寄せ植えの作り方とコツ!初心者でも簡単な基本をまとめ!

寄せ植え

鉢やプランターで、
2種類以上の植物を一緒に植える寄せ植え。

色々な組み合わせができて華やかになる寄せ植えですが、
花の選び方やアレンジの仕方など、難しいと感じる方も多いと思います。

寄せ植えをもっと気軽に楽しんでもらうために、
初心者でも簡単な寄せ植えの作り方やコツなどを紹介します。

寄せ植えの花・植物を選ぶコツ

疑問

寄せ植えを作る以前に、
どれとどれを選べばいいのか迷いますよね。

選び方のコツを簡単にまとめておきます。

”開花時期と性質”

開花時期

開花時期が同じような花を選ぶ。

小さな鉢やプランターに苗を植えると、
苗の種類や数はあまり多くないと思います。
色々な花が同時に咲いていると綺麗です。

性質が似たものを選ぶ。

暑さ(寒さ)に強い花と弱い花を合わせないようにします。

開花時期によって大体性質は分かります。
夏に咲く花は暑さに強いなど。

なので、

  • 春~夏の花
  • 秋~冬の花

のどちらかでまとめると良いですよ。

あとは、湿気を好む性質や土の酸度の好みも色々ありますが、
極端に違う性質でなければ、あまり気にしなくて大丈夫です。

”草丈”

背が高くて上の方で咲く花を選ぶときは、
背の低いものも選びます。

背が低くて同じような高さのものだけ選ぶときは、
ツル性や垂れるタイプの花・植物も選ぶと、動きがでて良いですよ。

”花色”

選び方は3つのパターンがあります。

暖色(赤・アレンジ・黄色)
暖色

寒色(青)
寒色

反対色(青とオレンジ・紫と黄色など)
補色

緑や紫、白は暖色にも寒色にも合います。

白はとても使いやすいです。
白い小花を1種類選んでおくと、
まとまりのある綺麗な寄せ植えが作れますよ。

白を中心に淡い色の花を寄せ植えにしても可愛いです。

”葉色”

葉の色

薄い緑や深い緑色、
暗い赤や複色のカラーリーフ、
白いシルバーリーフなど…色々あります。
(葉の形も色々です。)

淡い色の葉は柔らで軽い印象になり、
深みのある色の葉は、全体を引き締めて落ち着いた印象になります。

一年草・多年草・低木

1年草と多年草などを一緒に寄せ植えにしても大丈夫です。

枯れた1年草は取り除いて、
残った多年草にまた、相性の良い花・植物を寄せ植えしましょう。

ただし、何年も育てていると花付きが悪くなるものもあります。

「注意点」

同じ(同じ科)の植物を同じ土で続けて育てていると、
連鎖障害が出ることがあります。

植え替えをしないで寄せ植えをずっと管理する場合は、
連鎖障害のでやすい植物があるときは特に、
「菌の黒汁」などの土壌改良剤を使って連鎖障害を防ぐようにしてください。

寄せ植えの作り方

寄せ植えの苗が決まってしまえば、
寄せ植えを作るのは簡単で楽しいですよ。

作り方

寄せ植えの作り方を紹介します。

「用意するもの」

  • 鉢・プランター
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • (草花)培養土または、赤玉土・腐葉土・緩効性化成肥料。
  • その他、スコップなど。

培養土なら手軽にそのまま使えます。

土を作る場合は、
赤玉土7:腐葉土3が基本の配合です。
そこに緩効性化成肥料(または堆肥)を入れると良いです。

「作り方」

  1. 鉢・プランターの底の穴には鉢底ネットをかぶせます。
  2. 鉢底石を、底が見えなくなるくらい(数センチ)入れます。
  3. 土を、鉢の3分の1くらいまで入れます。
  4. 苗を入れます。
  5. 全部の苗が入ったら土を隙間なく入れます。
  6. 縁のぎりぎりまでではなく、数センチ下まで土を入れて完成です。

アレンジ(配置)のコツ

苗を植え付けるときの配置のコツも簡単に紹介します。

丸い鉢

背の高い花を鉢の中心に植えて、
周りに背の低い花を植えるのがコツです。

プランター

後ろが壁などの場所に置くときは、
プランターの奥に背の高い花を植えて、
手前に背の低い花を植えるのがコツです。

 

寄せ植えの管理方法

水やり

土がしっかりと乾いたら水やりをします。
夏は、朝や夕方にやります。

花が沢山咲く時期は肥料をあげましょう。
緩効性化成肥料を1~2か月に1回か、
(すぐに効く)液体肥料を2週間に1回くらい。

程よく日が当たって風通しの良い場所で管理しましょう。

 

まとめ

寄せ植えは、開花時期・性質をメインに、
花や葉の色などの相性を見つけて選んでみてください。

夏の花、秋の花などで調べてみると良いですよ。

上手に作れる自信がない方は、
白い小花を1種類入れるのがおススメです。

草丈の高低差がなくてまとまりすぎそうな場合は、
這性や垂れるタイプの植物を入れるのがおススメ。

寄せ植えの作り方は簡単で、
土は培養土を使ってしまえば手軽です。

観賞するときにどの花も見えるように植え付けましょう。
背が高い花は、丸い鉢植えでは中心、プランターでは後ろに植えます。

あまり難しく考えずに、
好きな花を見つけて寄せ植えを気軽にやってみてくださいね。