リンドウの花

リンドウは紫色の鐘形のお花を咲かせる山野草です。

このお花は、もともと涼しいところや高山などに自生していますので、
暖かいところは苦手です。

涼しいところがベストですが、育てやすい園芸品種も改良されて出回っており、
お庭でも育てることができるリンドウもあります。

植える場所や、お手入れをしっかりしてリンドウを咲かせてみませんか。

リンドウってどんなお花なの?

ピンクのリンドウ

北半球の高冷地に自生。

世界に400種類10節に分けられています。

 

リンドウ科[Gentianaceae]

一、二年草もしくは多年草、ごく稀に低木のものもある。

切り花として利用されているのは、エゾリンドウかリンドウ、またはその交配種。

薬用植物として利用される。(苦味健胃剤)

 

リンドウ属[Gentiana L.]

リンドウの属名は、G.lutea(黄色い花のリンドウ)の薬効を発見したとされる、
アドリア海沿岸にあったイリリアの国王であったゲンティウス(Gentius)の名前にちなみます。

 

花期

種類によっても違いがあります。

春咲きは3〜4月

一、二年草と多年草があります。

春咲き種はあまり耐暑性がないので、暖地栽培には向きません。

一、二年草

  • ガビサンリンドウ
  • コケリンドウ
  • ハルリンドウ
  • フデリンドウ

多年草

  • チャボリンドウ(アコーリス)
  • アングスティフォリア
  • クルシー
  • プンクタタ
  • ペルナ

 

秋咲きは9〜11月

秋咲き種は少し耐暑性があります。
夏場は遮光をするなどすれば暖地でも育てることができます。

ただし、赤色で書いている品種は高山性なので、暖地栽培には向きません。

  • エゾリンドウ
  • オヤマリンドウ
  • トウヤクリンドウ
  • ミヤマリンドウ
  • エゾオヤマリンドウ
  • シノ・オルナタ
  • ファーレリー
  • アサマリンドウ
  • イシヅチリンドウ
  • キリシマリンドウ
  • コベニリンドウ
  • モモイロイシヅケリンドウ
  • ヤクシマリンドウ
  • リンドウ

 

花径1〜2㎝の鐘形のお花を咲かせます。

 

草丈

これも種類によりいろいろあります。買い求める時によく確認しましょう。

10〜100㎝

 


Sponsored Link

リンドウの育て方

紫のリンドウ

リンドウは高山植物なので、暑いのが苦手です。

植える場所は、午後からは日陰になるようなところが良いでしょう。

もし、日陰になるようなところがない場合は鉢植えで育てて、
夏は日陰に移動させるなどしましょう。

 

水やり

水やりのイメージ

リンドウは乾燥を嫌います。

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとあげましょう。
水不足になると葉が痛んできます

 

※水やりをするときの注意点

葉や花に水をかけると病気になりやすいので、根元からあげるようにしましょう。

 

花がら摘み

花が終わったら摘み取ります。

放っておくと花数が少なくなります。

 

施肥

  • 2月上旬、固形肥料
  • 4〜6月、液肥を月2回(3要素同じ分量のもの。花工場など)
  • 10月上旬、固形肥料

 

剪定

  • 5〜6月

種をつけたくないときは花が終わったらすぐに切ります。

秋咲きの品種は、伸び過ぎるのを防ぐために5月中旬ごろに10㎝ほどに切り戻します。

 

冬の管理

地上部が枯れたら切り取ります。春に新芽が出ます。

根は生きていますので、水やりは忘れないようにしましょう。

 

株分け・植え替え

3〜4月には株分け、植え替えの適期です。

根を傷めないように注意しましょう。

 

地植えの方法

紫のリンドウ

3〜4月ごろが植え付け適期です。

土は山野草の土鹿沼土7割にピートモス3割混ぜたものを使うと良いでしょう。

リンドウの地植えってどういう場所が良いの?

  • 酸性の土壌を好むものには石灰を施しましょう。
    (稀に嫌うものがあります)
  • リンドウは日に当たらないと花が咲かないので、植え付けるのは風通しが良く、日当たりと水はけの良い場所を選びます。
  • 真夏は、高温多湿にならない風通しの良い半日陰になるような場所が最適です。

暑い地方でも地植えにできる?

  • リンドウはもともと、涼しい高山に自生しています。
    寒い地方の方が向いています
  • 春咲き品種や秋咲き品種の数種類は暖地には向きません。
    耐暑性のある品種を植えましょう。
  • リンドウは暑いのは苦手なので半日陰になるような場所に植えるか、
    寒冷紗で50%ほどの遮光をするなどが必要です。
  • 鉢植えで育てて、夏は涼しい場所に避難させる等するのが良いでしょう。

 

植え替えの時期

植え替えのイメージ

1〜2年に一回くらい行う。

根を切らないように注意して行うこと。

植え替えの適期

秋咲きの品種・・・2月下旬〜4月末

春咲きの品種・・・10月中旬〜11月末頃

 

リンドウの園芸品種

甘木リンドウ

福岡県の朝倉市で品種改良されたリンドウ。

比較的暑さに強く育てやすい。

  • 福姫(桃花)
  • 白寿(白と紫のストライプ)
  • 福寿盃(青)

 

安代リンドウ

岩手県八幡平市で生産。

国内シェア35%。日本一の生産量を誇る。すべてのリンドウがオリジナル品種。

  • クリスタルアシロ(白花にブルーの縞)
  • ジュエリーアシロ(ピンクの花で花弁の先が白)
  • シャインブルーアシロ(ブルーの花)
  • メルヘンアシロ(ピンクの花)
  • 安代のひとみ(ブルーの花)
  • ロマンスアシロ(濃ピンクの花)
  • プリンセスアシロ(濃ピンクの花)
  • 恋紅(世界初の赤色の花)

 

リンドウのまとめ

リンドウのお花は暑さにやや弱く、耐寒性が強いので寒い地方に向いています。

品種改良された暖地にも植えられる品種もあるので、ロックガーデンや涼しい場所を選んで植えてみると良いと思います。

 

リンドウは日光が当たらないと花が咲かないので、全くの日陰は向きません。

また、リンドウは乾燥に弱いので水やりも忘れないようにしましょう。

お気に入りのリンドウを上手に咲かせましょう。


Sponsored Link

記事が役に立ちましたら、シェアをお願いします!