真冬に凛と咲くクリスマスローズは
その鮮やかな色合いで寒さの中に明るさをもたらしてくれます。
長い期間楽しめることから、ガーデニング初心者から
玄人まで幅広い人気を誇ります。
今回はそんなクリスマスローズと寄せ植えで
相性のいい花や寄せ植えをする時の
ポイントなどをご紹介します!
目次
寄せ植えをしよう!
クリスマスローズと他の植物で寄せ植えを行うことで
お庭の印象はグッと変わることでしょう。
寄せ植えで気をつけたいことや色のバランスなど、
素敵なお庭を作るポイントをおさえましょう。
寄せ植えとは
異種または同種の植物を同じ鉢・プランターや、
地植えの場合に株元を近接して植えることを指します。
寄せ植えはただ好きな植物同士を合わせるのではなく、
湿地や乾燥、酸性やアルカリ性などと好む土や
植物の耐陰性・耐寒性・耐暑性などの適した環境などを考えながら行います。
これらを怠ると、枯れてしまう原因となる為、
寄せ植えをする植物の性質をしっかりと確認しましょう。
寄せ植えは色のバランスが大切!
色の組み合わせで、寄せ植えの印象は
大きく変わります。
特に、同系色や反対色でまとめ、
色数を3つ以内に抑えると視覚的に調和がとれるといわれています。
赤、ピンク、オレンジなどの暖色系、
青、紫などの寒色系でまとめると
落ち着いた寄せ植えに。
紫と黄、青とオレンジ、赤と緑などの
反対色は、互いを際立たせて鮮やかな印象に
仕上がります。
同系色のグラデーションや
パステルカラーを集めるのもお勧めです。
クリスマスローズと相性のいい花は?
クリスマスローズは開花した春に
庭に植えるとちょうど良いのですが、
2年もするととても大きな株になります。
生育も鉢で栽培する以上に良く、
株の間は少なくとも50センチ、
出来れば60センチは欲しい植物です。
クリスマスローズと一緒に植え込むには
特に小球根がお勧め。
もっとも手がかからず、植え込んでから
3年から4年はそのままでも
しっかりと花をつけてくれるでしょう。
クリスマスローズの寄せ植えにお勧めの植物を
まとめたので是非参考にしてみてくださいね!
アジュガ
開花4〜5月
半日蔭でもよく咲くので嬉しい存在です。
栽培も比較的簡単なので、寄せ植え初心者にはお勧め。
冬の間も葉は枯れず、クリスマスローズの
開花終わり頃に咲くのでお庭が寂しくならないのは嬉しいですね。
スノーフレーク
開花4〜5月
スズランの花に似た姿ですがスノーフレークは
ヒガンバナ科で、スズランとは別の植物になります。
色鮮やかなクリスマスローズの寄せ植えに
真っ白な小花をつけるスノーフレークは
色のバランスも良くしてくれる人気者。
寄せ植えに悩んだらまずはスノーフレークが
いいでしょう。
原種チューリップ
園芸品種として、多くの品種が存在するチューリップ。
しかしクリスマスローズとの寄せ植えには、原種のチューリップがお勧めです。
花や葉の大きさがクリスマスローズとの
バランスを良くして品のあるお庭を演出してくれます。
球根を手に入れやすいことや、色彩も多いため
拘りたい人や鮮やかにしたい人にお勧めですよ。
ユリ
ユリの園芸品種は膨大な数に夏の代表的な球根植物です。
多くの品種があることから、色形も幅広く
クリスマスローズに適した品種や
お庭のイメージを損ねることのないものを
選別することができます。
植え込む時には日が直接当たらず、
クリスマスローズの大きな葉が日陰を作ってくれる
位置に植え込むといいでしょう。
クリスマスローズの選び方
花が咲いている株の購入は1月中旬以後にしましょう。
クリスマスローズハイブリットは
品種改良されてできた品種です。
クリスマスローズは本来、冬の植物では無く
春になり気温が高くなるにつれ咲いてくる春の植物です。
その為、温室栽培により冬場に開花した、
園芸店などで年末から年始にかけて出回る
クリスマスローズは翌年、購入時とは
違った色形の場合が見られます。
これらを避ける為、翌年以降も長く楽しむ
予定の方は自然に開花したクリスマスローズを
選ぶようにしましょう。
初心者で気をつけること
まずは出来る限り開花株を選び庭のデザインや
その他の樹木・草花などと合う色、大きさの
株を見極めて購入しましょう。
初心者の場合、新しい品種などの
クリスマスローズは避けましょう。
新しい品種のクリスマスローズは
価格が高くなっていたり栽培が
難しいなどの欠点が見受けられます。
まずは一般的と言われるようなシングルの
ホワイト・ピンクなどシンプルな
クリスマスローズを購入して、
クリスマスローズの栽培になれるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
寄せ植えと言っても、それぞれの性質や特徴
また色のバランスなど気をつけたい点は多いようです。
しかし寄せ植えと嬉しいところは
なんといっても、沢山の品種を楽しめることや
お庭のイメージをガラッと変えることができる点です。
ただ育てるだけではなく、それぞれの相性や
色・形など
自分オリジナルのお庭になるように
寄せ植えを楽しみながら行いましょうね!