苔玉

緑のふかふかとした苔は誰もが癒されますよね。

特に苔玉は女性にも人気です。

綺麗に丸くなっている苔玉ですが、
中がどうなっているのか気になりますよね。

苔玉の何通りかの作り方と、
子供も楽しく作れるちょっと変わった可愛い苔玉の作り方などを、分かりやすく紹介します。

苔玉の作り方

まずは、苔玉の中の構造を紹介します。

苔玉は、作り方にもよりますが、
主に3つの層で出来ています。

苔玉の構造

まわりに苔があり、中に土玉があります。
さらに、土玉の中には植える植物に適した用土が入っています。

(苔玉の中の土玉は二重構造)

苔玉の中身

「苔玉の苔の種類」
苔玉の苔は、ハイゴケ(這苔)というものが良く使われます。
ハイゴケは、途切れずに長く繋がっていて使いやすいのと、乾燥にも強く育てやすいです。

生えている苔を採取するときは、ヘラのようなものを苔の下に挿し込んで苔をはがしましょう。
なるべく途切れないように繋げたままはがすと、苔玉が作りやすくなります。

森の苔

自然に生えている苔を採取する場合は、

  • 採取禁止のところで取らない。
  • 一か所で大量に取らない。

など気を付けてください。

大量に欲しいときは、少しだけ採取した苔を自宅で繁殖させて使うと、自然に優しいですね。

通販などでは、1パックや1トレーで1000円前後で売られています。

 

苔玉を作る前には、苔は綺麗にしておきましょう。茶色に変色した部分は切り落として大きなゴミを取り除いたら、水に浸けて、苔がバラバラにならない程度に優しくゆすって洗います。

「苔玉の作り方」

  1.  土玉を作る。
  2.  土玉に用土を入れて植物を植える。
  3.  土玉のまわりにまんべんなく苔をつける。※苔が重ならないように注意。
  4.  苔玉を軽く握って形を整えたら糸(木綿糸など)をぐるぐると巻き付けて縛る。※木綿糸は腐敗しやすい。
  5.  はみ出た苔を切って形を整えたら完成

 完成したら水に浸けて、泡が出てきてなくなるまで(5分くらい)待ち、その後水から出して軽く絞って飾ります。

土玉の器部分を土以外のものを使って作る方法もいくつかあります。
土玉の作り方を4つ紹介するので、どれかの方法で作ってみてください。

一般的なケト土を使った苔玉の中身の作り方

一つ目

ケト土などを使うこの方法は、
丸以外の形の苔玉を作りたいときや、小~中くらい大きさの苔玉をつくるとき、
苔玉を沢山作るときに良いと思います。

余ったケト土は、普通の草花の植え付け用土には使いません。
苔玉以外で使うには、盆栽や水生植物の植え付けのときくらいです。

それから、爪の中に入ると落ちにくいようなので、
手袋をしてラップなどにケト土をのせて握るなどがいいですね。

では、作り方を紹介します。

使うのは、保水性がいいケト土と、
排水性や通気性などが良い赤玉土です。

ケト土と赤玉土小粒を7:3で混ぜて、水を少しずつ加えながら練り、耳たぶくらいの硬さにします。

そしたら、泥団子を作るように丸など好きな形にします。
植物の用土を入れるためのくぼみを作って植物の用土と植物を入れ、最後に中の用土が見えなくなるようにケト&赤玉の泥土でふさぎます。

あとは、まわりに苔を貼ったりして仕上げてください。

ピートモスを使う苔玉の中身の作り方

二つ目

ピートモスなどを使うこの方法は、
家にピートモスなどが余っているなら手軽ですね。

苔玉を作って余っても、他の植え付け用土に混ぜて使いやすいです。

ピートモスは清潔で通気性なども良いので、ケト土を使った苔玉よりも管理がしやすくていいともいわれています。
ただ、ケト土のように自由に綺麗な形を作るのは難しいです。

