バラの花を長く楽しむことができるドライフラワー。
ドライにすることで、生花とは違った楽しみ方ができますよ。
バラをリースにして飾ってみたり、乾燥させた花びらをポプリにしても良いですね。
バラのドライフラワーを作る方法はどのようにすると綺麗な状態を保てるのでしょう。
飾り方や失敗しないコツなどを調べてまとめました。
目次
バラのドライフラワーの作り方
ドライフラワーの基本
花は晴れた日の午前中に摘みましょう。
新鮮なうちに不要な葉を取り除きます。
バラの花が5分〜6分咲きのまだ開ききっていないものを使うこと。
バラの花びらの多い品種は乾燥しにくいので避けたほうが良いでしょう。
自然乾燥法(一番簡単に作れる方法)
ドライフラワーに湿気は禁物なので、湿気の少ない時期に作りましょう。
*作り方
- 風通しの良い室内にゴムで束ねたバラの花を下にして吊るし、自然に乾かすだけ。
シリカゲル乾燥法
粉末タイプのシリカゲルを使うことで、綺麗な色と形を保ちながら作ることができます。
シリカゲルは園芸店や手芸店、ネットでも手に入れることができますよ。
少しお金はかかりますが、綺麗な花を求めるのならばこちらをおすすめします。
*作り方
- 花茎を1㎝程度残して切ります
- 密閉容器(タッパなど)にシリカゲルを3㎝ほど入れてから花を埋め込みます
- 花びらの隙間にもシリカゲルが入るようにピンセットなどを使う
- 約1週間で完成しますので、シリカゲルごと外に流すようにして取り出します。
- 花びらの隙間に入り込んだシリカゲルを振るって落とします
レンジを使ったシリカゲル乾燥法
レンジを使うことで、すぐにドライフラワーが出来上がります。
*作り方
- シリカゲル乾燥法の1.2.3.までの手順は同じ(容器は耐熱性のあるものを使います)
- タッパを閉めて、500Wのレンジで1分、30秒と様子を見ながら加熱します。
(レンジの機種や花の水分量により、出来上がりが違うので少しずつ様子を見ながら作ります) - 乾燥していたら出来上がりです。
加熱後のシリカゲルは熱くなっていますので火傷しないように気をつけましょう。
バラのドライフラワーの楽しみ方
飾る
リースにして玄関などに飾る
リースにバラのドライフラワーを飾り付けてお客様をお迎えすると素敵ですね。
箱に飾る
綺麗な空き箱などにバラのドライフラワーを埋め込むように飾ってみる。
バラだけで作っても素敵です。
色々な入れ物に飾る
お菓子やフラワーアレンジメントが入っていたカゴなどを再利用して飾るのもオススメ。
額の縁に飾る
100均などで売っているシンプルな写真立てなどに、
ボンドなどで飾り付けて可愛くデコレーションするのもオリジナル感いっぱいで楽しいですね。
紐に吊るして壁面を飾る
シンプルにおしゃれに吊るすだけというのもおすすめ。
そのまま置いて飾る
あえて何もせず、そのまま無造作に置いてみるっていうのもいいかも。
利用する
乾燥させた花でポプリを作り香りを楽しむ
お気に入りの器にバラのドライフラワーを入れ、アロマオイルを少し垂らし香りを楽しみましょう。
香りのサッシュを作る
乾燥させたお花をサシェにして楽しむ。
お風呂に入れる
乾燥させた花びらを袋に詰めてお風呂に浮かべてローズ風呂で優雅にバスタイム。
ボタニカルキャンドル・ジェルキャンドルを作る
ゆらゆらとロウソクの炎と香りに包まれて優雅な時間を過ごせそう。
作り方は簡単。耐熱のガラス瓶などに、ドライフラワーとパラフィンワックス、
ソイワックス、ジェルワックス、蜜蝋、ロウソクなどを入れて作ります。
ボタニカルキャンドルの作り方はこちら↓参考にしてみてね
[arve url=”https://youtu.be/iqr7vzczwOk” /]
アロマサシェ(ワックスバー)にして香りとお花を楽しむ
お部屋はもちろんクローゼットなどにもぶら下げて置くといいですね。
こんな可愛いバラのアロマサシェ(ワックスバー)はプレゼントにも喜ばれそうです。
ワックスバーの簡単な作り方はこちら↓
[arve url=”https://youtu.be/0XKaVWdFgUs” /]
ハーバリウムにしておしゃれに飾る
ゆらゆらと揺れているところが癒されそうで素敵ですね。
私もハーバリウム作りに挑戦してみようかな〜。
バーバリウムの簡単な作り方はこちらで観れますよ↓
[arve url=”https://youtu.be/RBGC4rshPgk” /]バラの花のドライフラワーまとめ
ドライフラワーは長く楽しめるのが魅力です。
記念にもらったバラの花を枯らせてしまいたくない!ってときに、
いつまでも思い出として残るようにぜひ作ってみてくださいね。
飾るのはもちろん、ハーバリウムも素敵だし、ポプリやキャンドルなどにすることができて、
ドライフラワーには楽しみ方がいっぱいありますね。
香りの強い品種を選んで作ると良いでしょう。
香りが少ない時は、エッセンスオイルを少し含ませて楽しみます。
自然乾燥でドライフラワーを作るコツは
- 開ききらない5〜6分咲きの花を使うこと
- 花びらの多いバラは乾燥しにくいので花びらが少なめのバラを使う
- 湿度の少ない時期を選び、晴れた日の朝にお花を摘むこと
- 新鮮なうちに不要な葉を取り除くこと
- 室内の風通しの良い日陰になる場所で作ること
などを守ると綺麗に作れますよ。
バラの花でドライフラワーを作って色々なアレンジを楽しみましょう。