梅雨に咲く花、紫陽花には沢山の種類があります。

そんな紫陽花の人気の種類からマイナーな種類までの名前の由来や特徴を集めてみました。

色々な種類のある紫陽花

紫陽花と言うと大きな花びらを思い浮かべる方も多いでしょうが、
実は、紫陽花の花びらに見える部分は紫陽花のガクなのです。

びっくりですよね。

紫陽花のガクの中心にある、小さなものが紫陽花の花です。

こちらの記事では、ガクの部分も含め、花として紹介させて頂きます。

人気の紫陽花、6種類を紹介!

まず始めに、人気のある6種類の紫陽花を、
それぞれの名前や特徴と画像と共にご紹介させて頂きたいと思います。

どれも甲乙つけがたく美しい紫陽花なので、人気の理由も納得です。

皆に人気の紫陽花「柏葉アジサイ」

柏葉アジサイは、北アメリカ東部原産のアジサイです。

柏葉アジサイの葉は大きく、深い切れ込みがあり、
その葉の姿がカシワの葉のようなので、「柏葉アジサイ」の名前が付きました。

皆に人気の紫陽花「柏葉アジサイ」

密集した花の形が円錐状になっているのが、柏葉アジサイの特徴です。

柏葉アジサイは、白い色の花が長い期間咲き、
紅葉の頃にはピンク色になります。

この紫陽花は街角によく咲いていますね。

母の日に人気の紫陽花「ダンスパーティー」

「ダンスパーティー」は母の日を中心に
全国の花屋さんで売られている紫陽花です。

ダンスパーティーは、1994年頃に作出された品種です。

その後、2008年頃から近くの愛知県渥美半島の花き生産農家が当園の紫陽花に着目し、作り始めたことで有名になりました。

この紫陽花は、星形のお花がたくさん集り、
まるでお花がダンスをしているようです。

そのため、「ダンスパーティー」と名づけられました。
華やかで母の日の人気商品と言うのも頷けます。

「ダンスパーティー」の花の色はピンク色で、花の数も10~26輪と多いです。

母の日に人気の紫陽花「ダンスパーティー」

葉は少し細長く、葉の縁は軽く段になっているので柔らかい印象を受けます。

この紫陽花は日を余り当てすぎると花が小さくなりやすいため、日の当てすぎには十分注意しましょう。

深い青色の山アジサイ「藍姫」

「藍姫」」は山アジサイの一種です。

「藍姫」は、九州北部で発生しましたが、
寒さ、暑さに強い強健 種なので、
花つきもよく日本中で栽培可能です。

この紫陽花の最初の名前は「七変化」でしたが、
七変化は紫陽花の変異を表現する言葉なので、その後変名され「藍姫」になりました。

「七変化」には、とても小さく、基本的に深い青の花が沢山咲きます。
ですが、アルカリ性の土に植えれば、濃い青にピンクや紫みがのって、濃色グラデーションが楽しめます。

