秋・冬になると草花は枯れて、
何だかもの寂しくなってしまいませんか。
秋に、庭で枯れているツルがあればそれをリースの土台にすることもできますね。
秋や冬らしい実・ドライフラワーでリースをつくって、玄関などに飾ってみてください。
ナチュラルリースの基本的な作り方や、
秋・冬のリースにピッタリな実・葉・花素材を紹介します。
目次
ナチュラルリースの作り方
まずは、ナチュラルリースの作り方を簡単に紹介します。
リースの土台の作り方
リースの土台になるものは、
100均で買うか、自分で手作りして用意してみてください。
① ツルを使った作り方
リースの土台にできそうなツルが身近にあったら、ツルを切って作ってみてください。
太めのツルがあれば、最初にそれだけで好きな大きさの輪を作ります。それから、他の細めのツルを好きなボリュームになるまで絡めて作りましょう。
細めのツルなら、束ねてひねるようにしながら輪にして、端は絡めたりワイヤーで縛ったりして作ってみてください。
② 小枝を使った作り方
厚紙や段ボールなどをリースの形に切り、
広い集めた小枝をボンドやグルーガンなどで接着するだけで、リースらしくなります。
③ 厚紙を使った作り方
厚紙やスポンジ(オアシス)などをリースの形に切り、その上にモス(フェイクグリーン)やドライフラワーなどを付けて覆うだけ。
片面に飾り付けをしたら裏側は平らなので、半立体的なリースになりますね。
その他、太いワイヤーで輪を作って土台にしたりもできます。
素材の飾り付け方
リースの土台に素材を飾り付ける方法を紹介します。
主に、接着剤を使って飾り付けると思います。
ボンドでもいいですが、グルーガンとグルースティックを使うとすぐに付くので楽です。(熱を使うので火傷に注意。)
ツタのリース(土台)を使う場合は、
茎が付いているようなものなら隙間に挿し込むこともできます。
モミのような植物をリース全体にびっしりと付けるときは、斜めに寝かせながら付けていきます。
その他、きちんと固定するためにはワイヤーも使ってみてください。
飾り付けたいドライフラワーをいくつかの小さな束にして、ワイヤーで土台に縛り付けることもできます
秋のナチュラルリースでおススメの素材一覧!
秋のナチュラルリース作りにおススメの素材を紹介します。
身近にいい素材があれば取ってきて、シリカゲルなどで乾燥させて準備しましょう。
自然のものを使うとシックな落ち着いたリースになると思います。
実だけや花だけ、葉だけ、穂だけ…でもいい感じになります。
素材~秋らしい実
まずは、
定番の身近な実といえば…
“どんぐり”
“松ぼっくり”
これらは身近で拾えそうですよね。
他には、赤い実や黒い実などもアクセントになります。
“赤い実”
- ツルウメモドキ
- サンキライ
- ペッパーベリー
- バラの実(ローズヒップ)
など。
“黒っぽい実”
ブラックベリーなど。
“ドライフルーツ”
見て楽しくなるリースを作りたいときにおススメの素材です。
“ハス”
ハスの実は、和風な渋いリースにも合います。
素材~葉
“ユーカリ”
ユーカリは殺菌効果などもあるので、
ちょっとした風邪予防にもなるかもしれません。
素材~花
“アジサイ(アナベル)”
アナベルをリースのベースとして沢山付けるのもお洒落です。
茶色く変色しても、また違った趣があります。
“センニチコウ”
センニチコウなどの丸い形の花だけでリースを作ると可愛いです。
“キバナセンニチコウ”
“ワレモコウ”
黄色っぽい花を入れて明るくしたいときは、
“マリーゴールド”
“ヘリクリサム”
などもいいですよ。
ブルー系の花は、
“ブルーサルビア”
“ラベンダー”
などがあります。
素材~穂
秋といえば「収穫の秋」。
穂でリースを作るととても秋らしいです。
※稲などアレルギーが出る素材は使わないようにしてください。
“麦“
“稲”
“ススキ
“猫じゃらし”
“スモークツリー”
煙のようにふんわりとしていて、
柔らかな温もりのある秋のリースにピッタリです。
その他の素材~小物など…
リスなどの置物や
リンゴ、カボチャ、シナモン、リボンなど。
冬のナチュラルリースでおススメの素材一覧!
冬らしいリースの素材を紹介します。
先ほど紹介した素材も合いますね。
- 松ぼっくり
- 赤い実(ツルウメモドキやヒイラギなど)
- 黒い実(ブラックベリーなど)
- スモークツリー
- ユーカリ
- アジサイ(アナベル)
- センニチコウ
- ブルーサルビア
- ラベンダー
その他…
“針葉樹”
モミなど。
冬といったら、針葉樹のクリスマスツリーやリースですよね。
“ラムズイヤー”
羊の耳のような毛の生えた葉が特徴的。
“カスミソウ”
細かな白い花は、何に合わせても良く合います。
赤い実などと合いそうです。
雪のような印象になりそうですね。
“バラ”
赤いバラや白いバラをリースにつけたら上品です。
“綿”
自然の綿だとふわふわしているので、
ナチュラルリースにはおススメです。
冬といえば雪!松ぼっくりなどに絵具やスプレーで白く色付けしてみるのも冬らしくなりますよね。
マカロニを色付けして飾り付けてみても面白いです。
育てながら楽しむリース
造花やドライフラワーでリースを作るのもいいですが、育てて飾れるハンギングリースを作ってみるのもいいですよ。
専用の土台に用土(ベラボンなど)を入れて花を植え付けて、それを育てながら飾っておけます。
ハンギングリースの土台は、通販で2000円前後で買えます。
まとめ
どうでしたか。
紹介した素材は、秋・冬のリースに良く使われている素材です。
これ以外にも、素材になる植物などが沢山あります。
自分で育てている植物を使ったり、秋や冬に花屋さんで見かけた花を買って使ってみたりしてください。
ドライフラワー向きの花があればドライフラワーにしてリースに飾り付けたり、ドライにしにくい花ならハンギングリースに植え付けて楽しむのもいいですね。
ちょっとした風邪予防に、ハーブのリースを作るのもいいですね。
秋なら赤・オレンジ・茶色、
冬なら赤・白・緑色の素材を使うと、季節感がでます。
ぜひ、秋・冬にオリジナルなナチュラルリースを作って飾ってみてください