パキラは縄状の幹など個性的な姿が
特徴的な観葉植物です。

生命力が強く、頻繁な水やりなどの手入れが
必要ないことから大きな人気を集めています。

しかし手入れが全く必要ないわけではありません。

特に肥料に関してはパキラに適した種類などがあり
与える頻度や量を間違えると逆に枯れてしまう
原因ともなってしまいます。

肥料は植物を育てるのに必要なエネルギーとなるため、
その与えかたで植物の健康を大きく左右するんです。

そこで今回はパキラの肥料について
適した時期や頻度などを詳しくご紹介していきます!

肥料について

まずは肥料とはどういったものがあるのかを
確認していきましょう。

肥料の種類

肥料には大きく2つの種類があります。

有機肥料と化成肥料です。

  • 有機肥料

有機肥料とは牛や豚、鶏などの糞や腐葉土、油粕など
天然の養分を原料に使った肥料の事をいいます。

ごみ

成分比率が分からない物や臭いのある物が多く、
室内よりも屋外の植物向きです。

成分によって根が負けてしまうような
障害を起こす事はありません。

  • 化成肥料

化成肥料はリンやカリウム、窒素のうち2種類以上を含み
化学的に作られた肥料の事をいいます。

化成肥料の中でも更に固形と液体の2種類に分けられます。

成分比率をきちんと把握して植物に与えなければ、
根が枯れてしまうような肥料負けを起こしてしまいます。

肥料のタイプ

肥料は効き方の違いで
速効性緩効性遅効性の3タイプがあります。

それぞれの特徴や利点・欠点を把握しておくことで
パキラ以外の植物を育てる際にも役立てることができますよ。

  • 速効性肥料

速効性肥料は肥料を与えてから
すぐに効き始めるタイプの肥料です。

そのため持続性はあまりありません。

  • 緩効性肥料

緩効性肥料は肥料を与えてから
ゆっくりと効き始めるタイプの肥料です。

そのためゆっくりと長く効果があります。

  • 遅効性肥料

遅効性肥料は肥料を与えてからしばらくは効き目がなく、
その後ゆっくりと効き始めるタイプの肥料です。

肥料の成分

肥料に含まれる成分はほとんどのものに
三大成分が含まれています。

成分ごとの比率を変えることであらゆる
植物の性質に合う肥料に出来上がっています。

成分の効果を理解しながら選ぶと
目的に合った肥料を選ぶことができるでしょう。

  • 窒素(N)
    タンパク質を作り葉緑素の元になる成分です。
    葉や茎を育てます。
  • リン酸(P)
    植物の細胞質の成分になり、花と果実を育てます。
  • カリウム(K)
    植物全体の育成に大きな役割のある成分です。
    根や茎を育てて、病気や害虫に対する抵抗力をあげます。

ちなみに市販されている物はN5:P5:K5というような記載がされています。その数値が大きくなるほど成分の濃度が高い物になります。与える量は少なくて済みますが濃度が高い分だけ扱いが多少難しい所があります。

液体と固形の特徴

固形肥料と液体肥料の2種類が使用されています。

  • 固形肥料

粒の大きさが大・中・小と分かれていて、
土の中に埋めたり、置いたりするタイプです。

緩効性なので水やりごとに少しずつ成分が溶け出し、
2~3ヵ月または数年、効果がゆっくりと持続する特徴があります。

大型サイズの観葉植物には、必要な養分も増えるので
固形肥料が適しています。

  • 液体肥料

そのまま使用できるタイプと、
規定量を水で薄めて使用するタイプがあります。

即効性という点と、手軽さと使い易さでは1番です。

しかし水やりと共に流れ出すのも早いので、
効果は1週間くらいしか持続しないのが特徴です。

 

パキラに合った肥料を使おう

パキラなどの観葉植物は室内で鉢植えで管理されています。

そのため牛糞などを原料にした有機肥料よりも、
化学的に作られた化成肥料の方が適しています

衛生的にも良いですし、
それに化成肥料の方が成分調整も行われているので、
簡単に使う事が出来ます。

化成肥料には液体と固体がありますが、
水を与えると溶け出す個体の方が管理しやすいので、
個体の化成肥料を使うようにします。

パキラに与える肥料は、速効性の肥料だと効き目が短いですし、
遅効性の肥料だと効き目が現れるまで時間がかかってしまいます。

そのため、与えてからすぐに効き始め、
ゆっくりと持続する緩効性の肥料を使うようにしましょう。

パキラにおすすめの肥料(固形)

  • ハイポネックス 錠剤肥料 観葉植物用

ハートの形が特徴的な錠剤型の肥料です。

小さな鉢にも使いやすいように1錠を1gと小さくなっています。

即効性と緩効性の2つの成分がゆっくりと溶け出し、
安定した効果が約1ヵ月持続します。

臭いも少なく、土の上に置くだけなので
室内でも安心して使用できます。

3大要素がバランスよく配合されていて、

葉の色を鮮やかにして植物を丈夫に育ててくれますよ。

  • ハイポネックス プロミック 観葉植物用150g

即効性と緩効性の成分を含んでいて、
安定した効果が2か月続きます。

臭いが無く清潔なので、
室内でも安心して使用できます。

窒素成分と2種類のカルシウム効果で、
葉色を鮮やかにし茎を丈夫にします。

錠剤型なので手間がいらず、肥料切れが防げます。

  • 住友化学園芸 マイガーデン植物全般用

溶出スピードの異なる成分を3種類ブレンドして、
安定した効果を持続させます。

成分の中には土に活力を与える有機酸の一種である
「腐植酸」をブレンドしていて効果は2~3ヵ月持続します。

土に溶け出す速さが異なる3種類の肥料が混ざっています。

パキラにおすすめ肥料(液体)

