個性的な姿や育てやすい面から人気の高いドラセナは品種も多く、
贈り物としても重宝されています。
また「幸福の木」とも呼ばれ風水にも広く使用されているそう。
今回はそんなドラセナの品種を一覧にしてみました!
それぞれの特徴などをふまえてご紹介していきます。
目次
ドラセナについて
学名:Dracaena
科・属名:リュウゼツラン科・ドラセナ属
英名:Dracaena
別名:ドラゴンツリー・幸福の木
原産地:熱帯アフリカ
開花期:不定期
花の色:白、薄ピンク、薄オレンジなど
ドラセナは熱帯アジアを原産とした常緑性樹木です。
その種類は50種以上とされており、
同じドラセナでも品種ごとで姿型は大きく異なります。
寒さに弱い面を持つものの、丈夫で生命力も強いため
育てやすい観葉植物の一つです。
ドラセナの種類
それではさっそくドラセナの種類をご紹介していきます!
葉の形や模様、色まで様々なので
是非お気に入りの種類を見つけてくださいね。
コンパクタ
コンパクタはドラセナの中で数ある種類の中で最も小さな種類です。
その名の通り葉が密集して生えることで、
コンパクトに育てられることが特徴。
他の種類に比べてゆっくり成長するため枝がいろいろな方向に
伸びて広がることなく長期間楽しむことができます。
葉は光沢があり濃い緑色をしています。
耐陰性が高く丈夫な為、室内栽培にも適しています。
ソング・オブ・インディア
黄色い斑で縁取られた葉が鮮やかさが特徴的な種類。
ドラセナの中でも幹が柔らかく、
葉もよく茂って茎が分枝するため葉の重みで
幹が垂れ下がることもあるでしょう。
日光にしっかり当てることで
より葉の黄色が鮮やかになりますよ。
サンデリアーナ
光沢のある葉に白や黄色のストライプ模様が入っている。
枝分かれはほぼせず、上に伸びていくことで
すっきりとした姿が楽しめます。
ミリオンバンブーとも呼ばれ日本はもちろん、
中国などでも縁起の良い観葉植物として知られています。
茎を歪曲させて固定することで、
カゴのようにアレンジされて販売されているものもあり
インテリアにこだわりたい場合おすすめの種類。
トリカラー
トリカラーはドラセナのなかでも
特に鮮やかな色合いの種類。
コンシネを改良品種したもので、コンシネのような細長い葉に
赤・黄・緑の3色のトリコロールカラーのストライプがあることから
「トリカラー」と名付けられた。
バーリー
ドラセナの新種類であるバーリー。
成長が遅く容姿が乱れにい。
葉も硬質で傷が付きにくいため管理がしやすい
ことから人気があります。
ドラセナの中でも日陰に強くストライプ模様も鮮やかなことが特徴です。
「強運」という花言葉にぴったりの力強い姿ですが、
サイズも小型なものから茎のある大きなものまでさまざま。
レモンライム
光沢のある剣状のグリーンの葉に白いストライプ模様が特徴。
耐陰性が高いため、室内のなかでもキッチンや寝室など
日に当たり辛い場所でも元気に育ちます。
フラグランス
香りの良い花を咲かせる種類。
フラグランスは、幹が太く葉の模様の
濃淡が美しい種類です。
熱帯地方で自生するフラグランスは
6mを超える大木に成長します。
株が成長して充実すると白い花を咲かせることもありますよ。
この花の香りが良いことからフラグランスと言われていて、
和名ではニオイセンネンボクと呼ばれています。
花が咲くことは非常に珍しいのでじっくり鑑賞したいところですが、
長く咲けばそれだけ木の栄養分を取られてしまいます。
もし観葉植物として楽しみたいのならば、
花は早めに切ることをおすすめします。
ハワイアンサンシャイン
ハワイアンサンシャインは流通量が少なく、
ドラセナの多くの種類の中では希少品種とされています。
