うつむいて咲くシクラメンのお花はどんな花言葉があるのでしょう。
お花のイメージは清楚な雰囲気なのですが・・・。
クリスマスプレゼントなどの贈り物にしようかと考えているなら、
花言葉を知ってメッセージをきちんと伝えたいですね。
さて、どんな花言葉があるのでしょう。
目次
シクラメン全体の花言葉
シクラメンの全体の花言葉は12個見つかりました。
嫉妬・猜疑・疑惑
この3つは、あまり良い花言葉ではないです。
人を疑ったり、妬んだりといったネガティブな感情を表していますね。
もし、こんな気持ちがあって花を贈るなら、
あえて花言葉を知らせずに花を贈ると、相手は企みがばれているかもと慌てるかもしれませんね。
ちょっと、怖い花贈りになりますが、気持が伝わるかもですね。
過ぎ去った喜び
どうしてこんな花言葉が生まれたのでしょう?
ヨーローッパではシクラメンの花は「離別」や「解散」などを意味するからかもしれません。
内気・はにかみ・恥じらい・謙遜・遠慮・躊躇
この花言葉たちは、花が下向きに咲く姿から、生まれました。
「内気」、「はにかみ」、「恥じらい」、「謙遜」、「遠慮」全て、控えめな感じの言葉ですよね。
「躊躇」はあれこれ迷って決心できないような意味なので、少し違うけれど似たような言葉です。
花言葉に添えるには少しどうかなと思いますが、使い道はありそうです。
私の切ない愛を受け止めて
この花言葉は、中世ヨーロッパの俗信からきているのではないかと思われます。
シクラメンの球根を刻んで、パーンケーキに入れて焼いたものを、
好きな人に食べさせると自分を好きになってくれるという言い伝えがあります。
「内気」や「はにかみ」の花言葉と合わせて、「私の思いを花に託しました」なんていう風に、
この花言葉を使って愛の告白なんていうのもありですね。
絆
この花言葉は、シクラメンの花が冬の間、リビングできらびやかに咲き、
家族の絆を深めるという意味からきているようです。
なるほどね。家族団らんのイメージなのですね。
クリスマスプレゼントに「絆」という言葉を添えて贈るのは如何でしょう。
また、「絆」という言葉から、プロポーズにも使えそうですね。
シクラメンの色別の花言葉
シクラメンの花色別にも花言葉がありますので見てみましょう。
青、紫色のシクラメン
- 想いが響き合う
- 恥ずかしがり屋
- 遠慮
ピンクのシクラメン
- 憧れ
- 希望
- 恥じらい・内気
赤色のシクラメン
- 合理性
白のシクラメン
- 温かい心
- 純粋
- 純真
- 気遣い
- 綿密な判断
- 思いやり
パステルカラーのシクラメン
- 理解
シクラメンをプレゼントにしてはいけない時
シクラメンのお花をプレゼントにするときに気をつけたいこと3つ。
ヨーロッパではシクラメンは、「解散」「離別」を意味し、結婚式や祝賀会などでは使いません。
日本とは文化や風土が違うので、意外な花言葉などがありますので、
欧米の方への花のプレゼントはよく調べてから、贈りましょうね。
シクラメンという名前から、死、苦しいということを連想するので、お見舞いなどには向きません。
シクラメンは基本鉢花ですから、病院のお見舞いに使われる方はいないと思われますが、気をつけましょう。
鉢花は、「寝付く」=「根付く」と嫌われますよね。
シクラメンの花の和名「カガリビバナ」ということから、新築のお祝いには向きません。
シクラメンのお花が炎のように見えることから名付けられた「カガリビバナ」。
家が燃えてしまうということを連想するので避けましょう。
シクラメンの俗信
効果があったかなかったかは不明ですが、いくつか面白い言い伝えがあったのでご紹介しますね。
古代ローマ時代〜16世紀頃
- シクラメンの地下茎が、蛇の噛み傷を治す薬効があるとされ、家の庭に植えられていたそう。
- 球根を粉にしたり、刻んだりしてパンケーキを作り、
好きな人に食べさせると自分を惚れさせることができるという媚薬としての言い伝え。 - 髪が抜けてきたら、シクラメンの葉を鼻の穴に入れると改善されるという言い伝え。
- 妊婦さんが、シクラメンをまたぐと流産するという言い伝え。
シクラメンの花言葉のまとめ
シクラメンの花言葉、使えそうなものありましたか?
猜疑や疑惑など、ちょっと使いにくいし誤解されそうなものがありましたね。
白いシクラメンは「純真」や「温かい心」など良い花言葉が並んでいました。
プレゼントに贈るなら白やピンクが無難かな、と思いました。
あまり良くないイメージの花言葉がありますので、しっかりと花言葉をメッセージとして伝えましょう。