベリアの花言葉は7つ。

ひとつずつ詳しく見てみましょう。

強運

強運の花言葉は、アベリアが旺盛に成長することから生まれた言葉。性質が強いところからきたのですね。

強運とは、文字通り強い運勢、運勢が強いこと。

強運の人に、また強運を願ってこのお花を贈ると喜ばれますよ。

謙虚

謙虚という花言葉は、アベリアが花より葉の方が多く目立つ場合が多いことから生まれました。アベリアのお花がとても小さくて目立たないところからきたのですね。

謙虚とは、つつましく控えめなこと。

控えめな方へのプレゼントにぴったりですね。

謙譲

謙譲という花言葉は、謙虚と同じように控えめな花姿から生まれました。

謙譲とは、へりくだり譲ること。控えめであること。

気品

気品という花言葉は、アベリアの上品な花姿から生まれたのでしょう。

気品とは、どことなく感じられる上品で気高い趣のこと。

上品で気品の溢れる方へのプレゼントにどうぞ。

親しみ

親しみという花言葉は、アベリアがとても強い性質ということで、
公園や道沿いなど、とても身近なところに植わっていることから生まれたのでしょう。

親しみとは、親近感。親しむ気持ちのこと。

優美

優美という花言葉は、気品と同じようにアベリアの花姿が、とても優雅で美しいというところから生まれたのでしょう。

優美とは、上品で美しいこと。しとやかで美しいこと。

上品で美しい方へ贈りましょう。花言葉も忘れずに。

恋多き人生

恋多き人生という花言葉は、アベリアの清楚さからはちょっと想像できないのですが、
たくさんの花を咲かせることから生まれたのではと思われます。

この花言葉は、使わない方がよいですね。
誤解されないように、花言葉のメッセージを添えましょう。

アベリアの花はどんなお花?

アジア、メキシコに約30種類が分布しています。

  • 学名:Abelia.spp
  • 科:スイカズラ
  • 属名:ツクバネウツギ
  • 花色:白・ピンク
  • 草丈;1〜2m
  • 花径:1㎝
  • 花期:6〜10月
  • 耐寒性半常緑低木

 

アベリアの花名の由来

アベリアは、イギリスの博物学者クラーク・エイベルの名前にちなみます。

和名の「花衝羽根空木」(ハナツクバネウツギ)の衝羽根は、
花が落ちた後、がく片が実のところに残り、羽子板遊びのはね(衝羽根)に似ていることに由来します。

英語では「Glossy abelia」(光沢のあるアベリア)と呼ばれます。

 

アベリアの剪定時期と方法

アベリア白花

基本の剪定

  • 春〜秋の成育期間中なら、いつ、どこで切っても再び芽を出し、花を咲かせます

剪定のポイント

強く切り戻すほど徒長枝を出します。
ただし、切りすぎると花が咲くまでに時間がかかってしまいますので注意しましょう。

冬場はどこを剪定しても、直接着花に影響しません。

アベリアは、四季咲き性で、温度が高ければ新梢が伸び、その先の部分に花芽を作って開花することを繰り返します。

枯れた枝は取り除きましょう。

庭植えの剪定

剪定適期

  • 11〜12月下旬
  • 1〜4月下旬

剪定のポイント

  • 大木にはならないので、強く刈り込む必要はなく、
    こまめに刈り込むことで、樹形を美しく整えることができます。

鉢植えの剪定

剪定適期

  • 通年剪定ができます。

剪定のポイント

  • 鉢の大きさにあわせて、好みの形に樹形を整えましょう。
  • 徒長枝は見つけ次第短く切り戻しすることが可能。
  • 冬期の休眠期に短く刈ってしまうのがよいでしょう。

 

アベリアの種類・品種

アベリア・グランディフローラ

アベリアのお花アップ

Abelia x grandiflora

タイワンツクバネウツギ(Abelia chinesis)と(Aberia uniflora)の交配種(園芸種)
 
赤いガクと花色の花びらの対比が美しい品種で、最もよく植えられています。

半落葉性で放任すると2mくらいまでの高さになる。 

アベリア・カレイドスコープ(別名:万華鏡)

アベリア カレイドスコープ

Abelia x grandiflora ‘Kaleidoscope’
 
園芸種の中国原産シネンシス×ユニフローラを親元としてさらに交配されたもの。
 
2009年に種苗登録された萌芽力が強い品種。

葉に入っている斑は、黄色からオレンジ、銅色へと冬に向けて変化します。

アベリア・コンフェッティ

アベリア コンフェッティ

Abelia‘Confetti’

葉っぱに入った白色の斑が、寒い季節になるとピンク色に変化する品種。

葉が小さく、樹形がまとまりやすいのが特徴です。

ちょっとした日当たり具合や環境の違いでも色変わりするので、とても面白いですよ。

アベリア・サンライズ

Abelia x grandiflora‘Sunrise’

斑入り葉の代表的な品種で、黄色の斑をもっています。

樹高が高くならないことから、低い生垣を作るのに重宝されます。

アベリア・エドワードゴーチャ

アベリア エドワードゴーチャ

Abelia‘Edward Goucher’

Abelia x grandiflora × Abelia schumannii の交雑種

葉色は緑で、ピンクの少し大きめの花が目を引きます。

小低木で花付きが良い。耐寒性、耐暑性が強い品種。

アベリア・ホープレイズ

アベリア ホープレイズ

Abelia x grandiflora‘Hopleys’

斑入りの葉で、新芽は黄色の覆輪ですが、白覆輪に変化します。

アベリア・フランシスメイソン

アベリア フランシスメイソン

Abelia x grandiflora ‘Francis Mason’

フランシスメイソンの新芽は黄色。葉の紅葉もとても綺麗な品種。

花は咲き始めは濃いピンクなのですが、白色に変化します。

 

アベリアのまとめ

アベリア白花

アベリアは耐寒性、耐暑性があり、排気ガスにも強く、病害虫もほとんどないですのでとても育てやすいです。
 
また、アベリアは、よく根付いた株ではどんどんシュートが伸びますので、
放っておくと草姿は暴れ放題になってしまいます。
 
こんもりまとまった形にするには、遠慮なくツゲのようにバッサリと刈り込みましょう。
刈り込むほどに中の葉が密になり、美しくなります。
 
また、斑入り種を  カラーリーフプランツとして楽しむには夏前に刈り込みするとよいでしょう。
 
お花をたくさん咲かせて楽しみたい場合は、冬の寒くなる前が剪定時期の目安となります。
 
アベリアの花言葉は「強運」、「気品」、「優美」など良いものが多いのですが、
「恋多き人生」なんていうのもありますから、伝えたい花言葉とメッセージは必ず添えて贈りましょう。