お盆の時期に赤々と咲き誇る彼岸花は
夏の風物詩とも言える
日本を代表する花です。

しかしその美しい姿の裏には、
中毒症状を引き起こすほどの
毒を持つ危険な面をもっています。

今回は彼岸花の持つ毒と、
中毒による症状や毒抜きの方法まで
まとめてご紹介します!

彼岸花とは

学名:Lycoris Radiata
科・属名:ヒガンバナ科・ヒガンバナ属
英名:Spider lily
原産地:日本、中国
開花期:7~10月(原種は9月)
花の色:赤、白、ピンク、黄、クリームなど

別名「リコリス」「曼珠沙華」
などと呼ばれています。

歌・映画・小説など様々な分野で
題材にされており、
多くは赤色の彼岸花が使われています。

その為、彼岸花=赤色という
イメージを持つ人も少なく無いでしょう。

彼岸花は日本や中国などで
自生している植物です。

秋の彼岸の時期に花を咲かすことから
彼岸花という名前がつけられました。


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彼岸花の毒

彼岸花という名があることから、
映画などでも、不吉の象徴として
使用されることもあります。

そのことからも、彼岸花には
恐怖や危険を表す別名が多く存在するほど。

それでは彼岸花の持つ毒は
どのようなものなのでしょうか?

毒の種類や危険度、
接種してしまった場合の
症状などをご紹介します。

どんな毒?

彼岸花は全草有毒といって、
花・茎・根・葉など、
全身に毒を持つ植物です。

また彼岸花は特に球根の一部である
”鱗茎”に多く毒を含んでいます。

主な毒の成分は
リコリン・ガランタミン・ホモリコリン
のアルカロイドです。

これらを含んだ球根1つで
ネズミ1500匹分の致死量になるなど、
その有毒性がうかがえます。

毒の致死量・危険度

彼岸花の毒の人間の致死量は10gです。

球根1つに対し、毒が0.015gと
少量の為、大量に摂取することがなければ、
死亡に至ることはほぼありません。

しかし、致死量を接種しなかったから
大丈夫ではなく、
中毒症状が出る場合があります。

次にその症状や摂取量での
症状の差を紹介します。

症状は?

彼岸花を摂取した場合
引き起こる症状は主に以下の5点になります。

  • 吐き気
  • 下痢
  • 呼吸困難
  • 痙攣
  • 中枢神経麻痺

の症状は、リコリンを摂取した
場合に出る症状です。

これらはリコリンを2~3g
の少量摂取で30分以内に

  • 吐き気
  • 下痢

更に深刻化すると

  • 呼吸困難
  • 痙攣
  • 中枢神経麻痺

のように段階的に重症化していきます。

 万が一摂取してしまった場合は
一刻も早く病院へ行きましょう!

 

彼岸花の毒抜きをしよう!

彼岸花は、毒抜きを行うことで
食べることも可能です。

正しく毒抜きができていないと、
嘔吐や下痢など中毒症が出てしまいます。

そのため、食用の為の毒抜きは
安易に行うのはやめましょう。

また初めての人は慣れた人と
一緒に作業しましょう。

手順

  1. 球根の外側を覆っている黒い皮を剥ぐ
  2. おろし金やすり鉢を使って丹念にすりつぶす
  3. 水でよく洗い、最低7回以上流水にさらして数日間毒を流す
  4. 鍋で煮込み、天日干しにしてよく乾燥させて粉状にする

 

まとめ

いかがでしたか?

毒の危険性がある一方で、
食用にも出来るというほど
汎用性の高い彼岸花。

危険性も意識しながら、
鑑賞や食料などとして、
嫌うのではなく有効的に活用して
楽しんでいきたいですね。


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