深い青色の山アジサイ「藍姫」

酸性、アルカリ性両方の土に植えて色の変化を比べてみるのも良いかもしれません。

この紫陽花は、日本人特有の、侘び・寂びを感じさせるので、人気が強いです。

白い可憐な紫陽花「アナベル」

アナベルは北アメリカ東部の「ワイルドホワイトハイドランジア(アメリカノリノキ) 」をアジサイを園芸用に品種改良したものです。

1つの花は小ぶりですが、密集すると30cm程になり、
まとめて植えると花壇の主役にもなります。

高さは90~150cm程になります。

6月から7月頃まで、緑色の蕾が付き、花色は徐々に緑色から薄緑色、そして白色へと変化します。
その後、真っ白な大輪のてまりの様な花が咲きます。

しかし最近は、ピンク色のアナベルも発表されています。

白い可憐な紫陽花「アナベル」

アナベルの名前の由来は、「愛すべき」という意味を持つ男性名「アマビリス」を女性名にした「アマベル」に由来しています。

アナベルは名前の通り愛すべき美しい紫陽花です。 

万華鏡の様な紫陽花「万華鏡」

島根県オリジナル品種のアジサイ「万華鏡」。
万華鏡は、従来の西洋アジサイには無い、ピンクや青の可愛らしい色と形の紫陽花です。

この紫陽花はもともと流通量が少なく希少性があります。
青よりピンクの方が希少です。

万華鏡は、時間が経つにつれ、白っぽくなってきますので、更に優しい色になってきます。
花の1輪1輪が小さいく可憐で、立体感を持ちつつ華やかです。

そんな花が重なり合っているので、まさしくその名の通り万華鏡に見えます。

私は実際にお花屋さんで万華鏡を見たことがあるのですが、
まさしく、万華鏡のように繊細な紫陽花でした。

まるで本物の万華鏡の様な紫陽花「万華鏡」

名前の通り、お砂糖色「シュガーホワイト」

シュガーホワイトは比較的、花が大きく、
他の紫陽花とは違った独特の魅力がある紫陽花です。

大きな花は、白いリボンのようで、花弁の縁にはフリルのような切れ込みがあります。

咲き始めは少し緑がかった白色ですが、
段々と白くなり、咲き進むと、真っ白になります。

その後、徐々に花色が後退し、美しい緑色になります。

この紫陽花は土の酸度に影響されず、白いまま咲きます。

シュガーホワイトは、清楚な雰囲気が魅力の紫陽花で、
気分を爽やかにするのにもってこいの紫陽花です。

名前の通り、お砂糖色「シュガーホワイト」

 

マイナーな2種類の紫陽花

こちらでは余り人に知られていない、マイナーですが美しい紫陽花を2種類ご紹介させて頂きたいと思います。

紫陽花は人知れずひっそりと美しく咲く花です。
マイナーな紫陽花でも、紫陽花の季節にはその美しい花を咲かせてくれます。 

満月の様な紫陽花「モチヅキ」

モチヅキ(望月)は、満月の別名です。

満月の様な紫陽花「モチヅキ」

モチヅキの咲き始めは、白に少しライムグリーンがかっていてとてもさわやかな印象です。

その後、花の咲きが進むにつれて、真っ白になっていきます。

華やかさはありませんが、自然な素朴さが素敵な紫陽花です。

成長は非常にゆるやかで毎年少しずつ花数をゆっくり増やしていきます。
モチヅキは、毎年花数を増やしていくので、毎年の楽しみに出来るのも特徴です。

屋久島に咲く「ヤクシマアジサイ」

ヤクシマアジサイは、屋久島や南西諸島に分布する紫陽花です。

別名はヤクシマコンテリギと呼ばれ、日本の固有種です

葉裏が紫色をおびているのを見つけるのが、ヤクシマアジサイ探しのポイントです。
花びらは4~5個です。

ヤクシマアジサイは、  渓流沿いの林内などに生える落葉低木で、高さは1~3メートル位です。
花は枝先に直径8~16cm程の花をつけます。

是非、屋久島に行ったら見ておきたい紫陽花です。
  
屋久島に咲く「ヤクシマアジサイ」

 

まとめ:紫陽花は3000種類!

紫陽花は日本に約3000種類以上あります。

こちらでご紹介させて頂いた紫陽花以外にも、
沢山の素敵な紫陽花がお花屋さんで売っていたり、通り道などに咲いています。

そんな素敵な紫陽花を普段よりも少し気にして見てみると、
またいつもとは違った景色が見えてくると思いますよ。

ぜひ色々な紫陽花を見つけてみてください。

 

また、紫陽花には様々な色があり、
色の違いで紫陽花をまた楽しむこともできます。

⇒ 紫陽花の色が変わる土壌の秘密はこちら

 

色ごとに、同じ紫陽花でも花言葉が変わるのも、
1つの紫陽花の楽しみですね。

⇒ 紫陽花の花言葉の色別の意味一覧はこちら

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