  • ハイポネックス ハイグレード 観葉植物450ml

観葉植物の生育に必要な15種類の栄養素が
バランス良く配合されています。

窒素を多く配合し、観葉植物の葉色を濃く鮮やかに育てます。

またトレハロースが配合されており、
細胞を乾燥や凍結から守り有用微生物を活性化させます。

規定量を水に薄めて使用するタイプです。

室内、屋外どちらの観葉植物にも使用できます。

水に薄めて使用するタイプなので濃さを変えるだけで用途が増えます。

  • 住友化学園芸 そのまま使える花工場 観葉植物用

窒素、カリウム成分が多く配合されていて、
葉や茎、根の生育を促進する肥料です。

シャワータイプで薄めずにそのままかけるタイプなので、
初めて肥料を扱う方も安心して使用出来ます。

薄めずに使用できるので初心者の方も安心です。

肥料の与え方

パキラに肥料を与える時期は
5月~10月の間に与えるようにします。

冬場は日本では寒くなるのでパキラは成長しません。

そのため栄養は必要なく冬場には肥料を与えないのです。

その代わり5月~10月の一番成長する
時期に肥料を与えるようにします。

肥料を与える回数は使う肥料で変わってきます。

肥料には持続期間が書いてありますので、
それを参考に与えるようにして下さい。

私は半年間持続する肥料を使っているので、
5月に1度あたえるだけで育てています。

季節ごとの肥料の与え方

それでは季節ごとに分けた肥料の与え方を詳しく説明していきます。

大まかな肥料の与える時期や頻度は上記にある通りなので、
それをしっかり覚えておくことで季節ごとの
細かなタイミングも把握しやすくなるでしょう。

春の肥料

パキラの新芽が出始めて生育が活発になってきます。

2ヵ月に1回程度、土の上に置く緩効性の肥料を与えましょう。

パキラが成長期に入ったら水やりの際に
液肥や活力剤もあげるようにします。

夏の肥料

最もパキラの生育が活発になる時期です。

春と同じく緩効性の肥料を与えます。

気温が高くなるとパキラの鉢土の微生物も
活発になり肥料の分解が早くなります。

そのため、パキラへの水やりの際、
2週に1~2回は液肥や活力剤をあげるようにします。

四季の変わり目を見ながらパキラを管理してあげましょう

秋の肥料

引き続き緩効性の置き型固形肥料を与えます。

気温が下がり、パキラの新芽が出る様子が止まったら、
土の上に置いていた肥料を取り除いてあげましょう。

そして規定濃度より2倍ほど薄くした液肥を、
2週に1回程度あげるようにしましょう。

冬の肥料

休眠期と言い、パキラも活動が鈍くなるので
肥料を与える必要はありません。

しかし、室温が常に高くパキラの生育が活発な状態なら、
規定濃度より2倍ほど薄くした液肥を、
2週に1回あげるようにしましょう。

パキラは春先から成長期に入るので大量の養分を必要としますが、
成長期のパキラへの肥料の与えすぎは肥料焼けなどの
原因になるので注意しましょう。

また、パキラを置いている場所が光が当たらないなどの
環境の違いによっては、肥料を多く必要としない場合もあります。

肥料を与える時の注意点

  • 必要なのは肥料じゃないかも?

パキラが元気のない様子だと
肥料を与えたくなる人も多いでしょう。

しかしパキラが元気のない時は
養分不足以外の可能性が高いです。

水不足や根詰まり、根腐れなどが主な原因だとされています。

肥料を与える前にまずパキラ全体をしっかり調べて原因を
見極めてください。

  • 肥料焼けに注意!

土壌栽培しているパキラに肥料を与えるのは成長期の間だけになりますが、
大量に与えると肥料焼けを起こす事になります。

肥料焼けというのはパキラの根の周りに濃い成分が集まり、
薄めようとして根の中にある水分をパキラが放出します。

結果として、水分不足を起こして根が弱ってしまうのです。

パキラに与える肥料が濃かったり、与えすぎたり、
根の近くに与えたりする事が原因です。

肥料は指定された濃度や分量を与えて肥料焼けを防ぎましょう。

まとめ

いかがでしたか?

肥料ひとつとっても様々な種類や効果・特徴があり
その内容をしっかりと理解しておくことで
幹が強く育ったり、葉を元気にたくさんつけることもできます。

手間いらずのパキラですが、肥料を上手に使うことで
より鮮やかで張りのある綺麗な姿になるでしょう。

肥料は扱い方で植物にいい影響も悪い影響も与えます。

必ず用法容量をしっかりと守って使用してください。

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