代表種、日本朝顔の2種類と品種を紹介!

朝顔

朝顔は、日本朝顔や西洋朝顔など色々な種類があります。

 

それら全てを朝顔と言ってしまうこともありますが……

ここでは、狭義の「朝顔」、日本朝顔(1年草)について紹介します。

 

朝顔の花といえば思いつくのは、青や紫、ピンク色のラッパ型でしょうか。

他にも沢山きれいな色があったり…
花や葉が朝顔とは思えないような形の変わった朝顔もあるんです。

江戸時代に朝顔の大ブームがあり、花びらが細いものや八重咲きなど幕末には約1200系統が作られたようです。

すごい数ですよね。そんな古くから親しまれ、多くの園芸種が作られてきた朝顔。

そんな朝顔を、
一般的な馴染みのある形をはじめ、貴重な変わり種まで、
大輪朝顔変化朝顔という2種類の品種を紹介します。

では、早速見ていきましょう。

 

大きな花の朝顔、大輪朝顔!

朝顔の中で極めて大きな花が咲く、大輪朝顔という種類があります。
その品種を紹介します。

大きな花の朝顔もきれいです。

では、見ていきましょう。

和風な色の大輪朝顔「団十郎」

江戸時代、2代目市川團(団)十郎の衣装の色が団十郎茶として流行り、
大輪朝顔の「団十郎」はそこから来ています。

とても和風な色で、
他の鮮やかな朝顔と一緒に植えても落ち着いた印象になって良さそうです。

そんな「団十郎」ですが、似たような朝顔が出回っています。

正式な「団十郎」は、

  • 葉は黄葉(黄緑色の葉)で蝉(セミ)葉。
    黄葉の蝉葉
  • 葉に斑点はなく無地。
  • 花は中心部が白、濃い茶色の花びらです。

白く美しい大輪朝顔「平安の香」

「平安の香(へいあんのかおり)」は、大輪朝顔の品種。

7月中旬~9月中旬に、中心が紅紫色の大きな白い花が咲きます。
葉は青斑入り蝉葉。

あんどん仕立てにするのに向いています。

夜明け前の空の色、大輪朝顔「暁の海」

大輪朝顔を上回る大きな花で、
超巨大輪朝顔と呼ばれる「暁の海(あかつきのうみ)」。

かなりの大きさの花で、競技大会用になっています。
ですが、丈夫で強く、花つきも良いようです。

上手に育てれば、花径20cm近くの大きさに!
紺~紫色の花で、葉は青斑入り蝉葉、
あんどん仕立てに向いています。

ちなみに、似た名前で「暁の紅」という鮮やかな紅色の大輪朝顔もあります。

大輪朝顔「黒王」

朝顔の中でもっとも黒に近い色の花を咲かせるのが…
大輪朝顔「黒王」です。

すごく立派な名前ですよね。
それだけ、極めて黒に近いということですね。

 

色々な姿の朝顔、変化(へんげ)朝顔!

変化(へんげ)朝顔は貴重なものが多く、価値が高いです。

変化朝顔は変化というだけに、とても多くの花姿があります。

少し変わった形や、かなり変わった形まで変化朝顔を紹介します。

星形の変化朝顔”ききょう咲き”

”ききょう(桔梗)咲き”というのは、
秋の七草、桔梗(野山に咲く紫色の星型の花)に似た形の花を咲かせることです。

”ききょう(桔梗)咲き”の変化朝顔は、
花びらの縁は白く縁取られ、赤・赤紫・白などの花を咲かせます。

品種は、紅色の花を咲かせる「紅獅子」や、紫の花の「紫獅子」などがあります。

朝顔といえば、柔らかな色と薄い花びらだと思いますが、
この変化朝顔の”ききょう咲き”は、花びらも厚く濃い色でインパクトがあります。

花びらが厚いため、花持ちが良くて夕方まで咲いていたり、
切り花にしたりできます。

葉は光沢のある深緑色の小型の葉で、花びらと同じく厚みがあります。

全体的に小さくまとまった姿になります。

朝顔に見えない ”采(さい)咲き”の変化朝顔

”采(さい)咲き”というのは、花びらが細かく裂けたような形で咲くことです。

”采咲き”の変化朝顔は、もはや朝顔の面影が見えません。

ほとんど種ができない種類が多く、それらの朝顔は出物と言われます。
花や葉が細かく、繊細な姿の朝顔です。

そんな朝顔もあるなんて知らない人が多いと思います。
誰かと朝顔の話をしたら教えてあげると話が盛り上がるかもしれません。

ツートンカラー!!変化朝顔「松島の清風」

「松島の清風」は、花の形は普通の朝顔ですが…

花の色が2色のツートンカラー!!
そして、葉まで青葉と黄葉のツートンカラー!!

とても面白い品種だと思いませんか!?

