プルメリアのお花といえば白花に中心が黄色のものを見かけます。
プルメリアは幸福の象徴とされていて、香りがとてもよいお花ですよね。
ただ、寒さに弱いため、室内に取り込んだりしなくちゃいけないし、
栽培が難しそうと思いますよね。
そんなプルメリアの植え付けにあった土や、肥料の与え方を今回はご紹介しますね。
目次
プルメリアってどんなお花?
プルメリア6月〜10月ごろに花を咲かせ、日当たりを好む熱帯植物。
土があまりに湿りすぎるのは嫌うので水はけの良い土に植えましょう。
代表的な品種は8種類ですが、交配種が多く作出されており200種類以上あるとされています。
また、ラオス人民民主共和国では国花とされています。
- プルメリア属(Plumeria L.)
- キョウチクトウ科
- 熱帯アメリカ原産
中南米、東南アジア、メキシコなどに自生します。
プルメリアには毒性があるので要注意
プルメリアはキョウチクトウ科なので樹液に毒性があります。
作業をするときには手袋をしましょう。
汁がついた手で目をこすったりすると、ピリピリし、涙が止まらなくなるそうなので気をつけましょう。
中毒症状として次のものがあります。
- 嘔吐
- 不整脈
- 心臓麻痺
- 皮膚炎症
プルメリアの最適な植え替え時期
花が咲く前の春、4月〜5月ごろに植え替えるのがベストです。
鉢の底から根が見えてきたら植え替えましょう。
2年に1度くらいは植え替えるとよいですね。
最適な土の配合ってあるの?
プルメリアは寒さに弱いので、基本は鉢植えで育て、冬には室内に取り込む必要があります。
鉢植えの土の配合としてオススメするのは、水はけの良い土です。
植え付ける土の配合
観葉植物用や草花用の培養土を使うか、次の配合の土を自分で作って植え付けに使いましょう。
赤玉土小粒を6〜7割
腐葉土を3〜4割
植え付け方
今、植わっている鉢よりも2号くらい大きい植木鉢を用意します。
- 鉢底に軽石を敷く。
- 配合土を入れてから根を軽く崩した苗を置く。
- 土を植木鉢の隙間に埋め込む。
プルメリアの植え替えのわかりやすい動画がありましたのでよければどうぞ。参考になると思います。
[arve url=”https://youtu.be/ilXzC45wsTA” /]
プルメリアに与える肥料はどんなものが良い?
プルメリアが好む肥料の割合
- N(窒素)5:P(リン酸)10:K(カリウム)5
新芽や花芽が増え、花を多く咲かせるために、
リン酸を多く含む液体肥料や、化成肥料の置き肥がオススメです。
プリメリアにオススメの肥料
元肥には、マグアンプを4号鉢に4g、5号鉢の8g程度。
追肥には、1000倍に薄めた花工場を一週間に1回程度。ハイポネックスも同様に。
活性剤は、HB101を1000倍に薄めたものを与える。
液体肥料を与えるときの注意点
- 薄める規定量を守る。
- 与える間隔を守る。
- 他の農薬などと混ぜて使わないこと。
(化学反応が起きることがあり危険です。)
肥料を与えるのはいつ?
肥料は春から秋の成育期(5月〜10月ごろ)に与えます。
植え替えした直後〜2週間は根が傷んでいるので肥料は与えないようにしましょう。
肥料焼けを起こし、株が弱ります。
冬になって葉が落ちた休眠期には与えないように。
プルメリアの植え替えまとめ
プルメリアの植え替えは、春、八重桜が散った頃からが適期となります。
土は、観賞植物用などを使うと簡単です。
肥料は、成育期にリン酸を多く含むものを与えましょう。
地植えしたプルメリアは10月中には掘り上げ鉢に植え替えし、室内の明るい場所で管理します。
プルメリアは暑さには強いですが、気温が30℃を超えると、葉焼けしたりして弱ってきます。
半日陰になるような場所へ移動させてあげましょう。
また、寒さにはとても弱いです。
気温が10℃を下回るようになってきたら部屋へ取り入れましょう。
プルメリアを上手に育てて、可愛いお花と香りを楽しんでくださいね。