バラ(薔薇)の花言葉!本数と色別(赤,紫,オレンジ等)の意味まとめ!

数ある植物の中でも最も贈り物などに使用されているバラ。

プロポーズにバラの花束を…という人も少なくないと思います。

花言葉を知っているとより心のこもった
贈り物をすることができるでしょう。

本数や色、部位などで変わってくるので
参考にしてください。

バラの名前の由来

バラの名前は、トゲのある低木の総称である
「イバラ(茨・荊・棘)」に由来しています。

漢字の「薔薇」はよく使用されていますが、実は
中国語から入ってきた名前で、
「そうび」や「しょうび」とも読むんです。

英名のrose”ローズ”は、ケルト語のrhod”ロッド(赤色)”
が語源であるといわれています。

本数で変わるバラの花言葉!

バラの贈り物といえば花束が鉄板ですが、
実は本数によってその意味も大きく異なります。

プロポーズや記念日などに合わせて本数を選んでみましょう!

  • 1本
    「一目ぼれ」「あなたしかいない」

  • 2本
    「この世界は二人だけ」
  • 3本
    「愛しています」「告白」
  • 4本
    「死ぬまで気持ちは変わりません」
  • 5本
    「あなたに出会えた事の心からの喜び」
  • 6本
    「あなたに夢中」「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」
  • 7本
    「ひそかな愛」
  • 8本
    「あなたの思いやり、励ましに感謝します」
  • 9本
    「いつもあなたを想っています」「いつも一緒にいてください」
  • 10本
    「あなたは全てが完璧」
  • 11本
    「最愛」
  • 12本
    「私と付き合ってください」
  • 13本
    「永遠の友情」
  • 21本
    「あなただけに尽くします」
  • 24本
    「一日中思っています」
  • 50本
    「恒久」
  • 99本
    「永遠の愛、ずっと好きだった」
  • 100本
    「100%の愛」

  • 101本
    「これ以上ないほど愛しています」
  • 108本
    「結婚して下さい」
  • 365本
    「あなたが毎日恋しい」
  • 999本
    「何度生まれ変わってもあなたを愛する」

 

色別バラの花言葉!

バラの花言葉は色によって愛情を示すものから
”信頼”のような万人向けのものなど大きくことなります。

伝えたいメッセージをこめてぴったりのバラを選びましょう!

  • 赤色
    「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」「美貌」
  • 白色
    「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」「清純」
  • ピンク色
    「しとやか」「上品」「可愛い人」「美しい少女」「愛の誓い」

  • 黄色
    「友情」「平和」「愛の告白」
  • オレンジ色
    「無邪気」「魅惑」「絆」「信頼」
  • 緑色
    「穏やか」「希望を持ち得る」
  • 紫色
    「誇り」「気品」「尊敬」
  • 緋色
    「灼熱の恋」
  • 濃紅色
    「内気」「恥ずかしさ」
  • 紅色
    「死ぬほど恋焦がれています」
  • 青色
    「夢かなう」「奇跡」「神の祝福」「不可能」
  • 黒色
    「貴方はあくまで私のもの」「決して滅びることのない愛、永遠の愛」
  • 虹色
    「無限の可能性」
  • 絞り模様の薔薇
    「満足」
  • ドット柄の薔薇
    「君を忘れない」

 

部位や種類別バラの花言葉!

通常花言葉は色や品種別で付けられますが
バラはなんと部位によっても異なります。

  • 赤いバラのつぼみ
    「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」
  • 白いバラのつぼみ
    「恋をするには若すぎる」「少女時代」

  • バラのトゲ
    「不幸中の幸い」
  • 多輪咲のバラ
    「プライド」
  • 一重のバラ
    「静かな愛と敬意」
  • 野バラ
    「優しい心」
  • ミニバラ
    「無意識の美」
  • まだトゲがついていないバラ
    「プラトニックな愛」

 

組み合わせで変わるバラの花言葉!

バラの花束といえば1色で作りがちですが
バラは組み合わせで花言葉もことなるので
オリジナルの花束もおすすめです。

  • 赤いバラの中に白いバラ
    「打ち解けて仲が良い」「温かい心」
  • 黄色のバラの中に赤いバラ
    「あなたがどんな不実でも」
  • バラのつぼみ3本と開花したバラ1本
    「あのことは永遠に秘密」
  • バラのつぼみ1本と開花したバラ2本
    「あのことは当分の間秘密」

 

鮮度によって違うバラの花言葉!

花はカットされてからみるみるうちに
鮮度が落ちていきます。

生花の花束などは購入してから
できるだけ早く水を与えないといけません。

更になんとバラはその鮮度によって花言葉も変わるので
花選びは注意しながら選びましょう。

  • しおれたバラ
    「はかない」「つかの間」
  • 白の枯れたバラ
    「生涯を誓う」

 

バラの花言葉にまつわる様々な伝説

花言葉の由来はギリシャ神話などの伝説が
由来しているものが実は沢山あります。

それはバラも例外ではありません。

神話を知ることでより花言葉や
花そのものを深く知ることができますよ!

