アネモネの咲く季節や開花時期はいつ?どのくらいの期間咲くのでしょう。
アネモネのお花が店頭に並ぶのは、大体12月ごろから開花株や芽が出た株が売られ始めます。
開花株だと、花色や一重咲き?八重咲?などの咲き方を見て選べるので、
お気に入りを見つけやすいですね。
また、秋には球根も販売されますので、球根から育てるのも楽しいとおもいます。
春に種を蒔くモナリザという品種もありますね。
開花株を買うのもよし、球根から、種まきで育てるのも楽しいものですね。
目次
アネモネってどんな花?
地中海沿岸原産:ヨーロッパ南部〜地中海東部沿岸
キンポウゲ科・アネモネ属
花径:3〜5㎝
花の咲き方:一重咲き〜八重咲きと種類が多い
草丈:15〜50㎝
置き場所:風通しの良い日当たりを好みます。
自生している場所:夏は高温で乾燥し、冬は温暖で湿潤なところ。
アネモネの咲く季節と開花時期
アネモネはほとんどが春咲き
戸外で管理し自然開花させると、3月中旬から5月上旬までとなります。
ただし、12月ごろから開花株や芽が出た株が売られ始めます。
冬に購入した開花株は、日当たりと風通しの良い暖房の入っていない室内(10〜15℃)で管理します。
アネモネの夏から秋咲きの品種もある
アネモネ ラッフルドスワンという夏から秋に咲く変わり種もあります。
まだ新しい品種で、2011年にRHSチェルシーフラワーショーで「プラント・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞しました。
このスワンシリーズはスコットランドのナーセリーが作出。
シュウメイギクと原種のアネモネのルピコラとの交配種とのこと。
アネモネの一年
2月〜5月は開花時期となります。
- 自然開花させると春に咲きます。
- 水やりは、表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。
- 花が次々に咲く時期は、肥料もしっかりと与えます。
リン酸分の多い緩効性化成肥料を置き肥し、葉っぱの色が変色してきたら液体肥料も与えます。 - 落ちた花びらは拾いましょう。
放置すると、カビの原因になり、病害虫が発生しやすくなります。
6月〜9月末の間の夏は休眠します。
- 花が終わったら、風通しがよく日当たりの良い場所で管理します。
- 葉っぱが黄色くなって枯れてくるまで、肥料と水やりを続けましょう。
葉っぱが枯れたら水やりと肥料をやめて、球根を乾燥させます。 - 地上部がなくなった状態で休眠します。(水やりはしません)
そのまま鉢の中で乾燥させても良いですし、掘り上げて秋まで保管してもよい。
10月ごろから3月ごろの春にかけて生育します。
- 10月には、鉢のまま乾燥させた球根は、そのまま水やりを始めても大丈夫。
- 掘り上げた球根は、水苔を軽く湿らせたものに尖った部分を下にして、
1週間ほど吸水させ、芽が出てから植え付けましょう。 - 花壇や植木鉢に、深さ2〜3㎝、15〜20㎝間隔で植え付けます。
- 寒さには強いですが、霜には弱いので霜除をしましょう。
- 北海道など寒い地方は土が凍らない場所で管理しましょう。
- 寒さにあうことでつぼみができるので、戸外で育てます。
アネモネの種が採れたら?
アネモネは花がらを置いておくと、花が終わって1ヶ月ほどでふわふわした綿のような種ができます。
採った種を10月ごろに赤玉土などに蒔き、タネが隠れる程度に覆土し、乾かないように管理します。
上手くいくと翌年の春に花が咲きます。もし翌年に咲かなくても翌々年の春には花を咲かせますよ。
種は、カビが生えないように、乾燥剤と一緒に保管しましょう。
私は、採った種は冷蔵庫の野菜室で保管しています。
アネモネの花が咲く季節のまとめ
アネモネが咲く季節はほとんどの品種が春です。
ラッフルドスワンという品種は夏から秋に咲きます。
花は白色でフリルがかかり大輪となります。
萼の裏側が紫色になり白とのコントラストがとても綺麗なアネモネです。
アネモネは水揚げも良いので切り花にしてお部屋に飾るのも良いですね。
茎が空洞なので、水は浅めにして行けるのがコツです。
切り花の活力剤なども入れると長持ちしますよ。
いろいろな品種があり、花色も豊富なアネモネ、お気に入りを見つけて育ててみてくださいね。