サンスベリアを増やすときや株を小さくしたいときは、
株分けをしましょう。
増やし方は他に葉挿しという方法もありますが、
腐りやすかったり斑入りの種類は緑の葉になるので、確実に増やしたいときや斑入りの葉のままがいいときは株分けがおススメです。
サンスベリアの株分け時期や株分けのコツ、そして株分けのあとに枯らさないための管理方法を紹介します。
目次
サンスベリアの株分けの時期
サンスベリアの株分け時期は、
5月~8月頃です。
15℃以上あるような温かい時期に株分けをしましょう。
株分けでは根が傷んで弱りやすいので、
寒くなる前にやりましょう。
時期は目安なので、気温が適しているときに株分けをしてください。
サンスベリアの株分け方法
サンスベリアの株分けについて紹介します。
「土」
排水性が良い土。
「サンセベリアの土」か自分で配合した土(赤玉土5:腐葉土4:川砂1)。
観葉植物の土を使うときは、赤玉土を加えて排水性をさらに良くするといいようです。
株分けのときや株分け直後は肥料はあげません。
「植木鉢」
株分け後の株の大きさに合った鉢。
大きすぎる鉢では根腐れしやすいので注意。
「ハサミ」
良く切れる清潔なハサミなど。
株分けの方法
葉がある程度伸びたら株分けをしましょう。
- 鉢から株を取り出す。
- 土を少し落とす。
- それぞれに葉がつくように地下茎(土の中にある太い茎)で切り分ける。
- 元の株も切り分けた株も1日~数日間、陰干しする。
- 植木鉢に鉢底石・ネットや用土を入れて植え付ける。
サンスベリアは葉だけが土の上に出ていて、茎(地下茎)が土の中にあります。
サンスベリアの株を切り分けた後に陰干しすることが大切です。
太い地下茎の切り口から出る水分で腐らせないようにするためと、切り口から菌に感染しないようにするためです。
地下茎や根はきちんと土の中に埋めて植え付けましょう。
サンスベリアの株分けをしたら、その後の管理方法も大事ですよ。
株分け後の水やり
サンスベリアの株分けをしたら、特に1か月くらいは管理方法に気をつけましょう。
サンスベリアの株分け時期は夏なので、株分け後の置き場所は室内になります。
強い日に当てないようにしてください。
そして、とても大事なのが水やりです。
株分けをした後は、数日~1週間くらいは水やりをしない方がいいようです。
カラカラになっては枯れてしまうので、ほどほどに放置したら水やりを!
その後は、土がしっかりと乾いて数日経ったら水をたっぷりとあげるようにします。
もし、株分けをして枯れてきてしまったら、葉を横に切って葉挿しをして新たに株を増やしておくといいかもしれませんね。
サンスベリアのおしゃれな飾り方
株分けで増やした株は、もう一つの株と同じ植木鉢に植えて対にして飾るとおしゃれです。
特に、上にすらっと葉が伸びる一般的なサンスベリアはその飾り方がよく合いそうですね。
陶器鉢に植えたり、プラスチックの鉢に鉢カバーをつけたりして、
おしゃれに飾ってください。
まとめ:サンスベリアの株分けのコツ!
サンスベリアの株分けのコツは4つ!
- 5月~8月頃(気温が15℃以上の温かい時期)にやる。
- 用土や植木鉢などは適したものを使う。
- 株を切り分けたら数日間、陰干しをする。
- 株分け後は数日~1週間くらい水をあげない。
株分けの時期や方法、そして株分け後の水やりなどに気を付けて枯らさないようにしてくださいね。
1か月くらい経って元気に育っていたら、
適期であれば肥料をあげ、寒くなるにつれ水やりの頻度を減らして育ててください。