コスモスは花びらが薄く水分が少ないので、
押し花やドライフラワーにしやすいです。
コスモスの押し花やドライフラワーの失敗しない作り方、
それらを使ったアクセサリー・インテリア作りの方法も紹介します。
目次
コスモスの押し花の作り方
きれいに咲いたコスモスの花や茎・葉・つぼみなど、
押し花にしたい部分を切って集め、花・茎葉に切り分けておきます。
次に、コスモスの花を綺麗に押し花にするためのコツを紹介します。
平らな花びらはそのままでいいのですが、
つぼみや花の芯(花の中心の黄色い部分)は厚みがあり水分が多いので、
ひと手間を加えると後で綺麗に仕上がります。
つぼみは、裏にする部分をカッターで縦に少し削り落としておきます。
花を横向きで押し花にしたい場合は、花の芯を取り除きます。
準備ができたら、すぐに押し花にしてみましょう。
シンプルに花を本に挟んで押し花にする方法は、乾燥するまでに時間がかかります。
そうなると、花の色が綺麗に残りません。
今は、押し花の作り方は、他の方法が流通しています。
家庭にあるようなものを使って短時間で出来る、
コスモスの綺麗な押し花の作り方を2つ紹介します。
~アイロンを使った押し花の作り方~
『用意するもの』
押し花・アイロン・雑誌・新聞紙・ティッシュ
※雑誌がなければ硬い本・図鑑など。
『押し花の作り方』
- 雑誌の上に新聞紙を5枚くらい重ねて広げます。
- その上にティッシュを被せます。
- ティッシュの上に押し花にする花などを並べます。アイロンの下に納まる範囲(スチームが当たらない範囲)で並べるのがコツです。
- 押し花の上にティッシュを被せます。
- アイロンを低温にしてティッシュの上から30秒くらい当てます。
- アイロンを離して粗熱がとれたらまたアイロンを10秒当てます。
- アイロンを離して粗熱がとれたらまた10秒当てる…を何度か繰り返します。
- 乾燥したらコスモスの押し花の完成です。
小さい子供と一緒に作るときはやけどに気を付けてください。
危ない場合は、他の方法がいいですね。
~レンジを使った押し花の作り方~
【必要なもの】
押し花・電子レンジ・段ボール2枚・キッチンペーパー2枚・輪ゴム2つ
【コスモスの押し花の作り方】
- 段ボールを小さい板状に同じ大きさで2枚切り取ります。(※レンジに入る大きさ。)
- 切った段ボールを1枚置き、その上にキッチンペーパーを1枚敷きます。
- 敷いたキッチンペーパーの上に押し花にしたいコスモスの花などを並べます。
- 並べた花などの上にキッチンペーパーを1枚被せ、その上に段ボールを1枚のせます。
- 最後に、その積み重ねたものに輪ゴムを2つかけて固定したら準備完了です。
- それを電子レンジに入れて加熱します。(600Wなら1分くらい?)
- 加熱しすぎないように気を付けて、時々取り出して確認しましょう。
- 花などが乾いていたら完成です。
きれいな押し花になっているか時々確認するのに少し手間がかかりますが、
1度やって加熱時間などコツをつかめば、次にやるときは簡単にできそうですね。
以上が、身近なものでの押し花の作り方でしたが、
押し花を作るための商品もあります。
押し花乾燥シートに花を挟んで重りを乗せておくだけ。
シンプルな押し花の作り方と同じですが、押し花シートを使うことで早く綺麗な押し花が作れます。
乾燥シートや必要なものが揃ったキットです。
これらの商品を使うのも手軽に作れるのでいいですね。
コスモスの押し花で作品作り
コスモスの押し花が出来上がったら、何を作りたいですか。
押し花を使って色々なものが作れるといいですよね。
どんなものが作れるか紹介します。
参考にして好きなものを作ってみてください。
押し花を使ったしおりの作り方
「作り方1」
- 牛乳パックをしおりの形に切り取り、牛乳パックの表の印刷面をはがします。
- はがした面を裏にして、つるつるの面に押し花を重ならないように並べます。
- 押し花の上にティッシュかトレーシングペーパーなど薄い紙を被せます。
- 上からアイロンを当て、くっついたら、はみ出た部分を切り取ります。
- パンチで穴を空け、紐・リボンを通したら完成です!
