冬のガーデニングでも重宝されているクリスマスローズは
多くの色形で冬の庭を明るく演出してくれます。
鉢植えで育てれば玄関先も華やかに彩ることができるでしょう。
しかし生育の早いクリスマスローズは
根詰まりも起こしやすい一面があり、
植え替えが必要となります。
今回は地植えと鉢植えの植え替え方法の違いや
時期などをまとめてみました!
是非参考にして植え替えを成功させてくださいね。
目次
クリスマスローズを知ろう!
科名:キンポウゲ科
学名:Helleborus
別名:レンテンローズ ヘレボラス
原産地:ヨーロッパ 西アジア
草丈:30cm~60cm
主な開花期:12月-4月
クリスマスローズは毎年花を咲かせる多年草です。
ひと株で何年も咲かせることができるのも
人気の理由のひとつです。
しかし、何年も同じところに植わっていると
根の伸びるスペースが無くなってしまうことも。
結果的に根詰まりを起こして、枯れたり
花付きの悪くなる原因ともなります。
そこで根詰まりを防ぐ為に植え替えを行いましょう!
鉢植えは勿論、地植えでも寄せ植えで
窮屈になってきたり、日当たりの関係で
移動したいなどの理由でも植え替えは行うもの。
次にクリスマスローズの植え替え時期や植え替え方法をご紹介します!
植え替えをしよう!
それでは早速植え替えを行いましょう!
植え替えには適した時期があります。
ここを間違えると花付きが悪くなってしまったり
上手く育たなくなるので注意してくださいね。
- 植え替えの時期
クリスマスローズの植え替えは
生育期の10〜3月に行います。
時期をずらして植え替えを行うと、
枯れたり花付きの悪くなる原因となるので
注意しましょう!
鉢植えの場合
クリスマスローズの鉢植えは、
市販のクリスマスローズ用の土と、
株よりも一〜二回り大きな鉢を準備します。
植え替えの前日に手で持って軽く
固まるくらい土を湿らせておきましょう。
- 7号(直径21cm)以上の大きな鉢は底に
軽石を敷いてから鉢の1/3ほど土を入れる
6号(18cm)以下の鉢なら、そのまま
土を鉢の1/3ほどいれる。 - 下処理をした株を鉢の中心に置く
株がぐらつかないように土を周りに入れる - 鉢の縁から下2〜3cmまで土を入れる
- 翌日の朝、鉢のそこから流れ出るくらいたっぷりと水を与える。
地植えの場合
土の準備を進めていくところが鉢植えと違います。
これは、雨の影響で酸性に傾いている土を
クリスマスローズが育ちやすい
中性〜アルカリ性の状態に整えておくためです。
以下の手順にしたがって準備をしておけば、
植え替えの手順自体は鉢植えと変わりません。
- クリスマスローズを植え替える風通しのよい
半日陰の場所を選ぶ - 植え替える株よりも一〜二回り直径と
深さのある大きな植え穴を掘る複数植えるときは、株同士の間隔を
50〜60cmほど空けて穴を掘る - 掘り起こした土に腐葉土や苦土石灰を混ぜて
1週間以上寝かせる - 植え替えの前日に掘った穴に水を注ぎ
土を湿らせる - 下処理した株を地面に対して水平より
少し高くなるよう植え替える - 植え替えの翌日の朝、水やりをする
まとめ
植え替えは手間がかかりますが
綺麗な花を咲かせる為には必須です。
クリスマスローズは丁寧にお世話をする事で
何年も楽しむことができます。
これを機に植える場所を変えてみたり
新しい鉢にしてみるなど
楽しみながら植え替えを行なってみましょう!