伝説その1:赤いバラの花言葉の由来

赤いバラの花言葉に関する伝説は数多くありますが、
ここでご紹介するギリシャ神話が特に有名です。

愛と美の女神アプロディーテは、
アドニスという美しい青年を愛してしまいます。

ある日、アドニスは狩の途中でイノシシに殺されてしまいます。

アドニスの悲鳴が遠くのキュプロスまで届いた時、
急いで彼の元に戻ろうとしました。

その際、いばらを踏み白いバラの花も踏みつけてしまい、
彼女の足から流れていた血が花びらに付いてしまったのです。

みるみる白いバラは赤くなりました。

それからというもの、バラの木に赤い花が咲き出したそうです。

アプロディーテの紅涙が白いバラを染めたとも言われています。

このような神話から赤色のバラの花言葉は”愛”
まつわるものがつけられているようです。

伝説その2:白バラの花言葉の由来

ある時、維持神ヴィシュヌと創造神ブラフマーは、
この世で一番美しい花はなにか?という議論をしていました。

最初にブラフマーが「自分の生まれたハスが最も美しい」
という発言をした事から、最終的にどちらが最高神か?
という争いになります。

お互い譲らず、ヴィシュヌの宮殿ににいくと、
月のように白く美しい白いバラの木が。

そのバラのつぼみが開くと、中から後に
ヴィシュヌの妻となるラクシュミーが現れます。

あまりの美しさにブラフマーはひれ伏しながら

「ヴィシュヌ、あなたこそが最高神です。
あなたの庭園にはバラがあり、それがこの世で最も美しい花なのだから。」

と叫んだそうです。

ブラフマーは「深い尊敬」ヴィシュヌに伝えました。

このことが白いバラの花言葉の由来となっているようです。

伝説その3:白バラと死の暗示

聖歌隊の席に白バラが咲き、
その3時間後に修道士が死んでしまったそうです。

その後同じ出来事が幾度となく起こるようになり、
恐ろしくなった修道士は、
自分の席に白バラが咲いたときは隣の席に移動させました。

間も無くその白バラに関わった二人の修道士も亡くなり、
ようやく事態は収束したそうです。

このように、白バラは死の象徴されることも多く

  • 秋に『バラの王』と呼ばれる一つの柄に
    3個のバラの付いたものを見つけると不幸か訪れる
  • 遅咲きのバラは家族の死を意味する
  • 病人にとってバラの夢を見る事は死の暗示

といういわれもあるほどです。

伝説その4:紫のバラの花言葉の由来

フランスの守護聖人の聖ドニは、
あるとき見知らぬ森で迷ってしまいました。

お腹を空かせたドニが森にあった紫色の果実を食べると、
鹿の姿に変わってしまいました。

嘆いていると、その果実がなっていた
木がドニにこう語りかけました。

「私はエグランタインという王女です。
この荒野に生える紫のバラの食べればあなたは人間の姿に戻れます。
そのとき、私の身体を剣で切りつけてください。」

バラを食べたドニは人間に戻り、紫の果実の木を渾身の力で切りつけました。

木は炎と煙を上げて倒れ、そこから美しい王女が現れました。

紫のバラはこの出来事を記念してエグランタインと名付けられ、
実際にフランスではエグランタインというバラがあるそうです。

このような話から、誇り・気品・尊敬といった
人格や行いを感じさせる花言葉が付いたのかもしれません。

伝説その5:青バラの花言葉の由来

花の女神クローリスは、愛するニンフが死んだとき、
オリュンポスの神々に、
「死んだニンフを花の女王と言われるような花に変えてください」
と頼みました。

これにより、ニンフはバラの花に変わりました。

更にそのバラに、

  1. 美の女神アプロディーテが美を与え
  2. 西風の神ゼピュロスが雲を吹き飛ばし
  3. 太陽神アポロンが花に光を与え
  4. 3人の優美の女神が美、優雅、喜びを与え
  5. 酒の神ディオニュソスは神酒で香りをつけ
  6. クローリスが花びらに色を与えました

このようにしてバラは様々な色をつけるようになりました。

しかし青は冷たくて死を暗示する色だったので
青いバラだけは作らなかったそうです。

こうした理由で青いバラだけは存在しなかったのです。

実際、バラの遺伝子には青色を作る組織がなく多くの人たちが
青バラを作ろうと何年も挑戦し続けていました。

その難しさから青バラの花言葉である
”不可能”
がつけられたと言われています。

しかし、2004年に日本の大手企業サントリーが、
ついに遺伝子組み替えに成功し、
青いバラを作り出す事に成功しました。

この功績から新たに青バラの花言葉に
”夢かなう”
がつけられています。

 

まとめ

バラは植物の中でも花言葉の多い植物です。

組み合わせによってさまざまなメッセージを
込めた贈り物をすることができますよ。

是非これから贈り物をされる方は
参考にしてオリジナルの贈り物をしてください!