枯れた葉がある朝顔
元気に成長していた朝顔の葉が黄色くなってしまった!

そんな時、原因がわからないと困りますね。
病気?害虫?他にも何か原因があるのでしょうか?

放っておくと朝顔の株全体に広がり、
最悪は枯れてしまう場合もあるので、
症状を確認してできるだけ早く対策しましょう。

朝顔がかかりやすい病気

葉が黄色くなり、元気がなくなった朝顔は
病気かもしれません。

朝顔がかかる病気にはどんなものがあるのでしょう。

葉の様子や症状をよく見ればどんな病気かわかり、
対策できるものもあります。

病気は早期発見が大切です。
よく観察して、病気かどうか確認してみましょう。

つる割病(つるわれびょう)

葉が黄色くなり全体が枯れてしまう病気です。
黄色く枯れた朝顔の葉

つる割病の症状
つる割病にかかると、朝顔全体の葉がしおれて元気がなくなります。

気温が下がる夜には元気になり、昼間またしおれるのを繰り返すのが特徴です。
放っておくと徐々に葉が黄色く変色し、徐々に全体が枯れてしまいます。

根も腐敗し、根元の茎が縦に割れていればつる割病です。

つる割病の原因と対策
カビの一種であるつる割病の病原菌の感染によって発症します。

土の中にある菌が根から侵入して増殖します。
せっかく水を与えても、
毒によって水分が葉に水分が行き渡らなくなって
朝顔の葉だけでなく、全体が枯れてしまいます。

発病してしまったら株ごと抜き取ります。

枯れても病原菌が残っているので
他の朝顔に感染しないように、周辺の土も一緒に
ビニール袋などに入れて処分してください。

つる割病の予防
土に残っている菌が感染源となります。
植えるときは必ず購入した新しい土で育て、
去年使った古い土は使わないようにしましょう。

地植えの場合は、前の年に朝顔を植えた場所の土を入れ替えると安心です。

つる割病を発症した朝顔の茎や根など株全体に菌が残っているので、
必ず抜き取って処分しましょう。

土壌のpHを7前後にすると発症が抑えられるので、
植え付け前の土作りの時は
土に石灰を混ぜ込むと効果があります。

発症初期に発見できたらベンレート水和剤を使用すれば効果的です。

うどん粉病(うどんこびょう)

朝顔の葉に白い粉がついたようになるのがうどん粉病です。
うどん粉病

うどん粉病の症状
初期はうっすらと白い粉が付いたようになります。
進行すると徐々に濃くなり粉をまぶしたような状態になります。

葉が粉に覆われたような状態になると
光合成ができなくなって成長が止まってしまうことがあります。
ツルが伸びなくなったり、花も咲きにくくなり、
最悪の場合は枯れてしまいます。

うどん粉病の原因と対策
空気中の胞子によって感染し、
うどん粉病は、カビの一種が寄生することで発症します。

葉や茎の表面に寄生するので、見つけるのは簡単です。
目で見て粉が吹いているような葉を見つけたら、すぐ除去しましょう。

全体に広がっているようなら、
殺虫殺菌剤のオルトランCやベニカDXなどを
散布すれば効果があります。

うどん粉病の予防
湿度が低く、風通しが悪いと発病し繁殖やすくなります。

湿度が高いときや、夏の暑い時は発症しにくいので、
それ以外の春〜秋は十分注意しましょう。

涼しくても水やりを忘れずに。
肥料不足で朝顔の株が弱っている時も感染しやすくなります。
必要に応じて、適度に液体肥料などを与えましょう。

モザイク病(もざいくびょう)

葉が縮れたり、色が抜けて濃淡ができモザイクのようになります。
枯れた朝顔の葉

モザイク病の症状
モザイク病にかかった朝顔の葉は、
縮れたり、黄色や茶色など色がまだらのモザイク状になったりします。
ウイルス病とも呼ばれ、非常に小さいウイルスが原因の病気です。