ツヤのある葉は濃いグリーンに黄色のストライプが鮮やかで、
幹は節がありスッキリとしています。
葉が垂れにくく、斑も消えないことも特徴のひとつです。
葉の模様はマッサンゲアナに
似ているため間違えないよう注意しましょう。
レフレクサ
ドラセナの中では実は意外と少ないグリーン1色の葉が特徴。
葉は薄くて細長い。
ドラセナの中でもゆっくり成長する種類で、
よく枝分かれします。
先端だけに葉がたくさん付き、幹の部分が
露出している個性的な姿をしています。
ドラコ
ドラコはカナリア諸島で樹齢1000年の
ドラコが発見されるなど高い生命力があります。
このことから「長寿の木」と言われています。
ドラコは葉が肉厚で耐寒性が強く、ドラセナのなかでは
珍しく庭木として地植えすることもできますよ。
また幹を傷つけると赤い樹液が出ることから、
「竜血樹」や「ドラゴンツリー」とも呼ばれています。
リキ
細長く肉厚な葉が落ち着いた雰囲気で個性的なドラセナの種類。
グリーン一色の種類やライムグリーンの
ストライプが入る種類があります。
またシャープな葉はねじれながら
成長するという特徴を持っています。
日が当たらないと葉の発色が悪くなるため、
室内の明るい場所で管理しましょう。
ワーネッキー
爽やかなグリーンの葉に白のストライプが美しいドラセナです。
ワーネッキーの枝変わりの品種である、
アオワーネッキーは、耐陰性に非常に優れるため、
室内であれば場所を選びません。
耐寒性は低く、10℃以下に気温が下がる季節になったら、
温かい部屋へ移すようにしましょう。
カンボジアナ
光沢があり柔らかな細長い葉っぱが美しい種類。
高級感とシンプルな姿は男女共に人気が高いです。
冬は5℃以上あれば育つほど丈夫で育てやすいため
初めてドラセナを育てる人にもおすすめです。
ドラセナをお洒落に飾ろう!
インテリアプランツとしても人気の高いドラセナ。
お部屋の雰囲気に合わせて種類を選ぶことで、
よりレベルの高いお部屋作りができますよ!
置き場所は?
置き場所に困ったらまずはカーテンや
ブラインド越しの日光が当たる場所を探しましょう。
ドラセナは日陰に強いものが多いのですが、
基本的には風通しが良く、
日当たりの良い明るいところを好む観葉植物です。
あまり日に当てないと葉の色が悪くなったり
茎が弱るので注意しましょう。
葉焼けを防ぐために、真夏の直射日光を避けた
明るい日陰で管理します。
耐寒気温は観葉植物ドラセナの品種によって
若干差がありますが、10℃以上あればどれも大丈夫です。
コンシンネの種類は茎が日光の方向に
伸びて曲がるので、時々鉢を回してあげましょう。
インテリアのテーマに合わせよう
ドラセナはその種類の多さから、インテリアのテーマに
合わせてぴったりの種類を探し見つけることができます。
テーマと色合いをもとに部屋に
ぴったりのドラセナを選びましょう。
悩んだ場合は、まずは”コンパクタ”や
”レモンライム”などシンプルなものから飾りましょう。
特にどのドラセナにも合うインテリアテーマとしては
シンプルモダンやシックモダン調がおすすめです。
シンプルモダンとはいわゆる「華美な飾りの少ない現代的な空間」のこと。
色彩も統一されている場合も多いため、
シャープでまとまり感のあるドラセナはぴったりですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回はドラセナの多くある種類の一部をご紹介しました!
一部だけでも種類によってさまざまだということがわかりますね。
ドラセナは環境でも大きく姿が変化する面白い植物です。
原産地である熱帯地域では全長20mにもなるドラセナがあるほど。
育てることに慣れてきたら珍しい種類や
お気に入りを見つけてみてくださいね!