大きなハート型の葉が特徴的なウンベラータは
観葉植物として人気のある植物です。

耐熱性や耐陰性も高く育てやすいことから、
インテリアとしても広く活用されています。

しかし一方で耐寒性は低く、
冬場には適切に対処しないとすぐに枯れてしまいます。

今回はそんなウンベラータについて、
冬越しを行うための方法や注意点などをまとめてご紹介します!

ウンベラータについて

学名:Ficus umbellata
科・属名:クワ科・フィカス属(イチジク属)
英名:Umbellata
原産地:熱帯アフリカ
別名:フィカス・ウンベラータ

ウンベラータとは「日傘」という意味で、
その大きな傘のような葉の形が由来です。

ゴムノキの仲間で、特徴として枝や葉っぱを切ると切り口から
粘着性の樹液が出てくるというものがあります。

耐陰性も高く育てやすいことやハート型にも見える
葉が人気高く贈り物としても重宝されています。

しかし暑さに強く冬の寒さに弱いため、
日本の冬では冬越し作業をしないと枯れてしまいます。


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ウンベラータを冬越しさせよう!

ウンベラータは寒さに弱く、
気温が5度を下回ると枯れてしまうことも。

ウンベラータを上手に冬越しさせて長く楽しみましょう!

最適な置き場所を選ぼう

フィカス・ウンベラータは比較的耐陰性があり、
室内の光でも育てられます。

そのため、インテリアとしても取り入れやすいウンベラータですが、
冬は室内に届く光の量も少なく、やはり日照不足になりがちです。

冬は日光浴の為と言って外に出すとやはり気温が低いので、
植物にダメージを与えてしまいますので、
日のあたる窓際に置くのがお勧めです。

ただ、冬場の窓際は、放射冷却もあって、
夜や朝方になるととても寒くなります。

そのため、昼間窓際で十分に光を浴びたウンベラータは、
夕方には窓際から離れた場所に移動させて、
冬の寒い環境に置く事の無いように気をつけましょう。

また、カーテンをしたり、窓に寒さを防ぐ為のシートを
取り付けたりするのも夜間の気温低下を防ぐ良い方法です。

日当たりを好む植物ですので、年間を通じて
日当たりの良い室内でも楽しむことができます。

冬以外は戸外のほうが良いですが、
真夏の直射日光は葉焼けするので、
明るい日陰に置くようにしましょう。

真夏以外でも、急に強光線を当てると葉焼けや
変色の原因にもなりますので、徐々に慣らしながら、
明るい場所へ移動させます。

秋の最低気温が15度を下回りだしたら、
室内に入れて管理します。

耐陰性に強いとはいえ、冬は日照不足になりがちなので、
なるべく窓辺で太陽光に当てるほうが良いでしょう。

冬の気温に注意!

ウンベラータにとって気温の寒暖差はとてもダメージになります。

冬の寒さと同じように温度差にも気をつけなくてはいけません。

昼間、ポカポカと暖かい窓辺でも、
夜になると特に冬場は窓からの冷気でぐっと気温が下がります。

このような大きな気温の差はウンベラータには大変厳しい環境です。

夜が来る前に部屋の真ん中に移動させてあげることで
窓からの冷気が植物に当たるのを防止しましょう。

また、耐寒気温は5度なので、それ以上であれば成長しますが
寒暖差があり過ぎると枯れやすくなってしまうので、
10度以上を保てる場所で管理して育てるようにしたほうが良いでしょう。

冬は寒いので外に出さないように注意してください。

水のあげ方に注意しよう

季節を問わずしっかりと葉水をすることで、
つやとハリのある生き生きとした葉を保つことができます。

フィカス・ウンベラータは最低気温が20度以下になると、
徐々に根から水を吸わなくなってきます。

夏場にたっぷり与えるようにしていた水やりの間隔を少しずつあけて、
冬場は土を乾燥気味にする必要があります。

冬場水を与えすぎると、根から水分を吸い上げることが出来ない為、
根腐れを起してしまいます。

ウンベラータの土の表面が乾いてから数日後に
水やりするのが良いでしょう。

また、気温が低い冬場の水やりは昼間の
暖かい時間帯に行うようにしましょう。

冬の間、土は乾燥気味が良いウンベラータですが、
逆に葉の乾燥は防ぐ必要があります。

冬は空気も乾燥しているので、適度に葉水をして、
葉の潤いを保ちましょう。

そうすることで、葉ダニなどの害虫防止にもなります。

空気も乾燥しているので、葉水も忘れずに。

冬場は、暖房器具の使用などで乾燥しがちになり、
ハダニなどの病害虫が発生し葉が傷んで落ちるなどの原因になります。

葉っぱの表と裏の両方に、
霧吹きなどを使って水分を与えるようにします。

一年を通じて、葉水は行ってください。

冬の植え替えは控えて!

