クリスマスが訪れる頃、赤く染まった
ポインセチアも多く見かけます。

実はポインセチアの赤色は元からではなく
徐々に染まっていくのをご存知ですか?

ポインセチアを赤くするにはある
作業をしないといけないんです。

今回はポインセチアの葉を赤くする方法
や気を付けるポイントなどをご紹介します!

ポインセチアとは

科名:トウダイグサ科
学名:Euphorbia pulcherrima
別名:ショウジョウボク
原産地:メキシコ
樹高:30cm~5m
主な開花期:11月-1月

ポインセチアは現在、原種プルケルマを改良した
園芸品種が多く出回っています。

メキシコが原産地の為、暑さに強い反面、
寒さには弱く日本の開花時期には
室内で栽培されることが殆どでしょう。

ややデリーケートな面を持つため、
栽培は難しい部類に入ります。

開花時期を迎える前に枯らしてしまったり、
葉が赤くならないなどトラブルや
問題点も見られることが難点です。

しかしその色合いの可愛らしさから
多くの人に親しまれており、
販売時期を迎えると多くのポインセチアが
市場を賑わせています。

ポインセチアはなぜ赤いの?

ポインセチアの赤色は緑の葉の色との
コントラストがまさにクリスマスカラーで
可愛らしいことが特徴的ですよね。

実はあの赤色の部分、花びらではなく
葉だということを知っていますか?

赤い葉の部分は正式には”苞”と呼ばれ、
これは花の蕾を包んでいた葉が開花に伴い
変化したもののようです。

多くは普通の葉よりも小さく緑色をしているようですが、
ポインセチアの苞が赤いのは受粉を手助けしてくれる虫を
呼び寄せるためなのだそう。

赤い苞を取り除いた後は、「虫が寄らなかった」
という実験結果も報告されているほど、
赤色はポインセチアにとっての生命線
ともいえる役割を果たしているようです。

 

葉が赤くならない原因は?

ポインセチアは、日照時間が短くなることで
花芽を付ける短日植物です。

更に花芽を付けることで周りの
苞が赤に染まっていきます。

その為、ポインセチアを赤くするには
花芽を付けなければならず、
またその為には日照時間が短くなるよう
処理をしなければならないということです。

この日照時間というのも日光を避ける、
日陰に置くなどではなく、蛍光灯なども含めた
光の当たらない真っ暗な時間が
12時間以上続くことが重要になります。

これを怠ってもポインセチアが枯れることは
ありませんが、葉が赤くなることもありません。

ポインセチアが赤くならないのは
この作業を全くしていなかったり、
方法が間違っているからです。

この日照時間を調整する作業を”短日処理”と言い、
ポインセチアを赤くするためには欠かせない作業です。

方法は難しくなく、特別な道具も必要ないので、
ポインセチアを育てている人は是非やってみてくださいね!

次はこの短日処理についてご紹介します。

 

短日処理をしよう

それでは早速短日処理を行ってみましょう!

要点を抑えながら確実な短日処理を行うことで、
クリスマスの頃には綺麗な赤色を見せてくれますよ。

時期

9月下旬~10月中旬頃の気温が
18度~20度になったころに行います。

短日処理を始めた日から
約1か月~1か月半ほど継続することで
苞が赤くなっていきます。

長いと2か月ほどかかる場合もあるので、
焦らず長い目で作業しましょう。

色づき始めたら、短日処理を止める合図です。

毎日ポインセチアの様子を見ながら行いましょう。

用意するもの

  • 段ボール
  • 段ボールも覆える大きさの布、または黒のビニール袋

方法

  1. ポインセチアの鉢に段ボールをかぶせます。
  2. 更に全体を覆うように布または黒の
    ビニール袋をかぶせます。
  3. 毎日、夕方17時~朝7時までの14時間ほど
    かぶせたままにしておく。
    朝7時~夕方17時までの10時間は
    十分に日光が当たるようにする。

これを毎日色がつくまで続けます。

細かな作業がない分、時間や時期など
厳守する部分が多いのが短日処理の特徴です。

次にご紹介する気を付けるポイントをしっかり読んで
丁寧な短日処理を行いましょう!

気を付けるポイント

ポイントを覚えておくことで短日処理も
それだけスムーズに行うことができます。

ちょっとした油断でやり直しになることもあるので
注意が必要です。

  • 蛍光灯の光も「昼」だと認識してしまい花芽をつけない為、
    夜でも確実に真っ暗な状態を保ちましょう。
  • 12時間以上見えない状態が続く為、
    知らない間に害虫がついていることも。
    日光に当てている昼間の内に確認して、
    この時に害虫駆除を行うようにしましょう。
  • 短日処理中、一度でも段ボールをかぶせることを怠ると、
    継続日数がまた初めからになってしまうので
    根気よく続けることが大切です。
  • 段ボールのみでも行えますが、害虫予防やより
    安定した暗さを出すために上から布で覆うと
    より確実な短日処理が行えます。

 

まとめ

ただ育てるだけではポインセチアは赤くなりません。

短日処理という特殊な作業を行うことで綺麗な
赤色へと変化させるようですね。

栽培の難しいとされるポインセチアですが、
無事赤色へと変えることができれば喜びもひとしお。

今年のクリスマスには、自分で育てた愛情たっぷりの
ポインセチアで楽しみましょう!

スポンサーリンク
記事が役に立ちましたら、シェアをお願いします!