剪定鋏をお手入れすることの利点は、枝などの切断面が綺麗に切れるので、
植物のダメージが少なくなり、回復も早くなります。
剪定鋏を使った後のお手入れをきちんとすることで長持ちさせることができます。
でも、剪定鋏を研ぐのって難しそうですよね。
私も、実は苦手なんですよね。
私がいつもしている簡単なメンテナンス方法も交えて、剪定鋏の研ぎ方も詳しく解説いたしますね。
目次
剪定鋏の研ぎ方
用意するもの
- 乾いた布
- 砥石
- お手入れ用油
研ぎ方(ネジを外さない方法)
- 植物を剪定した後の鋏の汚れを布で拭き取ります。
- カシメと刃の側面に刃物用の椿油などを適量たらします。
- 上刃(ハマグリ刃)の先端部分に椿油を塗り、片方ずつ、刃の尖っている部分に砥石を当て研ぎます。
- 下刃(カマ刃)にも椿油をなじませます。下刃の角度に合ったダイヤモンドシャープナーなどを使って気をつけながら上下に押すようにして研ぐ。
- 下刃(カマ刃)の裏側は絶対に研がないようにしましょう。
歪みが出てしまい全く切れなくなってしまうことがあります。 - 最後に余分なオイルを布で拭き取ります。
ちょっと上級者向けと思われますが、ネジが外れるタイプの剪定鋏の研ぎ方の動画です。
とっても参考になりますよ。
[arve url=”https://youtu.be/b-3DOn960Ew” /]
剪定鋏のお手入れに必要な道具
- 乾いた布
拭いたり、砥石の下に敷いたりするもの。 - オイル
刃物用の椿油など - 砥石
岡恒の剪定鋏用の砥石は使いやすいと思います。
ダイヤモンドシャープナーがあると、アールのついた部分も上手に磨けます。 - ヤニとりクリーナー
こびりついた汚れを落とすのに便利です。 - 2000番くらいの細か目のサンドペーパー
鋏のヤニ落としや汚れ落としに使うとピカピカになります。
剪定鋏の長持ちする使い方
草花の剪定後はすぐに汚れを落とすことが大切です。
剪定ばさみに付いたばかりの汚れやヤニは水で落とせます。
時間が経ってしまって落ちないものは80℃くらいのお湯につけて、歯ブラシなどでこすると落ちますよ。
お湯につけた後は、刃物用の椿油などをつけておきましょう。
こびりついたひどい汚れはアルスの刃物クリーナーでふき取ると綺麗に落ちます。
そのままにしておくと鋏が錆びてしまうので、刃物用の椿油をつけて保管するようにしましょう。
放置しておいたりして錆が出てしまった時には、お助けグッズのクリーンメイトという錆取り・樹液落としがありますので使ってみるのもおすすめです。
使った後はきちんとお手入れすることで長持ちさせることができますので、
使ったら汚れを落とすことを習慣にすると良いですね。
もっとも簡単なお手入れ方法
私は、剪定バサミがヤニで汚れたなと思った時に、水を少し付けた2000番のサンドペーパーでササっとこすっています。
いろいろ考えなくてもよく、難しくないのが私向きなんですね。
とってもピカピカに綺麗になるし、簡単なのでオススメですよ。
こするときには、怪我をしないように刃が指に当たらないよう気をつけてくださいね。
まとめ
剪定鋏のお手入れ方法、研ぎ方は参考になりましたでしょうか。
切れない剪定ばさみを使っていると腕も手も疲れるし、怪我をする恐れもあります。
毎回使った後は、布で拭いておくだけでも違ってくると思います。
時間があるときには、サンドペーパーで軽くこするとピカピカになりますよ。
これ、本当に簡単でオススメです。
もっと時間があるときは砥石を使って本格的に研いでみるのもいいですね。
自分ではちょっと無理。という人もいるでしょう。
そういう人は、少しお金はかかりますが、プロにお任せするのもオススメです。
切れ味が良くなった剪定鋏で作業をすると効率が上がること間違いなしです。
自分でちょっと頑張って剪定鋏のメンテナンスをしてみませんか。