シクラメンの肥料のやり方!与える時期とおすすめの肥料は?

ピンクのシクラメン

シクラメンというお花はとっても肥料食い。

シクラメンを綺麗に咲かせるためには肥料が欠かせないのです。

 

肥料がなくなると、葉の色が悪くなってきたり、花が少なくなってきます。

しかし、肥料が多すぎても、草丈が伸びすぎたりしますので、適量を与えなくてはいけません。

 

シクラメンを綺麗に咲かせるための肥料の与え方を詳しく紹介しますね。

シクラメンの肥料のやり方の基本

肥料のイメージイラスト

元肥

植えつけるときに土に混ぜて使います。

シクラメンは根が弱いので、速効性のものは使わず、緩効性のものを使います

植え替え時に、根っこが黒くなっていたりして弱っている場合は、施しません

追肥

追肥は根が伸び、シクラメンの生育が旺盛になり、花を次々と咲かせているときに与えます。

 

置き肥

球根に触れないように株から離して置きます。

窒素、リン酸、カリウムが同等のものか、リン酸多めのものを使用する。

カビが出て株が痛むので、油粕や骨粉が入っていないものを使います

 

液体肥料

カリウム、リン酸の多いものを、1000倍か2000倍に薄めて使います。

1週間に1度または2週間に一度と、株の状態や時期によって濃度を変えます。

 

リン酸、窒素、カリウムの肥料の効果とは?

 

シクラメンに肥料を与えたイメジ

 

リン酸

  • 花付きが良くなります。
  • 根の伸長を促進します。

窒素

  • 花色が鮮明になり大きく咲きます。
  • 葉の数が増えて、葉色も鮮やかになります。
  • 新芽の生育が旺盛になります。

カリウム

  • 細胞を丈夫にすることで、病害虫にかかりにくくします。
  • 暑さ、寒さの抵抗性が付きます。
  • 根を丈夫にします。

シクラメンに肥料はいつどんな風に与える?

シクラメンの肥料は?

シクラメンには大輪系の一般種とパステル系のものと、中輪系(F1)、小輪系(ミニチュア)などがあり、種類により肥料の施し方が少し違うんです。

 

シクラメンのお花は、一枚の葉っぱにつき、一本の花が咲くんですね。

もしも葉っぱがなくなって、花だけが咲くような状態になっている時は肥料が不足している状態なんです。
急いで液体肥料を施しましょう。

月別のシクラメンの肥料の与え方

1月

花盛りのシクラメンには追肥が必要となります。

大輪系、パステル系

窒素、リン酸、カリウムが同等の化成肥料を置き肥します。(2ヶ月に1度)

中輪系、小輪系

窒素6.5、リン酸6、カリウム19配合の液体肥料を1000倍に薄めたものを2週間に一度与えます。

肥料が多すぎて、草丈が伸びすぎる時は、2000倍に薄めたり、3週間に一度など調整します。

2月

夏を越したシクラメンは花盛り。休眠させた株も咲き始める頃です。

大輪系、パステル系

窒素6.5、リン酸6、カリウム19配合の液体肥料を1000倍に薄めたものを月2回与えます。

 中輪系、小輪系

1月と同じ要領で与えます。

3月

夏越し株は開花が続いています。休眠株は花の最盛期を迎えます。

大輪系、パステル系

1月同様に化成肥料を置き肥します。(2ヶ月に1度)

中輪系、小輪系

1月同様に与えます。

4月

花数が減ってきます。まだ咲き続けているものもありますが、生育が止まり休眠する株もあります。

大輪系、パステル系、中輪系、小輪系

液体肥料を1000倍に薄めたものを月2回与えます。

5月〜8月

休眠していない株には、2000倍に薄めたものを月1回。

休眠株には水も肥料も与えません。

9月

9月は植え替えの適期です。

大輪系、パステル系、中輪系、小輪系

植え替えしてから1ヶ月後に液体肥料1000倍に薄めたものを与えます。

10月

順調に育っていると、葉が増えてきます。

大輪系、パステル系、中輪系、小輪系

液体肥料を1000倍に薄めたものを1度与えます。

11月

寒くなってきますので、そろそろ室内に取り入れましょう。日の当たる窓辺などに置きます。

大輪系、パステル系

窒素、リン酸、カリウムが同等の化成肥料を置き肥します。

中輪系、小輪系

窒素6.5、リン酸6、カリウム19配合の液体肥料を1000倍に薄めたものを1回。

12月

夏越しさせたシクラメンは蕾が出来始めます。

大輪系、パステル系、中輪系、小輪系

窒素6.5、リン酸6、カリウム19配合の液体肥料を1000倍に薄めたものを月2回与えます。 

 

シクラメンにオススメの肥料・活力液

地植えのシクラメン

そのまま使える便利な液体の肥料から、効果が長く続く置き肥タイプのもの。
粉末のものを溶かして使うものなどシクラメンに効果があるものを集めました。

そのまま使える液体タイプ

ハイポネ キュートシクラメン・ベゴニア用

薄めずにそのまま株元へ一押しするだけの簡単肥料。

 

花工場 そのまま使えるシンビジューム・シクラメン用

薄めずにそのまま使える、簡単で便利な液体肥料。

 

花ごころ シクラメンの底面吸水活力液

シクラメンに特化した活力液。そのまま使えるのもお手軽で良い。
開花状態に合わせて、薄めて使うこともできます。

固形の置き肥タイプ

ハイポネックス プロミック

匂いも少なく、部屋でも安心して使える、2ヶ月間有効の置き肥タイプの肥料。

 

あかぎ園芸 シクラメンの肥料

匂いも少なく、バランスの良い配合で花が良く咲きます。

粉末の溶かして使うタイプ

微粉ハイポネックス

この肥料は窒素6.5、リン酸6、カリウム19が配合されており、
暑さ、寒さ、病害虫への耐性が高くなります。また、花をたくさん咲かせます。

 

YouTubeで使い方が詳しく説明されていましたので参考にされてくださいね。

[arve url=”https://youtu.be/xkImomjG_uc” /]

シクラメンの肥料のまとめ

シクラメンの花

シクラメンの肥料のやり方など詳しくまとめてみました。

上手に肥料を与えることで、きれいなシクラメンのお花がたくさん咲くと良いですね。

 

花が咲いている時や、生育している時は肥料を欲しがっていますので、肥料切れにならないように与えましょう。

葉が黄色くなってきたり元気がないときは肥料が足りないのかもしれませんよ。

 

では、一緒に綺麗なシクラメンの花をたくさん咲かせましょうね。