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~千日紅の花言葉と由来~
「千日紅(せんにちこう)」
英名:Globe Amaranth(意味:球体・ヒユ科)/bachelor’s button(独身者のボタン)
独身者のボタンという英名は、
独身男性がポケットに千日紅を入れて恋人に会いに行き、出会った時の花の状態で恋を占ったことに由来します。
「千日紅」という名前は、
夏から秋にかけての長い間、紅色の花を咲かせ続けることに由来します。
ドライフラワーにしてもしばらく色あせません。
千日紅の花言葉の由来も、しばらく色あせないことからきています。
千日紅の色は紅色・赤紫色・桃色・白色などです。
濃い色ほど色あせしにくいです。
白色以外の千日紅が花言葉とぴったり合います。
(近縁種の黄花千日紅も同じ花言葉が当てはまります。)
では、どんな花言葉があるのでしょうか。
1つ目の花言葉…
[unfading love(色あせない愛)]
千日紅の濃い紅色の花がずっと色あせずに咲いているように…大切な人をいつまでも深く愛し続けていたいですね。
他にも似た意味の花言葉があります。
”色あせぬ愛”
”変わらない友情”
”情の豊かさを忘れない”
大切な恋人・家族・友人…などに感謝の気持ちを込めて贈りたい花言葉ですね。
(この花言葉は、黄花千日紅では、赤色の”ストロベリーフィールド”が当てはまります。)
2つ目の花言葉…
[immortality(不朽・不死・不滅)]
ドライフラワーにしてもしばらく色あせず、ずっと元気に生き続けているかのような千日紅のように…
いつまでも朽ちずに自分の色を保っていたいですね。
似た意味の花言葉は…
”不滅”
”永遠の命”
”安全”
”長寿”という言葉を使ってもいいかもしれません。
親の長寿を願ったり…安全祈願として贈りたい花言葉ですね。
誕生花・千日紅
千日紅は、8月14日、9月22日などの誕生花です。
他にもたくさん月日が決まっています。
ですが、もっと大まかで良い!という方におススメしたいのが…
開花期間(月)で決める方法です。
千日紅の開花期間は7月から11月。
この間に誕生日がある人に千日紅を贈ってみてはいかがでしょうか。
自分で愛情をかけて育てた千日紅の花束に花言葉を添えて…大切な人に贈ってみませんか。
千日紅の種のまき方
時期:5月頃(気温20~25℃程度)
千日紅の種は、深く埋めずに、ばら撒いてから薄く土をかけます。
ポットや育苗箱に種を撒くときは、種まき用土を入れて撒いた後、
本葉が4枚程になったら5号鉢くらいに1株、プランターや地植えは20cm間隔で植えつけます。
直接、種を鉢やプランター、庭、花壇などに撒いてしまっても大丈夫です。
鉢やプランターに使う土は、
赤玉土・腐葉土・川砂を6:3:1の割合で混ぜたものや、市販の土を選んで使いましょう。
作った土には緩効性肥料も混ぜておくと育ちが良くなります。
千日紅の育て方
千日紅の性質と育て方
日光を好みます。
日当たりの良いところで育ててください。夏の暑さにも強いですよ。
過度な多湿は苦手なので、水をあげすぎないでくださいね。
植えたばかりで小さいうちは特に、適度な水やりをしましょう。
鉢やプランターに植えた場合は、土が乾いたらきちんと水をあげてください。
庭などに植えた場合は、特に夏、カラカラに乾燥している時には水をあげましょう。
花があまり咲かない時は、リン酸の成分が多い液肥などを与えます。
千日紅は1年草なので、11月頃に花が終わると枯れてしまいます。
(黄花千日紅は多年草ですが、寒さに弱く枯れてしまうことも。)
千日紅の種を取ってまた育てることができます。
千日紅の種の取り方
千日紅の種は少し変わったところにあります。
カラカラに乾燥して茶色くなった千日紅の花を摘んで、ふわふわとした綿毛を1枚抜いてみてください。
その中(下の方)に小さな種が入っています。
種を指で下から押し上げるようにして取り出してください。
沢山種を取りたいときは、粗めの砂でまとめてこすり合わせると取りやすいようです。
※種を取り出さないで撒くと、発芽しにくくなってしまいます。
取った種は、日の当たらないところで保管して、また春に撒いてみてください。
千日紅の花束の作り方
千日紅が沢山咲いたら、花束にして誰かに贈ってみましょう。
綺麗な花が咲いた千日紅をたくさん用意してください。
そしたら綺麗に束ねて、最後に茎を適度な長さにカットし、紐で結びます。
色の濃淡のある千日紅を花束にするときは、
最初に1番濃い色の花を手に取って束ね、次は、2番目に濃い色の花を少し上に出して組み合わせる…
というように作るのもおススメです。
ラッピングをしたら出来上がりです。
花束以外にも、千日紅のドライフラワーを使って素敵なプレゼントが作れますよ。
詳しくは、他の記事で紹介しています。
~まとめ~
千日紅の花言葉:「変わらぬ愛」「不朽」…
好きな人に愛情を伝えたり…
いつまでも健康でいてほしい、変わらずにそのままでいて欲しいという想いを伝えてみては?
しばらく色あせずに紅色の花を咲かせる千日紅。
そんな性質に合った言葉を自分で考えてみるのもいいですね。
その花言葉を小さなカードに書いて、千日紅の花と一緒に、誰かの誕生日や記念日などにもプレゼントしてみるといいですね。