マーガレットの花言葉!白・ピンク・黄色の色別の意味と由来は?

野に咲くマーガレット

今回はマーガレットの花言葉をご紹介します。

「お花をプレゼントすることは決まったけど、
メッセージはどうしよう…」

そんな経験はありませんか?

そんなときに、小さなカードにちょこっと花言葉を
添えるだけで、気持ちも伝わりやすくオシャレ度もupしますよ!

マーガレットとは?

野に咲くピンク色のマーガレット

   科   :キク科

  原産地  :アフリカ大陸西側のカナリア諸島
     →温暖な気候

開花時期:4~6月、10月~11月
     →一般的に春の花として扱われる

    色  :白、ピンク、黄色、赤、クリーム、薄オレンジ etc.

  咲き方  :一重、八重、丁字、ポンポン etc.

 特徴 :葉がギザギザしていて深い切れ込みがある

 

マーガレットの名前と由来

フランスギクの葉の拡大写真

マーガレットには別名があります。

  • 木春菊(日本)
    →葉の形が春菊に似ていて、年数が経つと
    木質化するため
  • パリ=デージー(フランス)
    →フランスでは「マーガレット=フランスギク」で
    私たちがいうマーガレットとは違う花を指す

※木質化・・・緑色の茎が、年数が経つと茶色く
       ゴツゴツとした木のようになること

※上記の写真が「フランスギク」
 →葉に深い切れ込みがない

 

マーガレットは、ギリシャ語で「真珠」を意味する
マルガリーテス(margrites)が語源です。
マーガレットの花が白く美しいことに由来しているそうです。

 

花言葉ってどうやってつけられているの?

幸せをよぶ四葉のクローバー

花言葉は、17世紀頃のイスタンブール(現:トルコ)
で発祥したといわれています。

やがてヨーロッパ…世界へと広まっていき、
その土地土地のイメージで自由に作られていきました。

そのため、花言葉は一つではなく、また国によっても
違う意味を持つということになったのです。

 

日本では花に携わる人たちが、花の特徴と四季に注目して
作ってきたそうです。

現在でもそれは変わらず、花卉業界の団体が中心となって
作っています。

しかし、生産者が消費者から募集して命名することもあり、
私たちにも花言葉をつけられるチャンスがあるようです。

 

マーガレットの花言葉:全般

白いマーガレットの拡大写真

 

  • 恋を占う
  • 信頼
  • 誠実
  • 貞節(妻が夫以外の男性に身も心も許さないこと)
  • 真実の愛
  • 心に秘めた愛
  • 優しい思い出
  • 私を忘れないで
  • 真実の友情

マーガレットの花言葉:色別

野に咲く色とりどりのマーガレット

花言葉:「秘めた愛」

こんな人に・・・

  • ずっと好きだった彼女に
  • 照れくさくて素っ気ない態度をとってしまう両親に
  • ピュアな人に
  • ナチュラルテイストが好きな人に

ピンク

花言葉:「真実の愛」

こんな人に・・・

  • 彼女や奥さんに
  • 大好きなあの人に(男女問わず)
  • 可愛らしい人に
  • 可愛らしいものが好きな人に

黄色

花言葉:「美しい容姿」→華やかな花姿に由来

こんな人に・・・

  • 美に敏感に人に
  • 元気のいい人に
  • いつも明るい人に

 

マーガレットの花言葉の由来

由来1:花占いに使われた花

花びらを使って、
「好き…嫌い…好き…嫌い……」と恋の花占いをした
思い出がある方は結構いるのではないでしょうか?

昔から、この花占いに使う花の代表花だったマーガレットは、
「恋占い」という花言葉をつけられたといわれています。

 

※ちなみにフランスでは、
「愛している…少し愛している…とっても愛している…全然愛していない」
と占うそうです。

由来2:女神アルテミスに捧げられた花

ギリシャ神話に登場するアルテミスは若い女神です。

彼女に捧げられた花がマーガレットだったため、マーガレットの花言葉には
アルテミスに関係するものが多いのです。

彼女は異母姉妹である処女神アテナに憧れて自身も処女神になりました。
(=「貞節」)

その名に恥じぬよう、永遠に処女であることを誓い、従者にも同様の誓いを
求めました。(=「真実の友情」)

夫を作ることをしない彼女には、共に生きる仲間のような存在が必要だったの
かもしれませんね。

しかし、この従者たちが心から愛する者と結ばれたときは快く送り出したと
言われています。(=「信頼・誠実・真実の愛」)

彼女自身もオリオンと恋に落ち、その関係は周りの神々が皆認める程でした。
(=「秘めた愛」)

ただ彼女の弟であるアポロンだけは大反対でした。
乱暴な性格のオリオンが原因で、アルテミスがたてた誓いが破られることを
危惧していたのです。

そこでアポロンはオリオンを海上に呼び出し、アルテミスにそれを弓で射るように
言いました。

男並みの弓の腕を持つ彼女は、自分の力を疑われているのだと勘違いし、
遠く離れた海上の的が愛するオリオンだとは知らずに放ってしまします。

アルテミスは死者を蘇らせることができるアスクレピオスに助けを求めましたが、
オリオンが生きて帰ってくることはありませんでした。
(=「優しい思い出・私を忘れないで)

彼女の父ゼウスは、宇宙に輝くオリオン座に変えて傷ついた娘の心を慰めたと
いわれています。

何色のマーガレットを贈るか迷ったときは!

手で電球を持っている写真

「沢山花言葉があることはわかったけど意図に合わない…」
「花言葉で合わせるとなんだか見た目が…」
ということもありますよね?

そんなときは・・・
「相手の好み」を第一優先に考えてみて下さい!

可愛いものが好きな人へ送るなら、ピンクや白。
シンプルなものが好きな人へなら、一重咲きのタイプ。 etc.

花言葉も大事ですが、あくまでもアクセサリーくらいに
思っておいたほうがいいかもしれません。