 

朝顔に似た花、別名も紹介

朝顔にそっくり!白い筋模様がきれいな曜白(ようじろ)朝顔

最近になって作られた曜白朝顔。
日本朝顔が交配されてできました。朝顔に似ています。

品種は「メリーゴーランド」などがあります。
大輪朝顔と曜白朝顔が掛け合わされた大輪曜白朝顔という種類もあります。

曜白朝顔は、花の中心部から放射状に白い模様が入るのが特徴的です。

曜白朝顔

綺麗な空色、西洋朝顔

”西洋朝顔”

【別名】

  • ソライロアサガオ
  • アメリカソライロアサガオ

その名の通り、朝顔にそっくりな形で綺麗な空色の青い花を咲かせる「ヘブンリーブルー」という品種名が有名の1年草。
西洋朝顔「ヘブンリーブルー」

花持ちが良く、お昼頃まで(季節によっては夕方まで)花が咲いています。

日本朝顔よりも1カ月程遅く咲きます。

  • 日本朝顔…7~10月頃
  • 西洋朝顔…8~11月頃

葉に毛があるのが特徴です。(日本朝顔は無毛。)

蔓が長く伸びて葉も大きいので、
緑のカーテンとして壁や窓などを覆って日差しを遮るのに適しています。

西洋朝顔の品種は「ヘブンリーブルー」の他に、

  • 「アーリーヘブンリーブルー」1カ月ほど早咲きの青い花。
  • 「フライングソーサー」白と青色で絞り染めをした浴衣のような色合いの花。
  • 「スカーレットオハラ」マゼンタ色の花
  • その他、真っ白な花の品種など色々あります。

ノアサガオ(野朝顔)

”ノアサガオ”

【別名】

  • 琉球朝顔
  • 宿根朝顔

宿根性の多年草です。

開花時期は6月~12月頃で、朝顔に似た花を咲かせます。

「オーシャンブルー」という青紫色の花の品種が有名で、
他にも白やピンクなどの花色の品種もあります。

チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)

”チョウセンアサガオ”

【別名】

  • (園芸名)ダチュラ
  • キチガイナスビ(気違い茄子)
  • マンダラゲ(曼荼羅華)

白い朝顔のような花「チョウセンアサガオ」
1年草または多年草で1mほどの草丈になります。
強い毒性があるので注意が必要です。

夏から秋頃に10~15cm程の白い花をつけます。
実には刺が沢山ついています。

キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)

”キダチチョウセンアサガオ”

【別名】

  • (園芸名)エンジェルトランペット
  • ( 〃 )エンジェルトランペット

下向きの朝顔のような花「キダチチョウセンアサガオ」
チョウセンアサガオと同じく有毒です。

キダチ(木立)というように、低木または高木です。

春~秋頃に、ききょう咲き朝顔のような形で花びらの先端が反り返った花を下向きに咲かせます。
花色は黄色や白色などがあり色々な種類があります。

その他、朝顔に似た花

  • 「サツマイモ」白く、中心部が紅色の花です。
  • 「昼顔」5~10月頃に朝顔に似た花を咲かせます。
    花径5cmほどの可愛いピンク色などの花を咲かせる多年草。
    その名の通り、昼間に咲いて夕方頃にしぼみます。
    ピンクの朝顔のような花「昼顔」
  • 「夜顔」7~10月頃、夜に白い花を咲かる1年草。紅色の花の夜顔もあるようです。
  • 「マルバルコウ(ソウ)」8~10月頃、赤い花を咲かせる1年草。朝顔に似た形の花で、花の中心部は黄色です。午後になると花はしぼみます。つる性で3メートルほどまで伸びます。
  • 「豆朝顔」花径2cmほどの白い花(紅色の花もあります)を7~9月頃に咲かせる1年草。白い花の中心に紫色の葯(やく)が目立ちます。
  • 「星朝顔」花径2cmほどで1つの花茎にたくさんの花がつきます。8~10月頃に咲きます。薄っすらとピンク色の花で、中心部が濃い赤紫色です。
  • 「アメリカ朝顔」8~10月頃に花径3cmほどの青・青紫・白・ピンクなどの色の花を咲かせる1年草。

 

まとめ

どうでしたか。

良く見る馴染みのある朝顔ですが、知らない朝顔が沢山あったと思います。

(日本)朝顔には、大輪朝顔や変化朝顔という種類があって、
色々な大きさ・色・形の品種がありましたね。
あんどん仕立てで手軽に育てられるのもいいですね。

朝顔に似た西洋朝顔は、日本朝顔よりも開花が1カ月程遅いけど大きく育つので、
緑の(グリーン)カーテンづくりに最適。

そのほか、朝顔に似た花が沢山ありましたね。

  • 白い筋入り模様の曜白朝顔
  • ノアサガオ
  • チョウセンアサガオ
  • キダチチョウセンアサガオ

昼顔、豆朝顔など……

朝顔に似た花もきれいな花が沢山ありますよね。

朝顔への興味が深まりましたか?
色んな朝顔を見てみたい、買って育てたい!という人は、
東京で開催される入谷朝顔市に行ってみるのもいいかもしれませんね。

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