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紫陽花の花言葉を上手に使う!
誰かにプレゼントする時に花言葉を知っておくと役立ちますよね。
何も知らずに、綺麗だからと贈ってしまっては、後味の悪いことになりかねません。
今回は、紫陽花に焦点を絞ってお伝えしようと思います。
紫陽花をプレゼントするとき、
花言葉を、知っておいたほうが贈る方も安心ですし、
相手にも間違いなく喜ばれますよね。
母の日のプレゼントでは、カーネーションと並んでとても人気があります。
最近では、結婚式のブーケや、アレンジメントにも使われています。
どうしてなの?と思われますよね。
それは、たくさんのお花が集まって咲いている姿から、
「家族の結びつき」という花言葉があるからなんです。
紫陽花のイメージは、別名に「七変化」とあるように、花色が変化することから、
よくないイメージを持っている方もいっらしゃることと思います。
その反面、「仲良し」などのよい花言葉もあるのです。
そこで、紫陽花の花言葉と色別の意味をまとめてみました。
紫陽花の花言葉の色別一覧!
紫陽花全体の花言葉はというと、
マイナスイメージでは、移り気、浮気、無情というもの。
一方、よいイメージとしては、仲良し、家族団欒というのがありますね。
では、色別の紫陽花の意味を見ていきましょう。
色 | 色別の花言葉 |
青 | 冷淡、無情、高慢、あなたは美しいが冷淡だ、清澄、知的、神秘、辛抱強い愛 |
白 | 寛容、ひたむきな愛情 |
紫 | 謙虚 |
ピンク | 元気な女性 |
色別では分類できないのですが、
ガクアジサイの花言葉は、謙虚、移り気、家族団欒、家族の結びつきなどがあります。
紫陽花の花言葉、色別の意味!
青い紫陽花
青色には、「冷淡、無情」思いやりがなく冷たいという意味の花言葉がありますから、
プレゼントにするときには注意が必要ですね。
一方、良いイメージの花言葉として、「清澄」は「澄みきって清らかなこと」の意味ですし、
「知的な人、神秘的」な雰囲気を持った人へのプレゼントには最適だと思います。
メッセージカードなどで、花言葉の意味を添えてあげるのが良いですね。
白い紫陽花
白色は、「寛容、ひたむきな愛情」といったよいイメージの花言葉ですね。
寛容とは、「心が広く、よく人の言動を受け入れる事、
欠点などを厳しく攻めない事」などの意味があります。
「ひたむきな愛情」という花言葉を添えて、
男性から女性へのプレゼント、プロポーズなどに使うと喜ばれそうですね。
白色は、純粋で潔白な感じがしますよね。
こちらも花言葉を一言添えるのをお忘れなく。
紫の紫陽花
紫色は、「謙虚」という花言葉ですね。
謙虚とは「控えめで慎ましいこと、すなおに相手の意見などを受け入れる事」ということ。
ごめんなさいの気持ちを表す時に贈るなどに使えそうですね。
ピンクの紫陽花
ピンク色は、「元気な女性」というフランスから来た花言葉ですね。
その言葉の通り、母の日のプレゼントにぴったりですね。
「いつまでも元気でいてね!」という気持ちが伝わりそうです。
もちろん彼氏から彼女へのプレゼントにも最適だと思います。
花言葉の起源!
花言葉って今では普通に使われていますよね。
けれど、この花言葉は一体いつから、どうやって始まったのか気になりませんか?
花言葉は、「花に思いを託して恋人に贈る風習」があるトルコが始まりだと言われています。
お花に思いを込めて愛を伝えるなんて、トルコの人はとってもロマンチックですよね。
花言葉が、世界に広まったのは?
イギリスで、イスタンブール大使夫人だった、メアリー・W・モンタギュー夫人。
トルコの風習である花言葉の文化を、1717年にイギリスで本にして出版したのが、
広まるきっかけとなったようです。
そして、もう一人オーブリー・ド・ラ・モトレイが、
1727年にスウェーデン王カール12世の宮廷に招かれた際に、
紹介したことも、広まるきっかけになったようです。
続いて、イギリスからフランスへと伝わりました。
フランスでは、上流社会の間で好意を寄せている人や、悪口、批判などを、
花や植物にたとえて詩にすることが流行っていました。
それが花言葉に変わったのは、1819年にシャルロット・ド・ラトゥールが、
フランスで出版した「Le Langage des Fleurs」(花の言葉)。
この本が一大ブームを巻き起こし、人々が、花言葉を使うようになっていったそうです。
それに続いてアジア、アフリカへと広がっていったとされています。
日本に伝わってきたのは、19世紀末の明治初期とされ、
最初は、伝わったままの言葉が使われていたようですが、
いつからか、日本独自の花言葉が作られて現在に至ります。
書籍により花言葉が違っているのは?
それは、文化圏が違うことによるイメージの違いが原因とされます。
海外から伝わった花言葉と、日本独自のイメージで作られた花言葉があるため。
ということは、誤解のないように、
自分が伝えたい花言葉は添えてプレゼントするのがベターですね。
紫陽花の花言葉のまとめ!
花言葉に込められた意味を上手に使って、相手に喜ばれるような、
贈り物上手になりたいですね。
同じ花色でも、良いイメージと良くないイメージの花言葉があるので、
プレゼントする時には気をつけけないといけませんね。
最後になりましたが、紫陽花には色褪せるというイメージがありますので、
お見舞いや仏花としては贈らないようにしましょう。