牛乳パックでなくても、画用紙などに押し花や和紙などをボンドなどで貼ってもいいですね。
「作り方2」
ラミネートフィルムでしおり形に切った紙や押し花を挟んで作れます。
ラミネーターが必要ないラミネートフィルムが100均などに売っています。
押し花のピアス・アクセサリーの作り方
クリスタルレジンという透明な液を使って、
コスモスの押し花をアクセサリーにすることができます。
《用意するもの》
押し花・クリスタルレジン(1液タイプ)・シリコンシート・ピアスの金具・丸カン・丸ヤットコ・平ヤットコ
《押し花コーティングピアスの作り方》
- シリコンシートの上に押し花の花びらを1枚ずつ並べます。
- 花びらの上にクリスタルレジン(1液タイプが使いやすい)を少し垂らします。
- つま楊枝などで液を花全体に広げます。(気泡は楊枝でつぶします。)
- 日に当てるか、UVライトに当てて硬めます。
- 硬くなったら、花びらを裏返してまた液を垂らして楊枝で広げます。
- 花の上の方に、丸カンを液に少し入るようにおき、そのまま硬めます。
- 花の両面がきれいにコーティングできていたらOKです。
- 花の上の方につけた丸カンに、ヤットコを使って丸カンやピアス金具をつけたら完成です!
他にも、ピアス金具の代わりにストラップをつけたり、
シリコンの型に押し花を入れて作ったり、
透明のスマホケースにレジンで押し花をコーティングしたりできます。
その他、押し花を台紙に貼って額に入れて飾ってもいいですね。
コスモスのドライフラワーの作り方
シンプルなドライフラワーの作り方は、吊るして自然乾燥させますが、
押し花と同じく、早く乾燥させたほうが色あせにくく綺麗なドライフラワーになります。
花が完全に開いていないくらいの元気なコスモスを用意してドライフラワーにしましょう。
コスモスの綺麗なドライフラワーの作り方を紹介します。
~シリカゲル(乾燥剤)を使ったドライフラワーの作り方~
作り方は簡単です。
- タッパーなどの密閉できる容器にドライフラワー用シリカゲルを半分くらいまで入れます。
- その中に、切ったばかりのコスモスを入れます。
- コスモスの花の上からシリカゲルを満タンまで入れます。
- フタを閉めて、日の当たらないところにおいておきます。
- 1~2週間くらい経ったら中を確認して、花が乾いていたら完成です!
※使用済みのシリカゲルは、色が青からピンク色っぽく変わったら、
レンジなどで加熱すると元通りの色になり、繰り返し使えます。
完成したら、お洒落に部屋に飾ってみませんか。
コスモスのドライフラワーのインテリア
”ボトルフラワー(フラワーボトル)”にするとお洒落です。
※ボトル(瓶)に花とシリカゲルを入れたもの。
空き瓶にコスモスを入れて、シリカゲルを少し入れフタをするだけ!
フタの上にトレーシングペーパーやリボンなどの飾りをつけて飾りましょう。
瓶に曇りガラスのスプレーをかけてもお洒落になります。
~まとめ~
コスモスの押し花は、電子レンジやアイロンで早く綺麗に作れる!
コスモスのドライフラワーは、ドライフラワー用シリカゲルを使って放置するだけ!
簡単に作れるので、コスモスの押し花・ドライフラワーを沢山作って、
お洒落・可愛いしおりやアクセサリー、インテリアなどを作ってみてください。