ガーベラのドライフラワー&押し花の作り方!前処理や簡単に作るコツは?

ガーベラ

ガーベラのドライフラワーと押し花の作り方を紹介します。

ガーベラの花は厚みがあり、水分が多いです。
なので、自然乾燥でドライフラワーや押し花を作る方法は向いていません。

自然乾燥ではなく、綺麗に作る簡単な方法があります。
また、ガーベラの前処理も綺麗に作るポイントになります!

ガーベラのドライフラワーと押し花の
上手な作り方~飾り方まで紹介していきます!

ガーベラはあまり向いていない花なので、
綺麗にできるか分かりませんが、ぜひ試してみてください。

ドライフラワー・押し花に向いてる品種と色

ピンクのガーベラ

ドライフラワー・押し花に向いている品種は、”一重咲き品種”や”スパイダー咲き”です。

一重咲きでも、花の軸などに厚みがあって水分が多いです。
花びらが多い八重咲き品種だと、もっと乾きにくく、押し花にもしにくい形ですよね。

そして、おススメの色は明るい色です。

黄色やオレンジ、ピンク、白だと、明るくて可愛いです。
紅色や紫色の濃い花はシックになります。

ガーベラのドライフラワーの作り方

ガーベラの花

天気の良い日に、満開より少し前の状態のガーベラを摘んでください。

花を摘んだらすぐに、ガーベラの前処理をしてドライフラワーを作ってみましょう!

ドライフラワーの前処理

ハサミ

簡単な前処理ですが、綺麗に作るには大事です。

ハサミは良く切れるものを使いましょう。

花の付け根で茎を切り落として、花だけにします!

茎にも水分が含まれているので、ない方が乾燥しやすいからです。

茎が必要な場合は、ドライフラワーにする前に、
花の裏の茎を切り落としたところにワイヤーを刺しておきましょう!

ドライフラワーの作り方

ドライフラワーの作り方は簡単です。

「用意するもの」

ドライフラワー用乾燥剤(シリカゲル)

普通のシリカゲルよりも粒が細かいので、花びらを傷めにくいです。

ホームセンターや通販で買えます。

通販サイト
【楽天市場】ドライフラワー用乾燥剤

※100均で売っている普通のシリカゲルを使うときは、
食品に入っているようなパックに入ったものではなく、粒状のものを使ってください。

タッパー

100均に売っていますね。

ガーベラが入る大きさのフタ付きの容器を使います。

「ドライフラワーの作り方」

  1. タッパーなどのフタ付き容器に乾燥剤を少し入れます。
  2. その上にガーベラをのせます。
  3. ガーベラが隠れるまでゆっくりと乾燥剤を入れます。※吸い込んだり目に入ったりしないように注意!
  4. フタをして冷暗所に置いておきます。
  5. 1週間ほど経ち、花の芯まできちんと乾いたら完成です!
  6. ワイヤーが刺してある場合は、必要に応じて緑のフローラルテープを巻きます。

容器と乾燥剤を用意するだけで簡単に出来ていいですよね。

使ったシリカゲルは、再利用する方法もあります。
混ざっている青い粒がピンクになったら、耐熱容器に入れて粒が青くなるまでオーブンなどでゆっくりと温めます。

※フライパンで炒ると飛び散って危ないので気をつけてください。

出来上がったガーベラのドライフラワーは、色々なところに飾ってみてください!

 

ドライフラワーの飾り方

他のドライフラワーと合わせたりして、
自由にガーベラのドライフラワーを飾ってみてください。

センニチコウやバラのドライフラワーと飾っても可愛いです。

花色が長持ちする飾り方など色々な飾り方を紹介します!

密封できる瓶に入れて飾る

空き瓶

ワイヤーを通していない花は、シリカゲルと一緒に密封できる瓶に入れると長持ちします。

この飾り方なら、ワイヤーを用意して花に刺す手間がないので簡単です。

花瓶や瓶に挿して飾る

オレンジのガーベラ

花に刺してあるワイヤー部分に、緑のフローラルテープを巻きつけてから飾りましょう。

口の狭い瓶に数本挿すだけでも可愛くてお洒落です。

コップやワイングラスに入れて飾る

グラス

ガーベラのドライフラワーをコップやワイングラスに入れるだけでもお洒落。

ドライフラワーが少なくてもお洒落に飾れます。

シリカゲルも少し入れておけば長持ちしやすいです。

かごに入れて飾る

かご

少し多めにドライフラワーができたら、かごに飾るのもいいですね。

大きいかごを使うときは、かごの3分の2くらいまでスポンジなどで埋めて、
その上にドライフラワーの花をのせて飾れば、蒸れ予防にもなってよさそうです。

または、ワイヤーとフローラルテープで茎が作ってあるドライフラワーなら、普通にかごに入れて飾れます。

リースに飾る

リースの土台になるものを用意して、
ワイヤーが刺してあるドライフラワーは、ワイヤーをリースに巻き付けて飾ります。

ワイヤーを刺していない場合は、ボンドやグルーガン&グルースティックでリースに接着します。

吊るすための輪を作り、色々なものを飾りつけて完成です。

花束にして吊るして・置いて飾る

部屋

ワイヤーとフローラルテープで茎が作ってあるドライフラワーを、束ねてヒモやリボンで縛るだけ。

ラッピングすればもっと可愛くなります。

それを壁に吊るしたり、置いて飾るだけ。

その他、ガーベラのドライフラワーの綺麗な飾り方を色々見つけてみてください。

 

