サンスベリアの花の咲かせ方!咲く条件や環境の整え方は?

サンセベリア

観葉植物であるサンスベリア。
一般的には縞模様や斑入りの葉を楽しみますよね。

花は簡単には咲きません。
だからこそ、花の咲かせ方が知りたい!と思ったりしますよね。

花が咲く条件や咲かせ方などを紹介します!

サンスベリアの花が咲く条件!

サンスベリアの花を咲かせるには条件があります。

ポイント   

  • 大きな株になっていること。
  • 良い環境で育っていること。

簡単にまとめると条件はこの2つになります。

良い環境というのは、置き場所の日当たり具合や気温だけでなく、水やりなどの育て方も含めてです。

大きく育ち環境が良いとサンスベリアの花が咲くようです。

良い環境とはどんなものなのかを次に詳しく紹介します。

サンスベリアの花の咲かせ方

サンスベリアの花の咲かせ方を紹介します。

その前に、サンスベリアとはどんな植物なのかを一度確認しておきましょう。

原産地 熱帯アフリカ(乾燥地)など
気温 寒さに弱く10℃以上必要。
日光 直射日光は苦手。特に夏は室内のカーテン越しの日光が適切。
多湿を嫌う。乾燥気味がいい。

サンスベリアの性質を知った上で、花を咲かせるための適切な育て方を確認してみてください。

置き場所

リビング

15℃以上の温かい時期は、外に置いて育てることもできます。
ですが、強い日光に当てると葉が焼けてしまうので避けてください。

室内では、なるべく明るい部屋の窓際などに置き、レースカーテン越しなどに柔らかな日を当てます。エアコンの風が当たらない場所に置きましょう。葉が乾燥してしまうからです。

夏の湿気は除湿したり換気したりしてジメジメしすぎないようにすると、サンスベリアも過ごしやすいかもしれませんね。

特に夏頃の生長期に適度に沢山日光に当てることで、充実した株になりやすいです。

水やり

じょうろ

サンスベリアの葉には水分が沢山含まれていて、乾燥に耐えやすくなっています。

基本的に、土が乾いたあと数日以上おいてからたっぷりと水やりをします。
こまめに少量の水をあげるような水やり方法だと根腐れしやすいです。

気温が低い時期ほど、水やりの頻度は少なくしてください。
気温が10℃以下になる冬~早春は水やりはほぼしないようにします。

受け皿にはなるべく水を溜めておかないようにします。
たっぷりと水やりをして受け皿に溜まった水は捨ててください。

水やりの他にも手入れがあります。
ときどき、サンスベリアの葉を濡れたティッシュなどで拭きます。
そうするとホコリが取れて、葉が日光を受けやすくなります。

肥料

肥料

肥料は5月~9月頃にあげます。
サンスベリアが弱っているときは無理にあげないでください。

固形肥料は2か月くらい、液体肥料は1週間くらい効果が持続するので、あげすぎないようにしましょう。

5月~7月頃に固形肥料を一度あげ、
8月~9月頃にまたあげるときは液体肥料をあげるとよさそうです。

観葉植物用の肥料でもいいですが、
「サンセベリアの肥料」という専用の肥料だと育ちが良さそうですね。

植え替え

2年に1度は植え替えをします。
鉢底から根が出ていたり、水が土に染み込みにくいというのも植え替えのタイミングになります。

なるべく、一回り大きな鉢に植え替えます。
植え替え前の鉢よりも極端に大きいと土に沢山水が溜まって、根が吸収しきれなくて腐ってしまうことが多いので気を付けてください。

使う土も大切です。排水性や通気性が良い土を使います。
「サンセベリアの土」か配合して作った土(赤玉土5:腐葉土4:川砂1)を使います。
観葉植物の土を使う場合は、赤玉土などを少し加えて排水性をさらに良くするのがいいようです。

鉢底石も底に入れて植え替えをしてください。

 

サンスベリアの花色と開花時期

疑問

サンスベリアの開花時期は、
8月~10月頃だといわれています。

花茎が伸びて、花びらが細かく裂けた白い小花が複数つくようです。

サンスベリアの花は香りもあるようです!
ジャスミンなどのような甘い香りといわれています。

香りもあると知ると、ますます花を咲かせてみたくなるのでは?

 

まとめ:サンスベリアの花の咲かせ方

サンスベリアの花の咲かせ方は、

  • 株を大きくすること。
  • 環境を良くすること。

サンスベリアに合った置き場所や育て方が大事です。

  • 直射日光やエアコンの風が当たらない明るい日陰に置く。
  • 水やりはしすぎないようにし、10℃以下になったら全くあげないか数カ月に一度あげる。葉も時々濡れたティッシュなどで拭く。
  • 肥料は5月~9月に固形肥料や液肥をあげる。
  • 遅くても2年に1度は植え替えをする。使う土はサンセベリアの土など排水性が良い土。

 

病害虫は少ないので、気温・日当たり具合・水やりの頻度・肥料・植え替えなどに気をつけて元気に大きく育てれば、いつか花が咲くかもしれません。

一度花が咲くと、株の大きさは十分な状態になっているので、
その良い環境を保っていれば毎年のように咲くかもしれません。

甘い香りがするというサンスベリアの花。
白い花や香りを楽しむために、花の咲かせ方を実践してみては?