ポインセチアの増やし方!挿し木の時期と方法、失敗しないコツは?

クリスマスに向けてポインセチアを増やしたい
と思っている方も多いと思います。

しかし挿し木は失敗もつきもの。

そこで今回はポインセチアの挿し木の方法や、
ポイント・コツなどをまとめてみました!

是非参考にしながら作業してください!

ポインセチアとは

科名:トウダイグサ科
学名:Euphorbia pulcherrima
別名:ショウジョウボク
原産地:メキシコ
樹高:30cm~5m
主な開花期:11月-1月

ポインセチアはクリスマスの定番として人気の植物です。

しっかりとかんりすることで、一つの株で
何年にも渡って楽しむことができます。

しかし種から育てることは難しく、一般的な栽培は苗から行います。

また増やしたい場合は既存の苗から挿し木を行うことが
確実かつ安定して行うことができます。

開花がすぎると、必ず切り戻し作業を行わなければならない
ポインセチアを切り戻しのついでに挿し木をすることで
手間を省きながら増やすことができるため、実行する人も多いでしょう。

 

ポインセチアと挿し木

ポインセチアを増やす場合は挿し木で行います。

剪定と同時に行うことが多く、
生育期が始まる頃に合わせて挿し木をします。

手間のかかる作業もありますが、
寿命が長いとされるポインセチアを増やすことで
1つの株から何年にも渡って楽しむことが可能です。

ポインセチアは栽培難易度が高く、
剪定・植え替えなどの作業を前年などに
経験してから挿し木に挑戦することで
作業をスムーズに進めることができます。

 

挿し木をして増やそう!

時期

挿し木は生育期が始まる5月〜7月頃に行います。

この時期を逃して挿し木を行うと、
親株の葉が落ちてしまったり、子株がうまく育たない
などの問題があるため、注意しましょう。

必要なもの

  • 剪定ばさみ
  • ピートモス
  • 発根剤

手順

  1. 7〜10センチほど枝を切り、
    枝の上の葉っぱを2枚から4枚を残してあとは落とします。
  2. 切り口から白い汁が出てくるので
    これを拭き取り、水につけて洗い流してから、
    発根剤に付けてから、ピートモスに挿して発根させます。
    ※発根まで一ヶ月ほど掛かります。
  3. 発根したら通常のポインセチア用の用土に植え替えます。

気をつけるポイントとコツ

  • 白い汁は傷口を塞ごうとして出すので、
    これをそのままにしていると、
    ポインセチアの管を塞いでしまって発根できません。
    その為、白い汁が出なくなるまで水につけて洗いましょう。
    また白い汁は手に触れるとかぶれるので、気をつけてください。手袋をして作業をしましょう。
  • 植えた後に8月に切り戻して脇芽を出させると失敗しにくくなるでしょう。
  • 株の天頂部…枝先の「天芽」の方が発根しやすいです。

 

まとめ

いかがでしたか?
挿し木は手間もかかり、作業が大変なので
なかなか踏み切れない人も多いですよね。

しかしコツやポイントをおさえながら行うことで
グッと成功率もあがるので是非やってみてください!

慣れてきたらたくさん増やす事もできるので
自分だけのポインセチアを楽しんでくださいね!