ギャザリングの作り方まとめ!寄せ植えとの違いは?

花

植物は色々な形で、
私たちの生活に取り入れられています。

花束、フラワーアレンジメント、寄せ植え…

その他にも”ギャザリング”という楽しみ方があるんです。

フラワーアレンジメントなどと違って、
根が付いたままの苗を何種類か一緒に植える寄せ植えの仲間です。

  • 具体的に寄せ植えとどんな違いがあるのか?
  • ギャザリングはどうやって作るのか?

詳しく紹介していきます。

ギャザリングと寄せ植えの違い

寄せ植え

ギャザリングと寄せ植えの違いは、
苗の根鉢(土)を崩すか崩さないかです。

  • 具体的にどんなものなのか?
  • メリットは何なのか?

を紹介します。

”ギャザリング”

ギャザリングは、苗の根鉢(土)を崩し、
それを花束のように組み合わせて鉢などに植え付けます。

一つの苗を割いて、小さな苗をいくつも作ったりします。

メリット

苗の土を崩して小さくするので、
小さな鉢でも色々な種類の植物を植えられます。

花束を作るように、
自由に植物を細かく組み合わせることができるので、
アレンジの幅が広がり、個性的で華やかなものが作れます。

作って完成したものはすぐに綺麗な状態で観賞できます。

”寄せ植え”

寄せ植えは、苗の根鉢(土)を崩さないようにそのまま植え付けます。
小さな鉢などにはいくつか植えるだけで一杯になります。

メリット

植物が生長するにつれて綺麗な状態で観賞できるようになります。

一つ一つの植物が際立って、自然な美しさを観賞できます。

ギャザリングの作り方!

ギャザリングの作り方を詳しく紹介します。

植木鉢にギャザリング

「用意するもの」

  • 鉢などの器(プラスチックではなく通気性の良いもの)
  • ベラボン(ヤシの実チップ)か培養土
  • 水苔
  • 水苔を浸す桶やバケツなど。
  • ハサミ

ベラボンは軽くて汚れにくいです。
不要になったら可燃ごみで捨てられます。

草花のギャザリングでは、
草花培養土などか、
”ベラボン・プレミアム”を使うといいですよ。

多肉植物のギャザリングには、
”ベラボン・サキュレント”を使うと良いですよ。

ギャザリングに必要な材料が買える通販ショップは、
こちらがおススメです。
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「ギャザリングの作り方」

水苔を5分くらい水に浸して用意します。

鉢に、培養土かベラボンを鉢の縁より少なめに入れておきます。

途中で手を綺麗にするために、
手洗い用の水を入れたバケツを用意しておくといいですよ。

苗をポットから出します。

苗

土をほぐします。
根が沢山回っているときはハサミを使いましょう。

苗の根鉢

縦に避ける場合は割いて、小さな苗をいくつか作ります。

他の苗も同じようにここまでやります。

そしたら、
好きな苗を合わせて水苔を巻きつけます。
茎まで水苔を巻くと腐ってしまうので気をつけましょう。

水苔を巻いた苗

水苔を巻いたら、鉢の中に入れます。

培養土なら、そのまま土の上に苗を置き、
ベラボンなら、少し穴を開けて押し込むように苗を入れます。

そしたらまた、苗を合わせて水苔を巻いて鉢に入れていきます。

全体をこんもりと半球状に仕上げたい場合は、
鉢の周りから苗を入れ、中心は最後に入れます。

全部の苗を入れ終わったら、
水苔を隙間にしっかりと詰めていきます。

最後に、花や葉が交差したりしているところを整えて完成です!

ハンギングリースの作り方

ギャザリングのリースの作り方を紹介します。

用意するものや手順は、
大体は先程紹介した通りです。

鉢の代わりにワイヤーでできたリースの土台を用意します。
麻布が敷いてあるものを選びましょう。

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【楽天市場】ハンギングリース

立てかけて飾る場合は培養土でも良いですが、
壁に吊り下げて飾るときは軽いベラボンがおススメです。

リースは幅が狭いので、
ベラボンに多肉植物を植えるときは竹箸などを使うと良いようです。

リースの他にもウェルカムボードなど、
ベラボンで色々な場所にギャザリングができますよ。

 

管理の仕方

水やり

基本的な植物の管理の仕方と同じです。

程よく日の当たる風通しの良い場所で管理しましょう。
水は、土やベラボンが乾いてからたっぷりとあげましょう。

培養土は肥料が入っていますが、
ベラボンを使った場合は肥料が入っていないので、
早めに液肥をあげると良さそうです。

 

まとめ

”寄せ植えとギャザリングの違い”

ギャザリングでは苗の土を崩して、
苗を花束のように色々組み合わせて植え付ける。

”ギャザリングの作り方”

培養土か、ベラボン(ヤシの木チップ)を使います。

草花用の”ベラボン・プレミアム”と、
多肉用の”ベラボン・サキュレント”があります。

苗と苗を合わせて水苔を巻いて固定して植え付けていきます。

用意するものも少なくて作り方も簡単なので、
ぜひ、ギャザリングに挑戦してみてください。