休眠期の植え替えはウンベラータの株を
弱らせてしまうので避けましょう。

植物を同じ鉢で長く育てていると、
根が鉢の中でいっぱいになり、
水もちや水はけが悪くなります。

ウンベラータも鉢の底から根が
出てきたら植え替えの時期です。

どの植物にとっても植え替えはとても体力がいるもの。

生育期に行うことが基本です。

それ以外の時期に行うと株が弱って枯れてしまうこともあるからです。

熱帯地方原産のフィカスウンベラータの植え替えは、
寒い冬場を避けて、5月から6月ごろの生育期に行いましょう。

最低気温が20度から25度ある暖かい時期が最適だと言われています。。

冬枯れをしても諦めないで

葉が落ちて枯れてしまったと思っても、
春になると蕾が膨らんでくるのです。

冬になると、ウンベラータの葉が黄色く
変色して落ちてしまうことがあります。

これは、冬の気温が低いことと、
日照不足が原因です。

ウンベラータの葉がすべて落ちてしまうと、
冬枯れしてしまったのかと思いますよね。

でも、根や茎が生きていて、植物が自分で冬の寒さに
耐えるためにあえて葉を落としているのです。

春になって、気温が上がり生育期に入ると
ウンベラータから新芽が出てまた元気に
葉を茂らせてくれるでしょう。

ですから冬の間は、あきらめずに
時々水やりをしてあげてください。

そして冬が終わり、4月の終わりごろから、
太陽の光とお水をたっぷりあげて、
ウンベラータの新芽の成長を助けてあげましょう。

 

ウンベラータのお手入れ方法

  • 置き場所

ウンベラータは日光が好きなので、
出来るだけ日当たりのいい場所を選びましょう。

ただし直射日光は刺激が強く葉焼けを
起こしてしまうので注意が必要です。

耐陰性もあるため、室内の柔らかな日光が
当たる場所であれば問題ありません。

しかしエアコンなどの風が直接当たると
乾燥で葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動しましょう。

  • 温度

耐熱性の高いウンベラータですが、耐寒性はは低いので
5℃以下にならない様に気をつけましょう。

室内の場合は10度以上を保てるように心がけてください。

ベランダ等で育てている場合、外気温が15℃以下になるころには
室内へ移動がおすすめです。

  • 用土

根腐れを起こさないように出来るだけ
水はけの良い土を使うようにしましょう。

赤玉土7:鹿沼土3などを参考にしながら
環境にあった土づくりをしてください。

土づくりが苦手な場合は観葉植物用土がおすすめです。

  • 水やり

冬の水やりについては上記で記載した通り行ってください。

春と秋のまだ肌寒さの残る時期には鉢土の表面が乾いてきたら、
鉢底から水が出るまでたっぷりの水を与えましょう。

夏は気温が高く、土がよく乾くので乾く前に
たっぷりと水を与えて水切れに注意してください。

水のやりすぎは根腐れをおこすので
適度な頻度と量を守りましょう。

  • 肥料

ウンベラータは基本的に肥料がなくても生長する植物です。

気になる場合は春~秋の成長期に
与えるようにするといいでしょう。

適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、
緩効性の置き肥がおすすめです。

冬場の肥料は肥料焼けを起こし逆効果となるので
やめましょう。

 

まとめ

冬越しと言ってもなにか特別な処理を施すわけではないので、
気張らずに楽しく栽培しましょう。

特に気温に気を付けてあげることで
冬越しの成功率はグッと上昇しますよ。

暖かな時期は外で、寒い冬は室内で
ウンベラータと楽しく過ごされてみては?


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