残念ながら薬剤などで治すことはできません。

朝顔以外の園芸種や野菜などにも感染するので、
被害が広がらないよう早めの対策が重要です。

モザイク病の原因と対策
朝顔につきやすい害虫のアブラムシを介して感染が広がります。
まだ朝顔の株が小さいうちは、アブラムシが付くことが多いので
見つけたら必ずすぐに除去しましょう。

もし感染しているのを見つけたら、
他の朝顔にうつる前に、感染した葉をすぐに取りましょう

全体に感染していたら、残念ですが株ごと処分します。

モザイク病の予防
モザイク病にかかると治療方法はないので、予防が重要です。

ウイルスを媒介するアブラムシがつかないよう注意しましょう。

感染した葉を切り取ったハサミを健康な朝顔に使うだけで
ウイルスを媒介する場合があるので、
摘芯などにも使用する場合は消毒を忘れずに!

斑点病(はんてんびょう)・斑紋病(はんもんびょう)

葉に斑点のような病斑ができて枯れてしまう病気です。
斑点病

斑点病・斑紋病の症状
葉に細かい黒い点ができたり、
円形の病斑ができたり穴が空いたりします。

病斑が葉の全体に広がると
黄色く枯れて落ちてしまうことがあります。

朝顔の株全体に広がることは少なく、
一枚の葉だけに病斑ができたり
黄色く枯れている場合は斑点性の病気の場合があります。

斑点病・斑紋病の原因と対策
原因はカビの菌です。
朝顔の場合、前の年に感染したカビ菌が土に残っていて
感染してしまうことも多いので、
種まきや植替えには必ず新しい土を使いましょう。

感染している葉を見つけたらすぐに取り除くと周辺に広がらずに済みます。
市販のSTダコニール1000などの殺菌剤も効果的です。

斑点病・斑紋病の予防
朝顔を植えるときは必ず新しい土を使いましょう。

風通しが悪くジメジメしている場所で繁殖しやすくなります。
感染を見つけたら風通しの良い場場所に移動したり、
密集している葉を取り除いたりして予防しましょう。

朝顔の葉が黄色くなる、弱る…病気以外の原因は?


害虫が原因で葉が枯れる

朝顔につきやすい害虫、ハダニホコリダニが原因で
葉が黄色くなることがあります。
アブラムシがウイルスを媒介するモザイク病も葉が枯れます。

ヨトウムシナメクジなどに葉を食べられてしまった時も
その部分から弱って枯れることがあります。

それぞれ、害虫用の薬剤を使い駆除しましょう。

根詰まりで弱って葉が枯れる

鉢が小さすぎて根が詰まり、成長できなくなると
朝顔の株全体が弱って枯れることがあります。

鉢の下から根が出ていたり、根詰まりしているようなら
プランターに土を足したり、植え替えしましょう。

根腐れによって全体が弱って枯れる

根詰まりや水のやり過ぎで根腐れを起こしている場合も葉が枯れてきます。

水をやったあと、鉢の底にたまった水を
受け皿にそのままにしておくと根が腐ることがあります。
水はけの良い土を使い、鉢底から水が流れるようにしておきましょう。

肥料が不足して枯れる

肥料が足りなくても葉の色が変わることがります。

朝顔は成長が早いので、必要に応じて追肥が必要です。
肥料が足りなくなると、葉が赤っぽく変色し成長が止まります

気温や水やりが十分なのに成長しない場合は、
追肥をして様子を見ましょう。
小さい朝顔

光化学スモッグなどの公害が原因で枯れる

朝顔は空気の汚れにたいへん敏感な植物です。
排気ガスや工場の排気などで葉の色が変色します。

朝顔の場合は特に大気汚染による葉の変色も考えられるので、
幹線道路沿いの屋外などに置かない方が安心です。

 

朝顔の病気まとめ

朝顔の葉が、黄色くなったり元気がなくなるのは、
病気だけでなく、
害虫・根詰まり・根腐れ・光化学スモッグ
などの原因も考えられます。

水やりの時などに普段の様子と変わりないか注意深く観察しましょう。

人間と同じで、朝顔も元気が無い時に
病害虫の被害にあいやすくなります。
株が弱らないよう、元気に育てて病気を予防しましょう。

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