ニチニチソウの花言葉!色別の意味や言葉の由来を紹介!

ニチニチソウって夏に、毎日次々とお花を咲かせてくれて、
長い間お花を楽しませてくれるので夏花壇には欠かせないですね。

色も、白、ピンク、濃いピンクなど可愛い色も素敵です。

そんなニチニチソウの花言葉は一体どんなものがあるのでしょう。

意味や言葉の由来も知っておきたいですよね。

ニチニチソウってどんなお花?

白いニチニチソウ

原産地はマダガスカル、ジャワ、西インド諸島など、熱帯の常緑性の半潅木です。

日本では、耐寒性がないので一年草になります。

草丈は20〜60㎝のものがあり、花は5弁で赤、ピンク、白がよく見られます。

近年では、紫色のものやアプリコットの花色、また咲き方もフリンジ咲き、風車咲き、星咲きなど、
新しい品種も出てきてバリエーションが広がりました。

 

  • ニチニチソウは日当たりと水はけの良い場所を好みます。
  • 成長した苗は乾燥に強いですが、小さい苗の時は乾燥すると枯れてしまいます
  • 幼苗は水を十分にあげましょう。

 

日頃のお手入れとしては、咲き終わった花が落ちたら取り除きましょう。
葉っぱに付いたのをそのままにしておくと、カビが生えたりします。

また、花が終わった後にできる莢(さや)も摘み取りましょう。
種ができると、養分がそちらにとられてしまいます。

 

ニチニチソウの花言葉

紫のニチニチソウ

ニチニチソウの花言葉は「楽しい」、「優しい」、「友情」などの良いイメージのものが多いですね。

では、ひとつずつみていきましょう。

楽しい思い出

ニチニチソウの花の咲く様子が、寄り集まって楽しそうに見えるところからうまれた花言葉です。

楽しい追憶

追憶とは、過去のことを振り返って偲ぶこと、懐かしく思うという意味です。

仏壇に供えるお花として使われることがあるからでしょう。

楽しい追慕・追慕

追慕とは死者や遠く離れて会えない人などを、なつかしく思うこと。

こちらも仏花として使われることからこのような花言葉がうまれたのでしょう。

友情・若い友情・生涯の友情

友情とは、お互いを肯定する人間関係のこと。認め合える友達、自己犠牲できるほどの関係のこと。

毎日新しい花を咲かせるニチニチソウは、青春時代の若者が毎日新しいことを経験し、
友情を育み育てていくことから、こんな花言葉がうまれました。

優しい

ニチニチソウの花の柔らかな雰囲気からこの花言葉がうまれたのでしょう。

揺るぎない献身

献身とは、自分のことは顧みず、相手のために尽くすこと。自己犠牲ですね。

こんな花言葉を添えて、大切な人にプレゼントすると良いかもですね。

忘れえぬ思い

忘れえぬ思いは、懐かしく思う気持ち。

この花言葉も、ニチニチソウを仏花として供えるところからうまれたのでしょう。

 

ニチニチソウの花色の違いによる花言葉はある?

花色によっても花言葉が違うんですよ。

白いニチニチソウの花言葉

「生涯の友情」

白いニチニチソウ

 

ピンクのニチニチソウの花言葉

「優しい追憶」

桃色のニチニチソウ

 

花名・花言葉の由来

花名の由来

ニチニチソウ(日々草)は江戸時代に日本に伝わってきました。

初夏から秋まで毎日美しいお花を次々と咲かせ、
日々お花が絶えなく咲くことに由来し名づけられました。

 

また、花が咲く時期が長いことから、ニチニチカ(日々花)、ソノヒグサ、長春花(チョウシュンカ)、
四時花(しじか)、雁来紅(がんらいこう)などの別名、異名があります。

また、色鮮やかな花で人の目をひいたことから、花魁草(おいらんそう)と呼ばれたこともあるそうです。

花言葉の由来

花言葉の「楽しい思い出」は、美しい花をたくさん咲かせる姿がとても楽しげで、
子供の頃に楽しく過ごした夏を、いつまでも忘れたくないという気持からうまれたといわれています。

 

ニチニチソウには毒がある

白とピンクのニチニチソウ

気をつけてくださいね。

ニチニチソウには、10種以上のアルカロイドが、全草に含有されます。

小さな子供がいる家庭では、おままごとでお花を摘んで遊ばないように注意しましょう。

誤って食べると、全身に麻痺が起きますので要注意です。

また、脱毛などの副作用・毒性もあり、嘔吐や下痢程度では済まない事態になります。

多年草のツルニチニチソウにも毒がありますので絶対に口にしないようにしましょう。

 

まとめ

サーモンピンクのニチニチソウ

ニチニチソウの花の色は、ピンクや紅紫、赤、白色の他に、最近では濃い紫色やブルー系の品種もあります。

とても存在感があり夏花壇には欠かせませんね。

また、熱帯地方の花なので、日照りや乾燥にも強いため、初心者でも栽培しやすい花として人気があります。

乾燥に強いですが、カラカラに乾くと枯れてしまいますので、
プランターは表面の土が乾いたらたっぷり水をあげましょう。

庭植えの場合はほとんど必要ないですが、お天気が続いて乾燥している時や、真夏には水やりをしましょう。

十分な日照と高温がある限り咲き続けてくれますが、涼しくなってくるとだんだん花が小さくなってきます。

ニチニチソウの花言葉は「楽しい」「友情」など柔らかな花のイメージにぴったりのものでしたね。

種まきからでも育てやすいお花です。

発芽が上手くいくとたくさんの苗ができるので、華やかなお庭になること間違い無いですね。

可愛らしいニチニチソウをプランター、花壇に植えてみませんか。