胡蝶蘭の種類・品種一覧!別名,見分け方,色の違いは?

くの色彩が販売されています。

また花の大きさなどでも分かれており
その華やかさは見るものの目を離しません。

その美しさは和名や別名にも表されています。

今回はそんな胡蝶蘭の別名の由来や品種の一覧、
また綺麗な胡蝶蘭を買うときに知っておきたい
見分け方など胡蝶蘭の事をまとめてご紹介します!

胡蝶蘭はどんな花?

学名:Phalaenopsis aphrodite
科・属名:ラン科・コチョウラン属
英名:Orchid
原産地:東南アジア(インドネシア・フィリピン・台湾など)
花の色:白、ピンク、赤、黄、オレンジ、青、紫、緑、茶

胡蝶蘭は花言葉に
“幸福が飛んでくる”
とあることからお祝いごとに重宝されています。

また開花時期も温室の場合周年であることから
販売用としても多く栽培されており
園芸用の鉢植えでは、ひとつの株で何十年と
楽しめる多年草として親しまれています。

その生態性から、栽培が難しいとされていますが
水やりや肥料があまり必要ない事などから
ズボラな人や忙しい人にほど綺麗に咲かせるとも言われます。

別名をファレノプシス(Phalaenopsis)
と言われ、これは学名であるファレノプシスアフロディテ(Phalaenopsis aphrodite)
を略したものです。

これらに共通するファレノプシス(Phalaenopsis)とは
“蛾のような”と言う意味です。

これは胡蝶蘭の花の形を表すもので、
和名の胡蝶蘭もその花の形から蝶が舞うように見えることからつけられています。

因みにアフロディテ(aphrodite)
とはギリシャ神話に登場する愛と美と性の女神アフロディテから来ています。

胡蝶蘭の種類

胡蝶蘭の種類は花の大きさに分けられ
贈り物をする場合まず種類を決めてから
色を選ぶというのが一般的になります。

大輪

【花の大きさ】11-15cm以上
【購入目的】見た目が豪華で華やかなため、開業・開店祝いなどの利用が多い

中輪

【花の大きさ】3-6cm程度
【購入目的】見た目が愛らしく育てやすいため、友人・知人・家族への記念日などのプレゼント利用が多い

小輪

【花の大きさ】2-4cm程度
【購入目的】小さく飾りやすいため、自宅用・お土産用の利用が多い

 

胡蝶蘭の色別・品種一覧

始めに紹介した通り、胡蝶蘭は実に様々な
色彩に溢れています。

一般的には白が有名ですが、グラデーションなどの珍しい品種もあり
それぞれの色彩を合わせた胡蝶蘭の贈り物は
華やかさが一層増す為、大変人気を集めています。

それぞれ色別に品種を一覧にしたので
お気に入りの胡蝶蘭を見つけてみましょう!

白の胡蝶蘭

・ヴィーナスポット

中輪

中心がほんのりピンク色になっている。

花弁全体は真っ白で、ブーケや記念日の
プレゼントにお勧め。

・アマビリス

中輪
全体に白くどんなシーンにも馴染む。

現在販売されているのは原種のアマビリスを掛け合わせたもの。

原種は花弁の形も様々である。

ピンクの胡蝶蘭

・ジェルフラワー

大輪

濃いピンク色

赤リップとの色合いが絶妙的。

大輪であることからブーケなどでも
生えるため重宝されている。

・ヴィーナスピンク

中輪

淡いピンク色が優しい印象を与える品種。

胡蝶蘭特有の華やかさに加えて可愛らしさもある為、
女性への贈り物にお勧め。

黄色の胡蝶蘭

・ライムライト

中大輪

鮮やかな黄色が特徴的な品種。

可愛らしすぎず、個性的でもあるので
開店祝いや受験合格のお祝いなどにぴったり。

・レモンパイ

中輪
鮮やかな黄色にオレンジリップがさし色になっている。

明るさもありながら何処か胡蝶蘭らしい凛とした姿が印象的。

赤の胡蝶蘭

・タイダサルー

中輪

濃い赤茶色

胡蝶蘭の中でも深い色合いが特徴的。

緑色の胡蝶蘭

・グリーンエレガンス

中輪

透けるような緑色と、濃い葉の色の
コントラストが印象的な品種。

青の胡蝶蘭

・ブルーエレガンス

中輪

薄い青から深い青色など
染色を用いて色をつけられている特殊な品種
染色が花脈を通って色付けられていることが
肉眼で確認できる。

 

綺麗な胡蝶蘭を見分けよう!

販売されている胡蝶蘭は大小様々ですが
その中でも綺麗な胡蝶蘭を見分ける方法があります。

難しくはないので、贈り物にする場合などはじっくり精査して購入してみましょう。

形で見分ける

1.花ひとつひとつが左右にバランスよい
2.花の大きさにばらつきがない
3.花の向きが揃っている

花で見分ける

1.輪数が多い
2.花弁に厚みと張りがある
3.花全体がみずみずしく咲いている
4.2列並んだ花がバランスよく咲いている
5.蕾が、花1本につき1〜2個程度ついている

葉で見分ける

1.艶と張りがある
2.肉厚で色が濃い
3.全ての葉の大きさが整っている

茎で見分ける

1.太くて弾力がある
2.根元から先端までまっすぐに伸びている
3.色が濃い

 

まとめ

品種や色彩の多い胡蝶蘭はまさに
お祝いごとにはうってつけの存在です。
大きさや色を決めて、とっておきの胡蝶蘭を選べば
贈った相手も必ず喜んでくれるでしょう。
是非こちらを参考にして最高の胡蝶蘭をプレゼントしてくださいね!