作り方を紹介します。
使う土は、ピートモス赤玉土です。

ピートモスと赤玉土小粒を7:3で混ぜ、水を加えて練ります。
あとは、丸めてくぼみを作り、中に植物の用土と植物を入れてとじるだけです。

そしたら、まわりに苔をつけたりして仕上げてください。

水苔を使う作り方

三つ目

水苔を使うこの方法は、
手が汚れにくく、水苔だけで作れて簡単です。

作り方を紹介します。
使うのは水苔です。水苔は水に一時間か適当な時間浸しておきます。

湿った水苔を握って丸くし、くぼみを作り、中に植物の用土を入れたらふさぎます。

そしたら、そのままで完成にするか、苔(ハイゴケ)をつけるなどして仕上げてください。

麻布などを使う作り方

四つ目

麻布か軍手など水が通るものを使う方法もあります。
この方法は、お試し程度でやってみるのもいいと思います。

作り方を紹介します。
使うのは、いらない麻布か軍手などです。
※排水性や通気性がない袋などは使わないようにしましょう。

麻布なら縫って袋状にし、
軍手なら半分くらいまで裏返して器状にして使ってみてください。
あとは、その中に植物の用土を入れるだけです。

そしたら、まわりに苔をつけて仕上げてください。


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苔玉を手軽に作る方法

ひらめいた人

苔玉を作るには、苔や土など色々必要です。
材料を用意するのがめんどうな時には、
苔玉キットを使って作るといいと思います。

通販で1000円~2000円で買えるようです。苔とテグスや用土までついて1000円以下で買えるものもあります。

通販サイト↓

【楽天市場】苔玉 キット

まずはキットで一つ作って、上手く育てられるか試すのもいいですね。

または、苔玉作り教室が開催されている場所に行って、作ってくるのも面白いと思います。

 

人工苔を使った可愛い苔玉の作り方

人工苔玉

人工苔を使うこの方法は、
虫を寄せ付けにくいので、インテリアとして良いと思います。

本物にはない紅色・黄色・橙色・青色などの色があるアート水苔またはカラー水苔と呼ばれるものがあります。素材は天然繊維などです。

このアート水苔を使って、可愛い苔玉を作ることができます。

作り方は、乾燥水苔を丸めてからくぼみを作り、苗(本物でOK)の根を挿し込んだら、周りにアート水苔を巻きます。
そしたら、目や手足になるものを苔玉に挿し込んで付けると、可愛い苔玉ができあがります。

本物の植物を植えるなら、植物が枯れないように何日かおきに水をかけて育ててください。

アート水苔を使った苔玉を作るキットも通販で売られています。

【楽天市場】アートミズゴケ

もちろん、アート水苔で作った苔玉でなくても、
苔玉に目や手足を付けて楽しむのもいいですよ。

 

苔玉の飾り方

苔玉

作った苔玉の飾り方は、一般的に、
器・お皿の上に置いて飾るか、
糸・紐で吊り下げて飾ります。

ガラス瓶の中に密閉にして入れたり、小さな瓶に無理やり詰め込んだりして飾るのはおススメではありません。苔がかびやすくなります。
容器に入れて飾る場合は、口が広くて苔玉が余裕で入る大きさの容器に入れるなどして、
空気に触れやすい状態で飾りましょう。

器の色や形などによって雰囲気がかなり変わるので、飾る場所に合った器を選んでみてください。
カビ予防のために、炭も一緒にのせておくのもいいかもしれません。あるいは、竹炭皿にのせて飾ったりなど。

吊るして飾るときは、糸を苔玉に巻き付けた後に両端を少し長めに残して結び、それを吊り下げます。
吊り下げ用の糸は、木綿などではなく腐敗しにくいテグスなどを使うと良さそうですね。

 

苔の効果

森に生える苔

本物の苔を使った苔玉は、自然の香りがして癒されます。

苔の効果は、

  • 空気を綺麗にする。
  • 湿度を(高い時)下げる・(低い時)上げる。

などがあります。

いくつか苔玉を置いたからといって、大きな効果が期待できるわけではないですが、自然のものを取り入れて育てるのは良いですよね。

 

まとめ:苔玉の材料と作り方

苔玉の材料・作り方をまとめます。

中の土玉は2層になっていて、
最初につくる一層(丸い玉)の材料は、

  •  ケト土と赤玉土小粒7:3に水を入れて練ったもの
  • ピートモスと赤玉土小粒7:3に水を入れて練ったもの
  •  水苔(水に浸して絞ったもの)
  •  麻布か軍手など(排水性・通気性があるもの)を袋・器状にしたもの

の4つのパターンがあります。
このうちのどれか一つを選んで作ってみてください。

次に、その中(くぼみ)に入れる土は、
植物にあった用土(市販の培養土でOK)を使います。
植物の用土を入れつつ植物を植え付けます。

植え付ける植物は、シダ類や山野草・観葉植物などで、
日当たり~日陰で育ち、やや湿り気を好む植物だと育てやすいです。

植えてみて元気に育たなかったら、植物を苔玉から植木鉢などに植え替えればいいので、
苔玉に合いそうな植物は一度試してみてください。

苔玉の中身が出来たら形を整えて、周りに苔をつけます。
木綿糸かテグスなどを苔玉に巻き付けて縛って完成です。
水を吸わせてから飾って育ててください。

本物の苔を使うと、癒し効果などがあるとともに、育てがいもあります。

人工苔のアート苔(カラー苔)を使った苔玉は、虫がつきにくいです。
生きた植物を植え付けるのなら水やりは忘れずに!

ぜひ、春か秋に苔玉を作ってみてください。


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