ガーベラの押し花の作り方

白いガーベラ

ガーベラを綺麗に押し花にするための前処理と作り方を紹介します。

押し花の前処理

ハサミ

「ガーベラの花だけを押し花にしたいとき」

花の付け根で茎を切り落とします。

できれば、ナイフやカッターで花裏を少し削ぎます。

「ガーベラの茎も押し花にしたいとき」

茎を花の付け根で切り離します。

できれば、ナイフやカッターで茎を縦半分に削ぎます。

花と茎は別々に押し花にするのがおススメです。

押し花の作り方

ガーベラの押し花の作り方を2つ紹介します。

「1つ目の方法」

押し花乾燥シートを使う方法です。

通販サイト
【楽天市場】押し花乾燥シート

押し花乾燥シートに前処理をしたガーベラを挟んで、上に重りをのせるだけです。

1週間程で完成します。

「2つ目の方法」

電子レンジを使う方法です。

厚みのある花なので綺麗にできるか分かりませんが、良かったら試してみてください。

用意するもの…段ボール板2枚・キッチンペーパー2枚・輪ゴム2つ。

  1. 段ボール板の上にキッチンペーパーをのせます。
  2. キッチンペーパーの上にガーベラの花などを並べます。
  3. 並べたガーベラの上にキッチンペーパー、その上に段ボールをのせます。
  4. 最後に、輪ゴムで2か所留めて全体をまとめます。
  5. 電子レンジに入れて何分か加熱します。
  6. 少し経ったら取り出して花を確認してみてください。キッチンペーパーが湿っていたら取り替えます。
  7. 何度か様子を見ながら加熱して、花がしっかりと乾燥して温かくなったら完成です。

他に、押し花を作る方法としてはアイロンを使う方法もありますが、ガーベラには不向きだと思います。

完成した押し花は、タッパーやジップロックなどにシリカゲルと一緒に入れて保管しましょう。

 

ガーベラの押し花の使い方

疑問

ガーベラの花は大きいので、しおりにするには少し大きすぎますよね。

押し花は、意外と使い道に迷います。

画用紙に貼って額に入れて飾る方法もありますが、
もっと気軽な使い道もあるので紹介します。

UVレジンを使う方法です!

紫外線で固まるUVレジンと押し花を使って、
オリジナルのスマホ・アイフォンケースやアクセサリーを作ることができます。

UVレジンなどは100均で買えます。

「スマホ・アイフォンケースの作り方」

スマホケース

用意するもの…スマホ・アイフォンケース、UVレジン、その他ラメなど。

100円ショップで全部揃います。

いらないファイルなどを下に敷いて、その上で作りましょう。

  1. ケースの上にレジンを少し垂らします。
  2. 楊枝などで伸ばしながら全体に薄く塗ります。
  3. 押し花を並べます。
  4. 押し花が剥がれなくなるまで日に当てて固めます。
  5. 押し花の上からレジンを垂らします。
  6. 満遍なく塗ります。
  7. 日に当てて固めたら完成です。

「アクセサリーの作り方」

用意するもの…不要なクリアファイルかシリコンシート、UVレジン、アクセサリーパーツ。

  1. クリアファイルかシリコンシートの上に、レジンを垂らします。
  2. 押し花の大きさにレジンを広げます。
  3. 押し花をレジンの上にのせます。
  4. 日に当てて固めます。
  5. 押し花の上からUVレジンを垂らして満遍なく広げます。
  6. 大きめの丸カンなどのアクセサリーパーツを、花の上部に半分浸けます。あとででも可。
  7. 日に当てて固めます。パーツをまだつけていないときは、少し柔らかいうちにキリなどでレジンに穴を開けておきます。
  8. しっかりと固まったら完成です。

 

ガーベラの押し花を作ったら、
気軽にスマホ・アイフォンケースやアクセサリーなどを作ってみてくださいね。

小物入れ用にするコップに貼り付けたり、アロマキャンドルや手紙などに貼り付けたりもできますね。

 

まとめ

ドライフラワーや押し花に向いている花は、朝顔やビオラなどの薄い花です。

ですが、水分の多いガーベラでも、
ドライフラワーや押し花を簡単に作る方法があるので、試してみてくださいね。

綺麗に出来なかった…というときは、
ガーベラを生け花として花瓶に飾って鑑賞してみてください。

もらったガーベラや自分で育てているガーベラを有効活用して楽しめるといいですね。